快感アプリ☆DREAMBOMB ~6:マッチョなランジェリーイケメンをイジめたい~

keino

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4 茉帆の場合

5 この人痴漢です

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 熱く苦いものを吐き出す。ハァハァと息が荒げ、膝をつく。
 しかし許されなかった。腕を持たれて引き上げられる。連結扉に押し付けられて、正面から挿入された。

「うううんんっっ」

 片膝を抱え上げられ、ゴリゴリとナカに侵入してくる大きいモノ。奥に突き当たると、猛然と抽送がなされる。一突きごとに快感がアソコから脳天まで突き上がり、私は仰け反って後ろのガラスに頭を擦り付けながら喘ぐ。
 壁と男に挟まれて、快感が逃げ場をなくす。快感が全部ビリビリと、体中を引っ掻き回しながら走り抜けていく。
 気持ち良すぎておかしくなりそう。
 男がハンカチで私の口を拭ってきた。あの日借りたハンカチだ。

「あの日もさ、実は助けていいか少し迷ったんだよね」

 奥までモノを差し込んで、そのままグリグリとグラインドされるのが怖いほど気持ちいい。

「もしかしたら同意の上かもしれないってさ」

「あっ、んんっ、そんな……っ」

「自覚ないんだろうけどさ、すごいエロい顔してたよ。もちろん今も、ね!」

「あひぃっっ!!」

 バツン!と肌と肌が鳴る。膝がガクガクしてもう立っていられない。

「そりゃこんな気持ちいい事、やめられないよね。君の事好きなのに複雑な気分だなぁ」

「なになに? 君の犯した罪って痴女だったのー?」

「やっ、ちがっ、あぅんっっ!」

「痴女なんてこれからは俺だけにしてくれる? そうしたら捕まらないよ」

「えー、俺も混ぜてほしいなぁ~」

「まぁ今回はな」

 壁から、もう一人の男の方にもたれ掛けさせられる。背側の男がお尻を触りだす。

「これ邪魔だから切っちゃうね~」

 ビッと音がしたかと思うと締め付けが緩み、立ってた足にベチャッとショーツが貼りついた。

「やあっ、ひぃっんあっっ」

 非難の声を上げようとしても、ズブズブと抽送を早められて言葉にならない。
 クリを触られてまたナカのモノを締め上げてしまう始末だ。

「やっ、ら、だめぇっ、そ、ちはっっ!」

 少しだけ後ろ穴に指を入れられ膝が突っ張った。挿れてる男が息を詰まらせ動きを止めた。

「すっげ、締まる……ッ」

 苦しそうな視線とかち合い、男は噛み付くようなキスをしてきた。ゆっくりヌルヌルと腰が動く。後ろの指もゆっくり侵入してくる。
 ゾクゾクが更に肥大して、自分の腰が勝手に揺れだす。
 なにこれ、こんなの知らない……っ。気持ちいいッッ。

「さっすが痴女サン。こっちもポテンシャル高いね~っつか、もしかしてこっちも経験済みかな?」

 後ろの指に合わせて勝手に腰が動いてしまう。
 指が奥までは入りきり何度か抽送される。指が増やされグチグチと中で動く。私の中で指とモノとがこすれ合った瞬間、ビクンッ!と大きく体を揺らすほどの快感が走った。
 その次の瞬間、私の腰が勝手に猛然と振りたくられた。その勢いに唇が離れ、前の男に縋りつく。

「やぁっ! なにこれぇっ! 止まらないよぉっっ!!」

「待って待って」

「あひぃいんッッ!!!」

 後ろの男は笑いながら指を抜き、私の腰を掴むと、後ろ穴に更に太いモノを挿入してきた!

