愛人進呈!? 勇者パーティからの追放に文句を言わない代わりに魅了により、勇者の愛人にされていた幼馴染を解放して貰いました。

石のやっさん

文字の大きさ
41 / 50

第41話 三人への復讐

しおりを挟む

「すげーな、流石はリヒトだ、それでそいつ等どうするんだ」

「俺の幼馴染が酷い目に遭わされたから同じ思いを味わってもらうんだ! それで大八車を貸してくれないか?」

「ああっそれ位は構わないが……悪いな決まりで手を貸してやれない」

「解っているさ」

『魔王を倒した後の勇者には手を出さない』

そのルールがあるから手を出せない。

俺が倒した時に歓声があがったがそれが精一杯なのだろう。

自国の王が殺されたのだから、仇を取りたい気持ちが強くても……決まりは守る。

魔族の方が余程人間より義理固いのかも知れない。

「「「「うんぐううっううう」」」」

猿轡を噛ませた状態で縛り上げ、持ってきて貰った大八車に4人を乗せ俺は冒険者ギルドへ向かった。

◆◆◆

「リヒトさん、とうとうやったのですね? それでそいつ等どうするんですか?」

ギルドの受付嬢が目をキラキラさせて俺を見て来る。

他の冒険者も同じだ。

『目が殺して下さい』そう物語っていた。

そんな物じゃおさまらない。

俺の幼馴染は『殺されていない』だが、それ以上の屈辱を味わった。

『同じ事をする』だけだ。

「解体場を貸してくれないか?」

「あはははっ、バラバラにして殺すんですね! 魔族だから私達は手伝えませんが思う存分バラバラにして殺して下さいね」

優しくても根っこは魔族……残酷な一面もあるようだ。

そのまま、ギルドの解体場に行き、解体を行う事にした。

「「「「ううっううんううーーっ」」」」

元々魔王に勝った時点で限界だったんだ。

そこから俺に攻撃を受け腕が無くなった時点でもう終わりだ。

ライトの聖剣も、リメルの準聖剣も残りの二人の聖なる杖も魔族の衛兵に渡して置いた。

ざまぁ見ろだ。

これで次に勇者を含む四職が生まれても、聖なる武器無しで戦う事になる。

それで魔王に勝つのは至難の業だろう。

そして、俺は……4人の手足を切断し、死なれると困るからポーションを振りかけていく。

「貴様ぁぁぁーー幾らなんでも魔王うんぐっ!」

「煩い! 命以外期待するな! そう言った筈だ」

リメルの猿轡が外れたようだからもう一度嵌めなおした。

「これで良し」

「「「「ううっううっうう」」」」

煩いので猿轡をしたまま切断していく。

切断した端からポーションを振りかけていくから痛みは無い筈だ。

全員分の手足が無くなり犬みたいな状態になった

「死にたければ舌を噛んで死ぬ自由だけはサービスでくれてやる」

そう言いながら服を引き千切りながら猿轡を外した。

「まさか……私の体を自由にする気かぁぁぁーー」

「そんな、そんな……私手足を失って目まで片方ないのに……まだこれからも……」

「これじゃ真面に生きられないよ……ねぇ、リヒト助けてよ」

「……」

ライト以外煩さいな。

此奴らは教会がエリクサールを使う事を知っている。

此処だけやり過ごせば……元の生活に戻れる。

だから、四肢欠損しても問題無いのを知っている筈だ。

「ああっ、俺はお前達を犯したりしない安心しな……」

俺がお前等にする事は『俺の幼馴染』と同じ目にあわせるだけだ。

首輪と鎖をつけ、大八車に乗せた状態で魔国をゆっくりと回った。

「み、見るな~っ……くっ」

「魔族に見られてもなんとも思いません、我が心は女神と一緒にありますから」

「やめて……許して、許してよ!いやぁぁぁぁぁーー」

「……ふぅ、こんな物」

本当はこんな物じゃなく、街の往来に繋ぎ『自由に魔族に犯させる』つもりだった。

だが、ジャミルさんに聞いた所『勇者パーティの女を犯すような存在は居ない』という事だった。

決まりで『魔王に勝った勇者パーティに手を出さない』という暗黙の了解があるから手を出さないだろう。という話だった。

『だったら仕方ないよね』

俺は暫くルードラを大八車を引っ張りながら歩き……三人が無言になったのでそのまま森に向かった。

◆◆◆

オークの集落に俺は来た。

「オヤ、リヒトジャナイカ……キョウハナニカヨウカ? 」

オークにも知能が高い上位種がいる。

今、俺が話しているのはオークの集落の長、オークキングだ。

片言ながら言葉を話す事が出来る。

いつも、オークを助けていたら挨拶にきた。

魔物も案外律儀なんだよな……

「オーク……嘘だろうリヒト……なぁ、まさか私をこんな所に置いて行く気か……取引をしよう……そうだ、女に不自由しているなら私が女になろう。自由にして良い……だから、こんな所に置いて行かないでくれ……なっなっ頼むよ」

