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2 動乱の始まり編
079 ミリエルとの再会2
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「……分かった。お前たちの思惑に乗ってやっても良い。いずれエルフの森にも案内してもらえるか?」
「それは現状では難しい相談ね。私の父も含めて長老たちが許さないと無理だわ。考えてもみてよ。私たちの森を案内するということは、あなたに全てを知られるということでしょ。それはあなたへの信頼が完全なものとならないと無理よ。エルフ全体にとってのリスクが大きすぎる」
ミリエルの話はもっともなことだ。ジルに悪意があれば、森の構造を知った後、王国の軍を使って占領することを考えるかもしれない。それくらいの慎重さは、関係を持つ相手としてはむしろ好ましいと言うべきだろう。
「無理もない話だな。良いだろう、今はこちらもそれを求めはしない。いずれは行ってみたいがな」
「そうね、私たちの関係がもう少し深まってからまた考えましょう。私だって……」
ミリエルは何かを言おうとしたが、赤面して言いよどんだ。
「なんだ?」
「な、何でもないわよ! ……それよりまずはあなたへの借りを返すのが先ね。何か私にして欲しいことはないの?」
「ふむ……」
ジルはしばし考えた。実は頼みたいことがないわけではないが、ミリエルに実行可能かどうか分からない。
「帝国へは行ったことがあるか?」
「帝国? 神聖グラン帝国ね。ないわ。現状で我々と接点がないもの」
エルフたちのエルフの森はシュバルツバルトとだけ接している。エルフにとって直接の脅威とはならない帝国には関心がないのだろう。
「ではシュバルツバルトとの国境を越えて帝国領へ潜入できるか?」
「可能よ。私にならできるわ」
ミリエルは胸を反らし、自信をもってそう答えた。
「どうやってだ?」
「あなたもさっき見たでしょう? 私は透明化出来るのよ。余程のことがない限り、見つかることは無いわ」
「そうだ、あの魔法はなんだ? 俺がまだ知らない魔法だが」
ジルの知る魔法の中に、透明化する魔法は存在しないはずだ。ルーンカレッジの魔道書にも載ってはいない。ジルは自分の魔法の知識に自信がある。まだ自分が使えない魔法であっても、ほとんどの魔法は把握してるつもりだ。
「当然ね、あれは人間の使う魔法にはないもの。エルフの魔法よ」
「エルフの?」
「そうよ。エルフが古代より守ってきた我々独自の魔法体系があるのよ。人間の使う魔法と一部は重なっているけど、エルフにしか伝わっていない魔法もあるのよ」
「ほう、それは興味深い」
未知の魔法と聞けば、ジルとしても聞き逃すことはできない。自分が最も関心のあることだ。
「その魔法、俺にも教えてくれないか?」
「……それも私の一存では無理ね。エルフの魔法は私たちが太古から伝えてきた財産なの。長老の許可がなければ教えられないわ」
「まあそれも次の段階で、ということか。さっきの透明化の魔法もエルフの魔法なのだな?」
「インビジブル(透明化)の魔法ね。第三位階の魔法よ。偵察などの潜入に最適な魔法よ」
インビジブルの魔法は人間にとって非常に有用な魔法だろう、ジルはその価値の高さを理解した。
「しかし、そんな魔法が使えるなら、なぜロゴスで俺に捕まるようなヘマをやったんだ?」
「ちょ、ちょっと、私がドジ踏んだみたいに言わないでよ!」
ミリエルがさも心外だと言わんばかりに食ってかかる。
「インビジブルを使っていたけど、城を出るところでちょうど魔法が解けたのよ。油断したわ」
「本当か? 魔力が切れたんじゃないのか?」
「ち、ちがうわよ! 私がそんなヘマするわけないでしょ」
