彼のコートの中の恋

柳原 智

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2話

仲間

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私は漫画研究部に入ってから、毎日が楽しくなった。悠斗くんは私に色々と教えてくれたし、他の部員とも仲良くなれた。漫画研究部には、漫画を描く人も描かない人もいて、それぞれに漫画に対する思いや目標があった。私はみんなから刺激を受けて、自分の絵にも少しずつ自信が持てるようになった。 漫画研究部では、毎週金曜日に部会を開いて、漫画に関する話題や活動をしていた。例えば、最近読んだ漫画の感想を交換したり、漫画のジャンルやテーマについてディスカッションしたり、漫画のコマ割りや構成について勉強したりした。時々、先生や先輩や外部の人を招いて、講演会やワークショップを開催したりもした。私はこれらの部会で、漫画の奥深さや面白さを知ることができた。 特に印象的だったのは、ある日の部会で行われたワークショップだった。その日は、有名な漫画家のミミ先生が来てくれて、私たちに漫画の描き方を教えてくれた。ミミ先生は私が大好きな作家で、その作品は感動的で美しくて素晴らしかった。私はミミ先生に会えることが夢だったから、とても嬉しかった。 ワークショップでは、まずミミ先生が自分の作品の制作過程やコツを紹介してくれた。それから、私たちはグループに分かれて、自分たちでオリジナルの漫画を描くことになった。私は悠斗くんと同じグループになって、一緒にストーリーやキャラクターを考えた。悠斗くんは私のアイデアを聞いてくれて、アドバイスや意見をくれた。私は悠斗くんのアイデアを聞いて、感心したり笑ったりした。悠斗くんは漫画を描かないけど、ストーリーやキャラクターに対するセンスがあって、面白いことを言ってくれた。 私たちは二人で協力して、一枚の漫画を完成させた。私は絵を描いて、悠斗くんは台詞や効果音を書いてくれた。私たちの漫画は恋愛コメディで、高校生の男女が出会って恋に落ちる話だった。主人公は悠斗くんがモデルで、ヒロインは私がモデルだった。悠斗くんがそう言って提案してくれたから、私は了承した。私は悠斗くんと自分を漫画の中に描いて、ドキドキした。 私たちは漫画を描き終えて、他のグループと発表し合った。他のグループの漫画もそれぞれに個性的で面白かった。私たちの漫画は、みんなに笑ってもらえて、好評だった。ミミ先生も私たちの漫画を見て、褒めてくれた。ミミ先生は私たちに言った。 「君たちの漫画はとても楽しくて可愛らしいね。キャラクターの表情や動きが素直で魅力的だし、台詞や効果音が効果的だね。君たちは二人で協力して描いたんだろう?それがよく伝わってくるよ。君たちは仲がいいんだね」 ミミ先生はそう言って、私たちに笑顔でサインをくれた。私は感激して、涙が出そうになった。悠斗くんは私に言った。 「美咲ちゃん、すごかったね。君の絵があってこそ、僕の台詞や効果音も生きてくるんだよ。君は本当に才能があるよ」 悠斗くんはそう言って、私をぎゅっと抱きしめた。私は驚いて、赤くなった。悠斗くんは私の耳元で囁いた。 「君が好きだよ」 悠斗くんはそう言って、私にキスをした。私は呆然として、何も言えなかった。周りの人たちは驚いて、拍手や歓声を送った。ミミ先生も微笑んで、祝福してくれた。 これが、桜井美咲と悠斗との恋の始まりだった
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