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元 王妃の離婚と追放
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「お前は用済みだ、離婚する」
「何でですの? 私は随分とこの国に尽くして参りましたわ! それをいきなり離婚だなんて..酷いですわね」
◆◆◆
私の名前はマリア。
先の英雄パーティで『聖女』をやっていました。
私の世代は魔王が復活する前のパーティで、最強と言われていたパーティでした。
勇者は存在せず『剣聖』『聖女』『賢者』の三職しかこの世代は現れませんでした。
そこに英雄と呼ばれたアランが加わり魔王ではなく、魔獣ゼルトンの討伐を行いましたのよ。
3年の長い旅の末、英雄アランを含むパーティの私以外の命と引き換えにゼルトンを打ち取り国に戻りました。
私が生き残ったのは他の三人より後方に位置していたからでしょう。
◆◆◆
帰ってから国王に報告して教会に戻りました。
『仲間の事を弔いながら生きていこう』
そう思っていましたが、そうはいきませんでしたわ。
『静かに生きていきたい』
そう思っている私に、毎日の様に縁談が来ます。
悲しんでいる間もない位です。
本来なら『勇者保護法』で聖女も守って貰えるのですが、生憎私の世代は『勇者が存在しない』その為、一部弱い面があります。
最も、これでも聖女ですから強くは誰も言ってきません。
ですが、司祭様のお話しで『無理強いは出来ませんが、結婚して余生を送るのも良いのではないですか?』
その勧めもあってお見合いをする事にしましたの。
その中で、結局、ルランス王国の第二王子のアレからの求婚がありました、蜘蛛の子を散らすように貴族を始めとするお見合い相手は辞退していき、結局、私はそのまま、王子と婚約を得て結婚。
その後は、私なりに王家に入り頑張っていたわ。
子供も1人出来て、アレ王子は王になった。
17歳で結婚して9年。
26歳になった、私に王になったアレが離婚を言い出したのよ。
◆◆◆
「一体、私の何が問題だったのかしら? 家族仲良くしていた筈ですのに」
「お前に利用価値が無くなったからだ、元からお前なんか好きじゃ無かったんだ、たださぁ、第二王子の俺が王になるのに、『聖女』という地位を持ったお前との結婚が必要だったんだ」
「そう、酷い話ね、私を利用して必要が無くなったらポイですか?」
「まぁ、お前は面だけは良かったけど、胸も無いしな、それに王になった俺には不要だ」
「そう、解ったわ、うふふふふ、それでカイは、どっちにつくのかな?」
「馬鹿じゃ無いの、あんたに着いていっても良い事なんて無いからお父様に着きますよ! BBAより王であるお父様に着いた方が得ですからね」
最早家族と思う必要はありませんよね。
「兎も角、お前は用済みだ、離婚する」
「何でですの? 私は随分とこの国に尽くして参りましたわ! それをいきなり離婚だなんて..酷いですわね」
「もうお前は用済みだ、齢をとった26歳の女なんて価値は無い、すでに14歳~15歳の女を中心にハーレムを作り始めた、俺は王なのだから、幾らでも若い女が手に入るからな、さっさと立ち去るが良い」
どうやら、夫だった人も、息子も私を家族と思っていないようです。
ならば、私も『家族』と思う必要はないでしょう。
「そうですか? 此処まで侮辱された私が黙って出ていくと思っていますか? くふふふふっ、さてと…私を本気で怒らせましたわね? 知っていますか? 『聖女』だった頃私は4人で魔獣ゼルトンを倒しましたのよ? この国の騎士が総出で勝てない相手にね…そうね、今から戦争をしましょう? 宣戦布告しますね」
馬鹿ですねーー。
私これでも英雄パーティの元聖女ですわよ?
さぁ、ケジメの時間ですわーーー。
「国に反逆するつもりか、そんな事して何になる」
馬鹿じゃ無いのかしらね?
