快感アプリ☆DREAMBOMB ~6:マッチョなランジェリーイケメンをイジめたい~

keino

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3 更紗の場合

5 スパイかな?

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「お手間を取らせてしまい申し訳ございません、それではわたくしはこれで……」

 とっとと立ち去ろうと腰を浮かせた私の肩を掴まれた。

「私を睨みつけるような熱視線で見といて、それはないんじゃないか」

「誤解でございます、わ、わたくし目が悪いんですの」

「へぇ? じゃあこれは? スパイかな?」

「あ!!」

 胸元に押し込んだ紙束を引っ張り出される。

「緻密に描けているな。やはり君は産業スパイに違いない」

「そんな!! 招待状はちゃんと……!」

「ではどちらの姫だ?」

 思わず口をつぐむ。どうしよう、家に迷惑かからないかな。かと言って言わなくてもバレた時迷惑かかるし……もしかして詰んだ!?

「言えないのか? では言いたくなるようにしてあげなければならんな」

 顎を掴まれ唇を合わせられる。離れたくてもベンチに座った私に、のしかかるように上からキスされて逃げられない。
 口だけは開くもんかと引き結ぶも、スルッと脇腹を撫で上げられて、その感触にうわっと口が開いてしまった。その瞬間ヌルリと舌が侵入してきた。
 噛んでやろうにも顎にかかった手に力が込められて痛い。

「ふっ……んんっ……んあ……っ」

 ゾクゾクとしたものが全身を駆け上がり、みるみる力が抜けていく。
 王太子の舌が、私の口の中を好きなように貪っていく。情けなくもなすがままで、プルプルと震えていることしかできない。
 私の力が抜けたとみたのか、顎にかけられていた力が抜かれた。

 そしていつの間にやらベンチに座った王太子に跨らせられ、抱きしめられていた。
 マーメイド型だったスカートはまくれ上がり、太ももまで見えている。必死に王太子の上から下りよう、スカートを直そうとしても、唇は離れず、がっちり腰は抱かれてかなわない。
 ゾクゾクですっかり力が抜け切った時、ようやく唇が離された。

「こんなはしたないドレスを着てきて、もしかして私の篭絡も兼ねてたか?」

「ちが……っ、んやああっっ」

 首筋を舐め上げられながら言われて、否定の声が上ずる。
 はしたないなんて失礼な! 同じ生地を大量に確保はできなかったから、何織りの生地でもいいからとりあえず白でワンピースを作り、そしてたくさんある端切れでフリルを作ってグルグルと飾った渾身の作だ。

 白は寄せ集めても足りなかったから、背中は広めに開いてるし、デコルテも広めのオフショルダーだし、体のラインにピッタリ沿ったマーメイドタイプしか作れなかった。しかもところどころ白は白でもレースやチュール生地使ってるけどね……。
 だけどフリルで隠す部分だから、カーテンの陰で隠れている分には十分だったんですよ! 明るいところでよくよく見なきゃ、肌が透けてるところなんて見えないんですよ!

「見事に成功した訳だ。まぁいい。お前を一生、私の元から離さなければいいだけの話だ」

「なにを……ひあっっ!」

 首元をかまれたらしく、ピリッとした痛みが走る。それが一度だけじゃなく何度も、デコルテまでも。二の腕も食まれていって、ツーっと指を舐められて1本咥えられた。
 咥えられたままニンマリと笑われて、なぜかまたそれがゾクゾクとした痺れを全身に走らせた。
 それが王太子にも伝わったのか目を細められて、指舐めを再開される。指を抜きたいのに抜かせてくれない。視線を逸らしたいのに逸らさせてくれない。
 おなかの底からゾクゾクが増殖してこわい。初めての感覚に心臓がバクバクして痛い。

「あ……ふ……ぁ、んっ……」

 スルスルと太ももや背中を撫でられて、体が震える。
 やがて指が抜かれて、王太子の手に絡められた自分の指が目の前に突き付けられる。

「私の名はジョエル。ジョーと呼べ。お前の名は?」

「サ……サラ……」

「いい子だ、サラ。咥えろ」

 自分の指と王太子――ジョエルの指が口に入れられる。ジョエルの指が舌をくすぐってきたり、私の指とともに舌を挟もうとしたりしてくる。

「そう、そうやって自分の指をしゃぶっているんだ」

 視線がかち合う。視界がうるむ。なにこれ、またキスしてるみたい。私、自分で自分の舌をくすぐってる……。ジョエルが笑った。きゅんとおなかの奥がうずいて、腰が揺れる。
 ジョエルが唇をデコルテに寄せた。

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