「あっあっあっあっあっ、イくっ、イくっ! イくイくイくイくイくぅ~ッッ!!」

 二人の男に挟まれ、その間の私だけが腰を振っている。
 前へも後ろにも、どっちに動いても気持ちがいいっ! 私がイって動きを止めると、男たちが動いて更なる高みへと押し上げる。
 二本の太く熱いモノが、私のナカをゴリゴリと抉っていくのが、意識がぶっ飛びそうなほど気持ちよくて、もう気持ちいいしか頭になかった。

 なにこれヤバイ。ホントマズイ。
 こんなの慣れたら普通のセックスじゃ物足りなくなっちゃうよぉ。本当に痴女になっちゃうぅ……。

 私は薄ら笑いながらまだカクカクと腰を揺らして、快感を貪っていた。




________ ___ __ _ 





「この人痴漢です」

 スカートの下にまで入っていた手を掴み声を出す。あれだけぎゅう詰めだった周囲がずざざっと引いた。

「な!? えっ冤罪だ!!」

 私に腕を掴まれた男は、往生際悪く声を裏返させた。
 私は掴んだ腕を目線まで上げる。

「この手やスーツの袖に付いた白い粉。それ、私の下着に付けたベビーパウダーなんです。次の駅で降りてください」

 電車が揺れ私がよろけた瞬間、男が手を振りほどき人混みに紛れようと飛び込んだけれど、人々に弾かれ何人かの男性に取り押さえられた。わーわーいつまででも男は喚いていたが、袖の白い粉で一発だった。無事駅員室に辿り着き、警察もやって来る。
 私は駅員さんに遅延証明書の裏に、痴漢逮捕協力証明書なるものを書いてもらった。もちろんちゃんと会社に遅刻する旨の電話をしてある。実はこんな事がすでに3回目である。

 本当はあれから・・・・痴漢に遭うのは片手じゃきかない程なのだが、悔しくも初めは何人も逃げられた。
 あんまりにも悔しいので私は無い知恵を振り絞った。
 下着――正確にはストッキングの上からベビーパウダーをはたいておく事にしたのだ。下に落ちないよう軽めにはたいていても、侵入してきた手にしっかり付着してくれるし、爪にも入り込む。大抵スーツは濃い色が多いので白い粉はばっちり目立つ。

 痴漢ですと声を上げても誰も助けてくれない。精々ヒソヒソと悪口を言う援護射撃をしてくれるくらい。掴んでても私では振り払われて逃げられる。暴言まで吐かれる事すらある。
 しかし、こうまで物的証拠があると、さすがに皆さん手伝ってくれた。ありがたい。

 ……快感アプリを覚えてからの私は、まさに痴漢ホイホイとでも言うべき打率で痴漢に遭った。
 おかげさまで、もう欲求不満の私じゃない。泣き寝入りする私でもない。
 ベッドの中で、今朝の痴漢野郎ザマーミロと思いながら、今夜のドリームソフトを物色しているのである。

「ん~、やっぱりこれかな? ち・か・ん」


 ちなみにハンカチを貸してくれた彼には、次の日丁寧にハンカチを返し、そして丁重に申し出を断った。電車の時間も車両も変えた。
 だって私には結婚する彼氏がいるからね。でもハンカチの人が夢に出てくるのもいいなぁと思っちゃう。それも燃えるもん。やっぱりイケメンだったしさ。なんてね。

 快感アプリは海外からでも、スマホを替えても、IDとパスでバッチリログインできた。支払うクレジットカードの引き落とし銀行はネットバンクに替えたので万全だ。
 最近では外人イケメンもいいなぁ~なんて考えてる。
 でもでもやっぱり、日本の満員電車も捨てがたくて、何度かに1回はまたそのソフトにしちゃったりする。同じソフトでも、外人だらけの満員電車を見た時もあってびっくりした時もあった。あの時の夢も気持ちよかったぁ~。
 あの電車の混み具合って本当に日本固有のものなんだね。まぁテレビだと電車から人が溢れてでも乗ってるやつも見るけど。

 今日も旦那は出張だし、どのドリームソフトにしようかな。

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