「私の気が収まらないから『嫌いな人間』をぶちのめすだけですわ」
「えっ」
この人たちは『私が怒る』と思わないのかしら?
まぁ、今迄『元聖女』だから、怒らないで優しい人間っぽくはしていましたが、私だって怒りはあるのですわ。
基本的に、勇者パーティの人間以外は重婚はできませんわ。
それは王とて一緒。
他に女が欲しいのなら、愛人でも沢山作って遊んでいればいいのですわ。
子供さえ作らないのなら、私もギリギリ面子が保てますからね。
まぁ、この糞王の事ですから、きっと愛人に『王妃になりたい』とか唆されたのでしょうか?
もしかしたら、既に誰かに子供が出来たのかも知れません。
馬鹿な女『側室』までなら私も文句を言いませんのに。
※ 此の世界では『側室』=権利のある愛人という設定です。
「えっ、じゃありませんよ! カイ~っ、この糞豚王の囲っている女は何処に居るのかしら~」
「僕は知りません」
「お前は何を言っておるのだ」
顔が青いですわね。
「今なら怒りませんから、素直に言った方が良いわよ? カイ~っ! もう貴方を守る最強の盾『親子の絆』は自分から手放したのだから~、他人に容赦はしませんわ」
「お母さま、嘘ですよね! 僕を殺したりしませんよね…本気ですか!騎士、近衛騎士団、取り押さえろ~殺しても構わない、王子の名で許す」
「「「はっ」」」
我が子ながら本当の馬鹿ですね『こいつ等が束になっても倒せない魔獣』それをたったの4人で葬り去った、その1人が私ですね。
「あのさぁ、この中の誰とは言いませんが、死に掛けの妻を助けて欲しいと泣きついた馬鹿が居ましたよね? 腕が斬り落とされて泣いていたから繋げてあげた馬鹿もいましたね? 娘が流行り病に掛かって死に掛けていて治療中の馬鹿もいましたよね? 『一生恩に着る』そういう事を口にしたアンタら馬鹿が、私に剣を向けるのですか?」
「王子の命令には逆らえません」
「王子には..すみません」
「それとこれは別だ」
「そう、私が仕えるの王だ、形上は王妃ですが『敵なら仕方が無い』 容赦しません」
私は収納袋から、1本のポーションを取り出した。
「それじゃこれは要りませんわね…シルカちゃんも可哀想に、貴方のお父さんがいけないのよ、私の敵になるからね」
私はポーションを叩き割った。
「何をするのですかーーーーっ」
「何で、敵の娘を私が助けるの? 私しか助けられないのに、敵に回ったのですから、苦しみながら死ねば良いわ」
「ああーーっシルカーーっ」
自分を殺そうと剣を向けた人間の娘を誰が助けるものですかね。
騎士ってそんな事も解らないのかしらね。
本当に馬鹿ね。
「まぁ、今の勇者パーティの聖女なら同じ物を作れますが、依頼できるかしら? そもそも旅をしている勇者パーティを捕まえるまで娘の命が持つのかしらね? 娘の命を犠牲にしてまでの忠義、ご立派ですね!」
「うぬぬ…うわぁぁぁぁぁーーっ」
結局は乱心して掛かってきましたか。
「ホーリーサークル」
光の輪が複数、現れ騎士三人を捕縛した。
「あーらら、大変ね? 後ろのメイドに侍従は私の敵なのかしら?」
「私はメイドですから…」
「まだ王妃である、マリア様には逆らいません」
そう賢明ね。
私は邪魔が入らないようにドアを閉めカギを掛けた。
「なら良いわ、それで、カイ、この場に騎士は居ないわね、呼んでも無駄だわね、私なら簡単に殺せるものね、さぁこの糞豚王の愛人が誰なのか教えなさい」
「カイ、絶対に教えるな」
「父上~」
板挟み、板挟み。
大変ね。
「もう、良いわ、今良い事に気が付いちゃったから、もうカイは教える必要は無いわ」
「母上」