「や、やめて下さい……解りました。私の負けです……お願いだからいやですいやぁぁぁぁぁーー」

「リヒト……リヒトの物になるから……何でもするから。ねっ、ねっ助けてよ……うぐっすんすん、お願い」

「なぁ、リヒト……まぁ良い」

「大丈夫、助けてやるから」

「「「リヒト」」」

「ちょっと聞きたいんだが。オークが苗床に女をして壊すまでどの位の日数がかかるんだ?」

「ムッ……ダイタイウチノシュウラクナラ、サンカゲツクライダッ! ミンナデツカイマワシテ、アナガヒロガリ、コドモモナンカイモウムカラソノクライデ……ダイタイオカシクナリ、ダレモツカイタガラナクナル」

「そう、それならこの4人引き渡すから苗床で自由に使ってくれ! この男の前で犯してくれ……悪いけど此奴らはやれない。三か月経ったら回収させて貰うけど良いか?」

「サンカゲツツカエルナラダレモモンクイワナイ! ドウセソノクライデアキルシキタナクテツカイタクナクナル……ヨイサ」

「あと、この水晶で此奴らの撮影をして貰いたいんだが出来るか?」

「ヘンタイメ……キロクスイショウカ? マァリユウハキカナイガヒキウケタ」

「冗談だよな……リヒト、私は何でもするぞ……お前の女になってやる……なぁ、自由にして良いんだ……これでも処女だ! お前の好きにしていい……だから、だから……助けてよ! お願いだよ……」

「いやぁぁぁーー、汚されるのも嫌だけど……せめて人間にして、人間にしてよ……」

「オークは嫌ぁぁぁぁーーねぇ、リヒト、私リヒトの女になるよ……幼馴染の代わりに奥さんでも愛人でもなるよ……だからお願い……助けて……ねぇ助けてよ……うっうっうええええん」

これが勇者パーティの三職の姿かね。

最早、只の女だな。

しかしライトはさっきから、なんで黙っているんだ。

まぁ良い……

「甘ったれるなよ! 俺の幼馴染は年単位で酷い目に遭っていたんだぞ……それをたった3か月で許してやるんだから、俺って凄く優しくないか? それじゃ3か月後にまた会おうぜ! これで禊は終わりだ。三か月耐えきったら俺はお前達に手を出さない。ちゃんと人間が住む場所に送りと届けてやるからな……それじゃ頑張れよ!」

「「「リヒトーーっ」」」

三人が泣きながら叫ぶが気にせず俺はその場を後にした。

本当に耐えきったらもう手は出さない。

ソニア達と同じように犯され、悲惨な思いをし、それでもお前達が強く生きてくのなら……そこで三人への俺の復讐はもう終わりだ。

だが……問題はライトだ……

この状態でも彼奴は顔色ひとつ変えなかった。

彼奴にはどうしたら復讐が出来るんだ。

殺して終わり。

それしか出来ないのか。






しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話

家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。 高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。 全く勝ち目がないこの恋。 潔く諦めることにした。

幼馴染が家出したので、僕と同居生活することになったのだが。

四乃森ゆいな
青春
とある事情で一人暮らしをしている僕──和泉湊はある日、幼馴染でクラスメイト、更には『女神様』と崇められている美少女、真城美桜を拾うことに……? どうやら何か事情があるらしく、頑なに喋ろうとしない美桜。普段は無愛想で、人との距離感が異常に遠い彼女だが、何故か僕にだけは世話焼きになり……挙句には、 「私と同棲してください!」 「要求が増えてますよ!」 意味のわからない同棲宣言をされてしまう。 とりあえず同居するという形で、居候することになった美桜は、家事から僕の宿題を見たりと、高校生らしい生活をしていくこととなる。 中学生の頃から疎遠気味だったために、空いていた互いの時間が徐々に埋まっていき、お互いに知らない自分を曝け出していく中──女神様は何でもない『日常』を、僕の隣で歩んでいく。 無愛想だけど僕にだけ本性をみせる女神様 × ワケあり陰キャぼっちの幼馴染が送る、半同棲な同居生活ラブコメ。

勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~

名無し
ファンタジー
 突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。  自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。  もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。  だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。  グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。  人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。

true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。 それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。 これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。 日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。 彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。 ※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。 ※内部進行完結済みです。毎日連載です。

学校一の美人から恋人にならないと迷惑系Vtuberになると脅された。俺を切り捨てた幼馴染を確実に見返せるけど……迷惑系Vtuberて何それ?

宇多田真紀
青春
学校一の美人、姫川菜乃。 栗色でゆるふわな髪に整った目鼻立ち、声質は少し強いのに優し気な雰囲気の女子だ。 その彼女に脅された。 「恋人にならないと、迷惑系Vtuberになるわよ?」 今日は、大好きな幼馴染みから彼氏ができたと知らされて、心底落ち込んでいた。 でもこれで、確実に幼馴染みを見返すことができる! しかしだ。迷惑系Vtuberってなんだ?? 訳が分からない……。それ、俺困るの?

後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます

なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。 だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。 ……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。 これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

処理中です...