ジルは含み笑いを噛み締めた。このエルフ娘はからかうと面白い。だが、そろそろ真面目な話に移るべきだろう。
「それでだ……それならお前に頼みたいことがある。帝国にエルンスト=シュライヒャーという人物がいる。“帝国軍を支える一柱と呼ばれる優れた将軍だ。彼の周囲で情報を探って欲しい」
「それでは漠然とし過ぎてるわ。どんな情報よ?」
ミリエルの質問はもっともだ。
「探ってもらいたいのは、彼がいま何を考えているのか、だ。私は彼が何か悩んでいるのではないかと考えている。彼の側にいれば何か書いたり、独り言をつぶやいたり、家人と話すこともあるだろう。それを探ってもらいたい。それと彼が誰と会ったのか、そして彼を見張っている者が居ないかのかも合わせて調べて欲しい」
「見張っている者? 私の他にその男を探る者いるってこと?」
「ああ。彼は帝国で高い地位についている軍人だが、もしかしたら帝国内で微妙な立場に置かれているかもしれないのだ」
ジルはミリエルにレミアが死んだ経緯について話した。
ルーンカレッジの魔法戦士レミアは、ジルやサイファーとともに軍事演習に参加中アルネラ王女誘拐事件に遭遇、三日月形の傷の男に殺害されたこと。レミアはエルンストの娘であり、弔問に訪れた際に傷の男のことを話すと態度が急に変わったこと、恐らくはエルンストが何かしら知っていること、など。
そしてジルはレミアの手向けとして真実を明らかにしたい、その正直な心情をミリエルに話した。
「なるほどね、分かった。そういうことなら借りもあることだし、協力するわ」
「ありがとう。お前がいてくれて助かるよ」
「ちょ、ちょっと、誤解しないでよ。あくまで借りを返すだけなんだからね」
ジルは素直に礼を述べたつもりだが、どうしたものかミリエルは赤面していた。
「魔法で透明化するから大丈夫だとは思うが、くれぐれも注意しろよ。見つかればお前の容姿だ、すぐに追手を向けられるからな」
「……大丈夫よ。そんなヘマはしないわ。あなたは安心してここで待ってなさい」
ミリエルはジルを一瞥すると、夜の闇の中へと消えていった。
「それは現状では難しい相談ね。私の父も含めて長老たちが許さないと無理だわ。考えてもみてよ。私たちの森を案内するということは、あなたに全てを知られるということでしょ。それはあなたへの信頼が完全なものとならないと無理よ。エルフ全体にとってのリスクが大きすぎる」
ミリエルの話はもっともなことだ。ジルに悪意があれば、森の構造を知った後、王国の軍を使って占領することを考えるかもしれない。それくらいの慎重さは、関係を持つ相手としてはむしろ好ましいと言うべきだろう。
「無理もない話だな。良いだろう、今はこちらもそれを求めはしない。いずれは行ってみたいがな」
「そうね、私たちの関係がもう少し深まってからまた考えましょう。私だって……」
ミリエルは何かを言おうとしたが、赤面して言いよどんだ。
「なんだ?」
「な、何でもないわよ! ……それよりまずはあなたへの借りを返すのが先ね。何か私にして欲しいことはないの?」
「ふむ……」
ジルはしばし考えた。実は頼みたいことがないわけではないが、ミリエルに実行可能かどうか分からない。
「帝国へは行ったことがあるか?」
「帝国? 神聖グラン帝国ね。ないわ。現状で我々と接点がないもの」
エルフたちのエルフの森はシュバルツバルトとだけ接している。エルフにとって直接の脅威とはならない帝国には関心がないのだろう。
「ではシュバルツバルトとの国境を越えて帝国領へ潜入できるか?」
「可能よ。私にならできるわ」
ミリエルは胸を反らし、自信をもってそう答えた。
「どうやってだ?」
「あなたもさっき見たでしょう? 私は透明化出来るのよ。余程のことがない限り、見つかることは無いわ」