「母上言わない!」
そう言うと私はカイを思いっきり殴った。
『元聖女』だからって甘く見てはいけないのよ。
だって今の聖女のソニアさんを考えてみれば解るわ、たった数人で魔王城に乗り込もうって言うのよ? 聖女は確かに弱いわ、ただそれは『勇者』『剣聖』『賢者』に比べてって事ですわ。
「ああああっ、顔が、顔が痛いーーっ」
「うふふふっ、あらカイお顔が大変ね」
「母上、助けて、顔が」
そりゃ、顔の骨が崩れる位の力で殴ったんだから、このままなら死ぬわ。
まぁ私は優しいから殺さないわ。
我が子ですからね。
「ヒール、ヒール」
これで良いのよ。
パーフェクトヒールと違い、ヒールでは崩れた顔は治らない。
崩れた顔のままで生きていきなさい。
「母上」
「母上、言わない! その醜い顔で死ぬまで生きていく事ね! これで隣国との縁談も終わりね…次は、アレね」
ふふふっアレは焦っているわね。
「なっな何をしようと言うんだ」
「カイよりも醜くしようと思いますわ、ホーリーソード」
私は、アレに素早く近づくと両耳を削ぎ取り、鼻も削ぎ取った。
「ぎゃぁぁぁぁぁーーーっ」
そして、全部逆さまにつけた状態でヒールを掛けた。
「ああっああああああ、誰か、この女を殺せーーーっ」
正に、人間福笑い、まぁこんな物で良いかしら?
変な顔をした王様に、醜く潰れた顔の王子…権力で女を手に入れられても『心から愛してくれる女は現れないでしょうね』
「騎士全員で掛かって来なさい! ただし、それを行ったら、此処を出た後に騎士宿舎によって、貴方達の家族全員皆殺しにしちゃいますわよ!」
騎士達は道をあけた、そして黙っていた。
「そう、それが賢明ね」
その後私は宝物庫にいき、収納袋一杯に宝を詰めて、逃げ出した。
「何でですの? 私は随分とこの国に尽くして参りましたわ! それをいきなり離婚だなんて..酷いですわね」
◆◆◆
私の名前はマリア。
先の英雄パーティで『聖女』をやっていました。
私の世代は魔王が復活する前のパーティで、最強と言われていたパーティでした。
勇者は存在せず『剣聖』『聖女』『賢者』の三職しかこの世代は現れませんでした。
そこに英雄と呼ばれたアランが加わり魔王ではなく、魔獣ゼルトンの討伐を行いましたのよ。
3年の長い旅の末、英雄アランを含むパーティの私以外の命と引き換えにゼルトンを打ち取り国に戻りました。
私が生き残ったのは他の三人より後方に位置していたからでしょう。
◆◆◆
帰ってから国王に報告して教会に戻りました。
『仲間の事を弔いながら生きていこう』
そう思っていましたが、そうはいきませんでしたわ。
『静かに生きていきたい』
そう思っている私に、毎日の様に縁談が来ます。
悲しんでいる間もない位です。
本来なら『勇者保護法』で聖女も守って貰えるのですが、生憎私の世代は『勇者が存在しない』その為、一部弱い面があります。
最も、これでも聖女ですから強くは誰も言ってきません。
ですが、司祭様のお話しで『無理強いは出来ませんが、結婚して余生を送るのも良いのではないですか?』
その勧めもあってお見合いをする事にしましたの。
その中で、結局、ルランス王国の第二王子のアレからの求婚がありました、蜘蛛の子を散らすように貴族を始めとするお見合い相手は辞退していき、結局、私はそのまま、王子と婚約を得て結婚。
その後は、私なりに王家に入り頑張っていたわ。
子供も1人出来て、アレ王子は王になった。
17歳で結婚して9年。
26歳になった、私に王になったアレが離婚を言い出したのよ。
◆◆◆
「一体、私の何が問題だったのかしら? 家族仲良くしていた筈ですのに」
