たとえば勇者パーティを追放された少年が宿屋の未亡人達に恋するような物語

石のやっさん

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第5話 勇者達に感謝

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円満追放だから、カイト達には感謝しかない。

もし、円満ではなく『全部の金と装備を置いて行け!』そう言われても『このガキがぁーー』とムカつくが、ざまぁなんてしたいと思う程恨むことはない。

その理由は…

カイト達と一緒に居たおかげで結構強くなった。

勇者パーティと一緒に戦う事で、無料でレベリングして貰ったようなものだ。

おかげで冒険者として超一流のSランクの末席にいる事ができる。

もし、田舎の街に生まれた俺が『冒険者に単独でなりたい』そう考えたなら、冒険者の弟子になって小突かれながら教わるか、危険を冒して同じ位の仲間とパーティを組むかソロで頑張るしかない。

『手に職をつけて貰った』

その代償が、未成年にマウント取られ見たくないも無い、児童ポルノを見させられた…その程度の事だ。そう考えたら、まぁブラック企業より遥かに良い。

前世では、これ以上に報われない仕事ばかりだった。

DQNの鈴木社長や大島専務に比べたら遥かに…マシだと思う。

あいつ等理不尽に怒鳴ってばかりで残業ばかりさせられたからな!

彼奴らに比べたら『マジ良い奴にしか思えない』

それだけでも充分に御の字だが、勇者パーティに所属すると他では絶対に手に入らない素晴らしい特典があるんだ。

それは『複数婚が可能になる』という事だ。

この世界では王族や一部の上流貴族にしか認められない、この権利が貰える。

本来は勇者の『種』は物凄く価値があるから出来たものらしい。

『男性のみ』の特典だから、それで間違いないだろう。

大昔にはこの権利を利用して10人以上の妻を娶った男が居たようだ。

確か、オークマンと言う名前で10人以上の奴隷を妻にしてその全てを幸せにした…なんて話があるが…まぁ眉唾で恐らく創作物だと思う。

名前からして…オークマンは無い。

この二つの特典がカイト達に付きあったから手に入った。

恨む必要は全くないよ…

本当に『感謝』だ。

※区切りで短くなったので、もう一話本日更新予定です。
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