奇怪な街にアリアX

結局は俗物( ◠‿◠ )

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未完結打切り版(2010年)

NO TITLE 2

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「おい、起きろ」
 頬を冷たいものでぺしぺしとはたかれる。真っ暗な視界と遠くから聞こえる声。
 寝たまま伸びて、勢いよく起き上がる。
「あんまり活発に動き回るなよ」
 アレイドは視界にはいった人間に焦点を合わせた。真紅の頭巾を被った小柄な少女だ。栗色の長い髪がふわふわとカールしている。
「・・・・・あなたは・・・・・?」
 辺りを一度見回してから少女に視線を戻す。こざっぱりした小さな部屋だ。真っ白い壁に真っ白いカーテン。色を失っているかのような部屋に少女の赤い頭巾はよく映えている。
「・・・・・名前は伏せておく。繁華街でお前を見つけた。白兎のとこのだろ?」
 赤い頭巾の少女は眉間に皺を寄せて訊ねた。綺麗な顔立ちだ。この少女も自分と同じく訳アリで女装しているのだろうか?とアレイドは考えてしまった。
「・・・・はい」
「その格好は?・・・・白兎の趣味か・・・?お前の趣味か・・・?いずれにせよいい趣味してるな」
 ばかにしたように赤い頭巾の少女は鼻で笑った。
「白兎さんの趣味です」
 いきなり羞恥心に襲われ、アレイドは俯いた。
「そうか。とりあえず、名前は?私から名乗るのは控えさせてもらうが」
「・・・・・アレイドっていいます」
「それならアレイド。お前は暫くは動かない方がいい。怪我は大したことないんだがな。お前は狙われている。狙われてはならない人物に」
 シャツを羽織らされただけの胸元の薄い布を抓んで、記憶にある衝撃を受けた箇所を見た。真っ白い包帯に赤い血液が滲んでいる。痛みは不思議と無い。
「ハンプティ・ダンプティ。この兄弟の名前に覚えは?」
 アレイドはえ?と聞き返した。ずんぐりむっくり。意味の話でないのだろうか。
「ハンスとダンテ。ハンスは義理堅いがダンテ、こいつは要注意だ」
「ハンプティ・ダンプティ?要注意?どういうことですか?」
 ダンテ、という単語に何か引っ掛かるのだが、それが何だか分からない。
「兄のハンスはある程度常識の利く奴だ。善し悪しに沿って行動も出来る。だが、弟のダンテ。こいつは私情を無視してでも任務を遂行させる。どんな残酷な任務でも失敗したことはない」
「・・・・・・そのダンテって人、どこかで聞き覚えあるんですけど、思い出せないんですよね」
「歌を歌う仕事をしているらしいが、それか?」
 少し考えてから赤い頭巾の少女は訊ねた。言われた瞬間に思い出す。そうだ。
「チェシャ猫のヴォーカルです!思い出しました・・・・・」
 初代ヴォーカルとしては複雑だ。その名前を聞くのは。脱退してしばらくして引き抜かれた人物であり、彼の加入後に知名度が急上昇とまではいかなくても徐々に上がっていたのは言うまでもなかった。
「とりあえず、暫くはここから動かない方がいい」
 赤い頭巾の少女は言った。
「どうして僕は、ダンテに狙われているんですか」
「それは分からない。お前を処置しようとした瞬間、私もダンテに狙われたよ」
「・・・・・・すみせん」
「いや、いいんだ。白兎には私も借りがあるからな」
 アレイドはすぐ横の窓を見た。カーテンは開いている。外は木ばかり。アレイドは赤い頭巾の少女を見た。自分より小柄だ。
「ここは、山ですか?」
「そうだ」
「随分遠くまで運んでくれたんですね。ありがとうございます」
 どうやって運んだのか、それは恥ずかしくて訊けなかった。
「白兎と連絡がつくまではここにいてもらいたい・・・・いいか?」
「いいえ・・・・こちらこそ・・・・お邪魔します」
 アレイドは頭を下げた。
「それじゃ、私はこれから仕事があるから」
「え・・・・あの・・・外は危険なんじゃ・・・」
 アレイドは背を向けた赤い頭巾の少女に手を伸ばした。
「山奥だ。繁華街には行かないさ」
「あ・・・・・・そうですか・・・・」
「おとなしくしていろよ」
 赤い頭巾の少女はアレイドに背を向けたまま手をひらひらと挙げると部屋から出て行った。

  旧友を殺すと知ったのは、任務執行の前日だった。名前に覚えがあった。家族構成、経歴など一切知ることを禁じられていた。私情が入ると任務など出来る状態ではなくなるから。それなのに、その名前が気になって白兎に頼み込んで知ってしまった。結果、自分自身が思っていた人間と同一人物だった。チェシャ猫のメンバーが集まらず、アルバイトをして活動費を貯めていた時代の、アルバイト仲間だった。アレイドの方が一つ下だったけれど上下関係気にすることなく、けれど兄のように面倒を見てくれた。今までは知らない人間ばかりを片付けてきた。
銃の重さがまだ掌に残っている。発砲時の肩への衝撃もまだうっすらと残っている。二つの感覚が殺してしまった事実を明らかにさせる。