「お前に利用価値が無くなったからだ、元からお前なんか好きじゃ無かったんだ、たださぁ、第二王子の俺が王になるのに、『聖女』という地位を持ったお前との結婚が必要だったんだ」
「そう、酷い話ね、私を利用して必要が無くなったらポイですか?」
「まぁ、お前は面だけは良かったけど、胸も無いしな、それに王になった俺には不要だ」
「そう、解ったわ、うふふふふ、それでカイは、どっちにつくのかな?」
「馬鹿じゃ無いの、あんたに着いていっても良い事なんて無いからお父様に着きますよ! BBAより王であるお父様に着いた方が得ですからね」
最早家族と思う必要はありませんよね。
「兎も角、お前は用済みだ、離婚する」
「何でですの? 私は随分とこの国に尽くして参りましたわ! それをいきなり離婚だなんて..酷いですわね」
「もうお前は用済みだ、齢をとった26歳の女なんて価値は無い、すでに14歳~15歳の女を中心にハーレムを作り始めた、俺は王なのだから、幾らでも若い女が手に入るからな、さっさと立ち去るが良い」
どうやら、夫だった人も、息子も私を家族と思っていないようです。
ならば、私も『家族』と思う必要はないでしょう。
「そうですか? 此処まで侮辱された私が黙って出ていくと思っていますか? くふふふふっ、さてと…私を本気で怒らせましたわね? 知っていますか? 『聖女』だった頃私は4人で魔獣ゼルトンを倒しましたのよ? この国の騎士が総出で勝てない相手にね…そうね、今から戦争をしましょう? 宣戦布告しますね」
馬鹿ですねーー。
私これでも英雄パーティの元聖女ですわよ?
さぁ、ケジメの時間ですわーーー。
「国に反逆するつもりか、そんな事して何になる」
馬鹿じゃ無いのかしらね?
「私の気が収まらないから『嫌いな人間』をぶちのめすだけですわ」
「えっ」
この人たちは『私が怒る』と思わないのかしら?
まぁ、今迄『元聖女』だから、怒らないで優しい人間っぽくはしていましたが、私だって怒りはあるのですわ。
基本的に、勇者パーティの人間以外は重婚はできませんわ。
それは王とて一緒。
他に女が欲しいのなら、愛人でも沢山作って遊んでいればいいのですわ。
子供さえ作らないのなら、私もギリギリ面子が保てますからね。
まぁ、この糞王の事ですから、きっと愛人に『王妃になりたい』とか唆されたのでしょうか?
もしかしたら、既に誰かに子供が出来たのかも知れません。
馬鹿な女『側室』までなら私も文句を言いませんのに。
※ 此の世界では『側室』=権利のある愛人という設定です。
「えっ、じゃありませんよ! カイ~っ、この糞豚王の囲っている女は何処に居るのかしら~」
「僕は知りません」
「お前は何を言っておるのだ」
顔が青いですわね。
「今なら怒りませんから、素直に言った方が良いわよ? カイ~っ! もう貴方を守る最強の盾『親子の絆』は自分から手放したのだから~、他人に容赦はしませんわ」
「お母さま、嘘ですよね! 僕を殺したりしませんよね…本気ですか!騎士、近衛騎士団、取り押さえろ~殺しても構わない、王子の名で許す」
「「「はっ」」」
我が子ながら本当の馬鹿ですね『こいつ等が束になっても倒せない魔獣』それをたったの4人で葬り去った、その1人が私ですね。
「あのさぁ、この中の誰とは言いませんが、死に掛けの妻を助けて欲しいと泣きついた馬鹿が居ましたよね? 腕が斬り落とされて泣いていたから繋げてあげた馬鹿もいましたね? 娘が流行り病に掛かって死に掛けていて治療中の馬鹿もいましたよね? 『一生恩に着る』そういう事を口にしたアンタら馬鹿が、私に剣を向けるのですか?」