「そうだ、あの魔法はなんだ? 俺がまだ知らない魔法だが」
ジルの知る魔法の中に、透明化する魔法は存在しないはずだ。ルーンカレッジの魔道書にも載ってはいない。ジルは自分の魔法の知識に自信がある。まだ自分が使えない魔法であっても、ほとんどの魔法は把握してるつもりだ。
「当然ね、あれは人間の使う魔法にはないもの。エルフの魔法よ」
「エルフの?」
「そうよ。エルフが古代より守ってきた我々独自の魔法体系があるのよ。人間の使う魔法と一部は重なっているけど、エルフにしか伝わっていない魔法もあるのよ」
「ほう、それは興味深い」
未知の魔法と聞けば、ジルとしても聞き逃すことはできない。自分が最も関心のあることだ。
「その魔法、俺にも教えてくれないか?」
「……それも私の一存では無理ね。エルフの魔法は私たちが太古から伝えてきた財産なの。長老の許可がなければ教えられないわ」
「まあそれも次の段階で、ということか。さっきの透明化の魔法もエルフの魔法なのだな?」
「インビジブル(透明化)の魔法ね。第三位階の魔法よ。偵察などの潜入に最適な魔法よ」
インビジブルの魔法は人間にとって非常に有用な魔法だろう、ジルはその価値の高さを理解した。
「しかし、そんな魔法が使えるなら、なぜロゴスで俺に捕まるようなヘマをやったんだ?」
「ちょ、ちょっと、私がドジ踏んだみたいに言わないでよ!」
ミリエルがさも心外だと言わんばかりに食ってかかる。
「インビジブルを使っていたけど、城を出るところでちょうど魔法が解けたのよ。油断したわ」
「本当か? 魔力が切れたんじゃないのか?」
「ち、ちがうわよ! 私がそんなヘマするわけないでしょ」
ジルは含み笑いを噛み締めた。このエルフ娘はからかうと面白い。だが、そろそろ真面目な話に移るべきだろう。
「それでだ……それならお前に頼みたいことがある。帝国にエルンスト=シュライヒャーという人物がいる。“帝国軍を支える一柱と呼ばれる優れた将軍だ。彼の周囲で情報を探って欲しい」
「それでは漠然とし過ぎてるわ。どんな情報よ?」
ミリエルの質問はもっともだ。
「探ってもらいたいのは、彼がいま何を考えているのか、だ。私は彼が何か悩んでいるのではないかと考えている。彼の側にいれば何か書いたり、独り言をつぶやいたり、家人と話すこともあるだろう。それを探ってもらいたい。それと彼が誰と会ったのか、そして彼を見張っている者が居ないかのかも合わせて調べて欲しい」
「見張っている者? 私の他にその男を探る者いるってこと?」
「ああ。彼は帝国で高い地位についている軍人だが、もしかしたら帝国内で微妙な立場に置かれているかもしれないのだ」
ジルはミリエルにレミアが死んだ経緯について話した。
ルーンカレッジの魔法戦士レミアは、ジルやサイファーとともに軍事演習に参加中アルネラ王女誘拐事件に遭遇、三日月形の傷の男に殺害されたこと。レミアはエルンストの娘であり、弔問に訪れた際に傷の男のことを話すと態度が急に変わったこと、恐らくはエルンストが何かしら知っていること、など。
そしてジルはレミアの手向けとして真実を明らかにしたい、その正直な心情をミリエルに話した。
「なるほどね、分かった。そういうことなら借りもあることだし、協力するわ」
「ありがとう。お前がいてくれて助かるよ」
「ちょ、ちょっと、誤解しないでよ。あくまで借りを返すだけなんだからね」
ジルは素直に礼を述べたつもりだが、どうしたものかミリエルは赤面していた。
「魔法で透明化するから大丈夫だとは思うが、くれぐれも注意しろよ。見つかればお前の容姿だ、すぐに追手を向けられるからな」
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