 コンコン 

ノックの音がして、反射的にアレイドは身構えた。
「こんにちは」
 赤い頭巾の少女の声質とは離れている。そしてこの声は男のもので低い。
「・・・・・こんに・・・ちは・・・・」
 扉がゆっくりと開かれる。赤い頭巾の少女の客人だろうか。
「・・・・アレイドさん、元気してるみたいっすね」
 入ってくる人物に目を見開いた。テレビでよく観る。画面の向こうの存在だ。赤茶と黒と金のメッシュの入った長めの髪。真っ黒く縁取られた瞳はカラーコンタクトレンズでも入っているのか金色で気味が悪い。
「・・・・・君は・・・・・」
「私怨は無いんすよ?許してくださいね。貴方なら分かるでしょう?」
「・・・・ダンテ君・・・・・」
 アレイドは唇を噛み締めた。貴方なら分かるでしょう?ダンテも自分と同じことをしてるのだ。ダンテが自分を殺すのも、自分が旧友を殺したのと変わらないのだ。
「嫌だな、今更ダンテ君だなんて」
 ダンテはアレイドの目の前までやってきた。金色の瞳が気味悪く、目を合わせられなかった。
「アレイドさんと長々話す心算つもりはないんですよ」
 ダンテの口の端が吊り上がった、と同時に頬に衝撃が走る。バランスを崩しベッドから転げ落ちた。這い蹲るようにダンテを見上げる。
「どっちが上か、試してみますか?先輩」
 チェシャ猫のヴォーカルの器なら間違いなく君のほうが上だ、などとアレイドには言えなかった。そんな心中を察したようにダンテは笑った。
「チェシャ猫の話なんて、今はいいんですよ」
 衝撃の次に、熱と痛みが頬を襲った。
「・・・・・じゃ・・・・なんで・・・・」
 ダンテは愉快そうな笑みを浮かべるだけで何も言わずにアレイドの腹部を蹴り上げる。
 吐き気を押さえて、息苦しさに咳き込んだ。後ろ髪を掴まれ、顔を上げさせられた。目線を合わせるようにダンテはしゃがむ。無邪気に笑うダンテの顔。ダンテはアレイドの後ろ髪を掴んだまま床に叩きつける。
「・・・・・・・・っぐ・・・」
 鼻の奥がじーんと疼き、熱くなる。鼻から、口から顎に湿った何かが伝う。
 ダンテはまた後ろ髪を掴んで床に叩きつけた。
「ぁっ・・・・い・・・・!」
 アレイドの眉間に皺が寄る。ダンテが鼻で笑う音が聞こえる。ダンテは何度もアレイドを床に叩きつけた。
「ダン・・・・・・テ・・・・・・君・・・・なんで・・・・?」
 アレイドが口内に広がる鉄の味を我慢して、口を開いた。
 ダンテは黙ったままだ。アレイドを床に強く叩きつけると口を開いた。
「気安く呼ばないでもらえます?」
 ダンテは立ち上がってアレイドの腹を蹴った。
「ごっめな・・・・・さ・・・・・・」
 アレイドは蹲った。ダンテは容赦なくアレイドに蹴りを喰らわせる。苛立っている。かなり。