「王子の命令には逆らえません」
「王子には..すみません」
「それとこれは別だ」
「そう、私が仕えるの王だ、形上は王妃ですが『敵なら仕方が無い』 容赦しません」
私は収納袋から、1本のポーションを取り出した。
「それじゃこれは要りませんわね…シルカちゃんも可哀想に、貴方のお父さんがいけないのよ、私の敵になるからね」
私はポーションを叩き割った。
「何をするのですかーーーーっ」
「何で、敵の娘を私が助けるの? 私しか助けられないのに、敵に回ったのですから、苦しみながら死ねば良いわ」
「ああーーっシルカーーっ」
自分を殺そうと剣を向けた人間の娘を誰が助けるものですかね。
騎士ってそんな事も解らないのかしらね。
本当に馬鹿ね。
「まぁ、今の勇者パーティの聖女なら同じ物を作れますが、依頼できるかしら? そもそも旅をしている勇者パーティを捕まえるまで娘の命が持つのかしらね? 娘の命を犠牲にしてまでの忠義、ご立派ですね!」
「うぬぬ…うわぁぁぁぁぁーーっ」
結局は乱心して掛かってきましたか。
「ホーリーサークル」
光の輪が複数、現れ騎士三人を捕縛した。
「あーらら、大変ね? 後ろのメイドに侍従は私の敵なのかしら?」
「私はメイドですから…」
「まだ王妃である、マリア様には逆らいません」
そう賢明ね。
私は邪魔が入らないようにドアを閉めカギを掛けた。
「なら良いわ、それで、カイ、この場に騎士は居ないわね、呼んでも無駄だわね、私なら簡単に殺せるものね、さぁこの糞豚王の愛人が誰なのか教えなさい」
「カイ、絶対に教えるな」
「父上~」
板挟み、板挟み。
大変ね。
「もう、良いわ、今良い事に気が付いちゃったから、もうカイは教える必要は無いわ」
「母上」
「母上言わない!」
そう言うと私はカイを思いっきり殴った。
『元聖女』だからって甘く見てはいけないのよ。
だって今の聖女のソニアさんを考えてみれば解るわ、たった数人で魔王城に乗り込もうって言うのよ? 聖女は確かに弱いわ、ただそれは『勇者』『剣聖』『賢者』に比べてって事ですわ。
「ああああっ、顔が、顔が痛いーーっ」
「うふふふっ、あらカイお顔が大変ね」
「母上、助けて、顔が」
そりゃ、顔の骨が崩れる位の力で殴ったんだから、このままなら死ぬわ。
まぁ私は優しいから殺さないわ。
我が子ですからね。
「ヒール、ヒール」
これで良いのよ。
パーフェクトヒールと違い、ヒールでは崩れた顔は治らない。
崩れた顔のままで生きていきなさい。
「母上」
「母上、言わない! その醜い顔で死ぬまで生きていく事ね! これで隣国との縁談も終わりね…次は、アレね」
ふふふっアレは焦っているわね。
「なっな何をしようと言うんだ」
「カイよりも醜くしようと思いますわ、ホーリーソード」
私は、アレに素早く近づくと両耳を削ぎ取り、鼻も削ぎ取った。
「ぎゃぁぁぁぁぁーーーっ」
そして、全部逆さまにつけた状態でヒールを掛けた。
「ああっああああああ、誰か、この女を殺せーーーっ」
正に、人間福笑い、まぁこんな物で良いかしら?
変な顔をした王様に、醜く潰れた顔の王子…権力で女を手に入れられても『心から愛してくれる女は現れないでしょうね』
「騎士全員で掛かって来なさい! ただし、それを行ったら、此処を出た後に騎士宿舎によって、貴方達の家族全員皆殺しにしちゃいますわよ!」
騎士達は道をあけた、そして黙っていた。
「そう、それが賢明ね」
その後私は宝物庫にいき、収納袋一杯に宝を詰めて、逃げ出した。
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