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<ガンスリンガー>
殺戮の神楽舞
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バン、バン、バン!
闇雲に放たれる奴らの銃弾は、ワシに掠りもし無い。
ワシは、ただひたすら軍刀を振るい、敵を切り裂く。
人馬の手足が、首が宙に舞う。
ワシの足運びが独特の拍子を刻み始める。
前世、名前も思い出せぬその家に、代々伝わる神楽舞。
軽やかに飛び跳ね弾み、勇壮に舞う。
そして、素早く強く敵を切りつける。
これは、その神楽舞の足運びを元に、ワシが生前編み出した秘術中の秘術。
飛び跳ねて切りつけるこの技は、生前のワシよりも、小さくしなやかな今の姿の方が良く冴えわたる。
血しぶきと砂塵が赤く舞い、荒野を紅蓮に染める。
フフフ、自覚はある。
ワシは、血に酔っておるのだ。
森の中で、肉や魔力結晶を求めて獲物を狩っていた時とは違う。
ただ、眼前の敵を殲滅、殺戮する為だけに、軍刀を振るい舞っておるのだ。
ふと、気が付けば、辺り一面に肉隗と化した人馬の骸が散らばっている。
そして、三人の男が武器を捨て、両手を上げ跪き、小便を垂れ流しておる。
「こ、降参だ。た、頼む。殺さんでくれ」
バーテンに成り済まして居った、盗賊共の首領の男が懇願する。
「み、見逃してくれ。今まで溜め込んだ金は、ぜ、全部アンタに差し出す」
「見逃せだと?」
フッ、随分都合の良い話だな。
「成らば貴様に問う。貴様はワシらを見逃す気が無かったから、わざわざ此処まで追って来たのでは無いか?」
「そ、それは……」
背後から近づく蹄の音。
「旦那……」
背後に目をやる。
「おっと、そんなおっか無い目で睨まないでくれよ、旦那」
「フッ、お前さんか。すまん、少々血に酔った様だ。もう少し声が掛かるのが遅ければ、危うく切り掛かっておったやも知れん」
「おいおい、変な冗談は止してくれ……って、冗談だよな……?」
「ハハ、冗談だ」
「フゥ~、それにしても、惨憺たる有様だなぁ。馬車の乗客には見せない方が良さそうだ。特に年端も行かないケイティには……」
「そうだな、それが良かろう」
「で、この命乞いしてる三人はどうする?」
「そうだな」
軍刀を携え、三人に歩み寄る。
「わ、分った。こ、こうしよう。俺達を何処かの保安官事務所に付き出してくれ。大人しく裁判に掛かる。そ、それで勘弁してくれ。どうせ、縛り首だ」
「はぁ~、しゃぁ無い……じゃあ旦那、俺は馬車から縄を取って……」
ジムが言い終わらんうちに軍刀を一閃。
三つの首が、上げた両手ごとコトリと地に落ちる。
「だ、旦那!?」
「馬車の乗客は女性客が多い。まして、ケイティの様な子供もいる。こ奴ら悪党共の裁判とやらの為に、危険を冒す分けには行かん」
「はぁ~……旦那の言う通りだ。俺も、まだまだ青いな……」
「いや、お前さんはそれで構わん。わざわざ人を辞める必要も無い」
「じゃぁ旦那は良いのかい?」
「フッ、愚門だな。そもそもワシは人では無いさ」
闇雲に放たれる奴らの銃弾は、ワシに掠りもし無い。
ワシは、ただひたすら軍刀を振るい、敵を切り裂く。
人馬の手足が、首が宙に舞う。
ワシの足運びが独特の拍子を刻み始める。
前世、名前も思い出せぬその家に、代々伝わる神楽舞。
軽やかに飛び跳ね弾み、勇壮に舞う。
そして、素早く強く敵を切りつける。
これは、その神楽舞の足運びを元に、ワシが生前編み出した秘術中の秘術。
飛び跳ねて切りつけるこの技は、生前のワシよりも、小さくしなやかな今の姿の方が良く冴えわたる。
血しぶきと砂塵が赤く舞い、荒野を紅蓮に染める。
フフフ、自覚はある。
ワシは、血に酔っておるのだ。
森の中で、肉や魔力結晶を求めて獲物を狩っていた時とは違う。
ただ、眼前の敵を殲滅、殺戮する為だけに、軍刀を振るい舞っておるのだ。
ふと、気が付けば、辺り一面に肉隗と化した人馬の骸が散らばっている。
そして、三人の男が武器を捨て、両手を上げ跪き、小便を垂れ流しておる。
「こ、降参だ。た、頼む。殺さんでくれ」
バーテンに成り済まして居った、盗賊共の首領の男が懇願する。
「み、見逃してくれ。今まで溜め込んだ金は、ぜ、全部アンタに差し出す」
「見逃せだと?」
フッ、随分都合の良い話だな。
「成らば貴様に問う。貴様はワシらを見逃す気が無かったから、わざわざ此処まで追って来たのでは無いか?」
「そ、それは……」
背後から近づく蹄の音。
「旦那……」
背後に目をやる。
「おっと、そんなおっか無い目で睨まないでくれよ、旦那」
「フッ、お前さんか。すまん、少々血に酔った様だ。もう少し声が掛かるのが遅ければ、危うく切り掛かっておったやも知れん」
「おいおい、変な冗談は止してくれ……って、冗談だよな……?」
「ハハ、冗談だ」
「フゥ~、それにしても、惨憺たる有様だなぁ。馬車の乗客には見せない方が良さそうだ。特に年端も行かないケイティには……」
「そうだな、それが良かろう」
「で、この命乞いしてる三人はどうする?」
「そうだな」
軍刀を携え、三人に歩み寄る。
「わ、分った。こ、こうしよう。俺達を何処かの保安官事務所に付き出してくれ。大人しく裁判に掛かる。そ、それで勘弁してくれ。どうせ、縛り首だ」
「はぁ~、しゃぁ無い……じゃあ旦那、俺は馬車から縄を取って……」
ジムが言い終わらんうちに軍刀を一閃。
三つの首が、上げた両手ごとコトリと地に落ちる。
「だ、旦那!?」
「馬車の乗客は女性客が多い。まして、ケイティの様な子供もいる。こ奴ら悪党共の裁判とやらの為に、危険を冒す分けには行かん」
「はぁ~……旦那の言う通りだ。俺も、まだまだ青いな……」
「いや、お前さんはそれで構わん。わざわざ人を辞める必要も無い」
「じゃぁ旦那は良いのかい?」
「フッ、愚門だな。そもそもワシは人では無いさ」
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