「アレイドちゃ~ん」

 父親の代わりの呑気な声だ。その声を聞くなりアレイドは意識を手放していた。
「・・・・・誰です?」
 ダンテの口調からは「愉快」の二文字が窺えた。
「アレイドちゃんのパパだよ」
 真っ白な髪に、色の白い肌。黒いプラスチックのフレームの眼鏡の奥には切れ長い瞳がある。黄ばんだ白衣の下には真っ白いワイシャツと黒いネクタイ。
「それじゃぁ、貴方が彼の製造者なんですね」
 ダンテが動かなくなったアレイドを見下ろしながら言った。
「・・・・アレイドちゃんが、お世話になったみたいだね」
 白兎の口調から呑気さが消える。眼鏡のレンズが逆光した。
「いえいえ・・・・・そんな。俺が世話になりましたよ」
「そうかい・・・・・。それで・・・・アレイドちゃん、返してもらえるかな?ずんぐりむっくり兄弟はおとなしくしてた方がいいよ」
「ハンス兄さんは関係ないですよ。俺、任務失敗したの初めてなんですよね。おっかしいなー、心臓ちゃんと狙ったはずなのに」
ダンテは挑発するような視線を白兎に送る。
「とりあえず返してもらえないかな?」
「この人を殺さないことには俺はミッションコンプリートにはならないんですよね?心臓打ち抜いてダメなら、脳みそかな?」
「無駄だよ、多分、それ。アレイドちゃんは死なないもの。可哀想なことにていのいい人形にしか過ぎないんだよ」
 白兎はダンテに近付きながらそう言った。
「君にこの殺人人形は破壊できないよ」
「そんなのやってみなきゃわからないじゃないですか」
 ねぇ?とダンテは同意を求めるように視線を送ったあと、アレイドに銃口を向けた。
「ダンテ君は優秀だね。でもバカだね。バカすぎ」
 白兎もダンテに銃口を向けた。そしてそのまま一歩一歩近付いてく。
「わぉ」
銃口がダンテの後頭部の髪に触れる。
「君がいると分かっていたんだ。まさかダンテ君相手に丸腰だなんて愚かもいいところでしょ?」
 ダンテはありがとうございます、と笑う。
「フェアじゃないのは分かってるだろう?アレイドちゃんを人質にとっても彼は死なないんだから、人質としても役に立たないと思うよ?」
「もしオレの頭にそんなものが向いてないのなら、試しに撃たせもらいますけどね。それにオレが撃ったところで死なないのなら、貴方がオレを脅す必要がどこにあるんです?」
「疑ってるのかい?」
「疑ってるだなんてとんでもない。ただの素朴な疑問ですよ」
「そう」
 白兎はにこりと口の端を吊り上げる。ダンテは苦笑いを頬に浮かべた。
「死なないのなら、いいでしょ?一回くらい撃ったって」
「そういう問題じゃないよ」
 ダンテは引き金に指を掛け、少し力を入れた。
「やめるんだ。ダンテ君、君も死ぬよ?彼に君が命を賭ける必要なんてないんじゃないのかな」
白兎は銃口をダンテの後頭部にさらに押し付けた。脱色染色を繰り返しているのか毛先が傷んでいるのもよく見える。

「そんなことはさせない」

 白兎の頭部に突きつけられる銃。足音もなかった。
「あら~。いつの間に・・・・」
 白兎は溜め息をついて笑ってみせた。
「間抜けな図になっちゃいましたね」
 ダンテは鼻で笑う。
「ダンテ、お前が帰ってこないからだろう」
 ラインの入ったダークグレーのスーツにネクタイを締めた、いかにもサラリーマンといった格好の男。大きく溜め息をついている。慣れていないのか銃を握る手は震えている。
「ダンテ君、もう面倒臭いから3人で心中しようか?君の兄が僕を殺して、僕が君を殺すよ。それで君はアレイドちゃんを撃つといい。お兄ちゃんは生き残るね。寂しかったら後を追ってもいいけど?」
「断る」
「それじゃ、貴方は俺がコレを撃つまで、待っていてくれるんですか?」
ダンテは愉快な表情で尋ねる。後頭部に銃を当てられていることなど忘れているかのようだ。
「まさか」
「ダンテ、やめろ。銃を下ろすんだ」
 スーツの男・ハンスは白兎に向けた銃を下ろす。
「えっなんでっ?兄さん。こんなチャンス滅多にないんだよ?」
「ばか。俺はお前が心配なんだ。この男は信用できない。いつお前を撃ってもいいんだからな。早く下ろせ」
「ひどい物言いですこと」
 白兎は唇を尖らせた。
「兄さんは過干渉なんすよ」
「リーダーに言うぞ」
 暫く静寂が続き、舌打ちが大きく聞こえた。
「仕方ないっすね。今日のところは引き上げますよ。後味最悪っす」
 大きく溜め息をついてダンテはアレイドから銃口を下げた。
「ハンスさん協力感謝しますよ」
「・・・・・協力?寝言かい?正直君たちについてはどうでもいいんだよ。うちのダンテに何かあったら困るからね。その気味の悪い木偶人形と違って、ダンテは愛されてるからね」
「ちょっと兄さん。やめてくださいよ。恥ずかしいじゃないすか」
 ダンテは頭をがりがりと掻き乱すとうんざりしたように小屋を出ていった。その後を追うようにハンスも出ていく。
 白兎はふぅ、と安堵の溜め息をつくと、蹲ったまま動かないアレイドを抱え起こした。
 冷たくなっているが呼吸はある。頬は腫れ上がっていた。
「おい!大丈夫か!?」
 白兎は小屋の入口を見た。赤い頭巾を被った小柄な少女が息を切らして立っている。
「ああ、レッドちゃん。アレイドちゃんをありがとう」
「いや、その件なら構わない。今、ハンプティ・ダンプティ兄弟が出ていったが・・・」
 赤い頭巾の少女は眉根に皺を寄せたが白兎がにこりと微笑んで彼女の皺に指を当てる。
「眉間に皺寄せないの。アレイドちゃんがどこにでも色目使うからおかしな輩がほいほいついてきちゃうんだよ。巻き込んじゃってごめんね?」
 白兎はアレイドを担いで小屋から出ていった。
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