『異世界は貧乳が正義でした』~だから幼馴染の勇者に追放されても問題がない~ざまぁ? しませんよ!マジで!

石のやっさん

文字の大きさ
55 / 85

第55話 パーティ解散

しおりを挟む


鼻血が止まらない。

「あのさぁ、リヒト僕たちの事は気にしないで良いんだよ…あんまり無理は良くないよ」

「リヒトさん、こんな気持ち悪い行為を男性が喜ぶわけ無いです! 止められた方が良いですよ!」

「リヒト様、ご無理はされて居ませんか? 私凄く心配ですわ」

彼女達は、いつもすまなそうな顔をしながらパフパフをしている。

特に鼻血を出すと更に申し訳なさそうな顔になる。

顔に何となくだが悲しみが見え隠れする気がする。

俺からしたらまさに天国、極楽みたいな時間にしか過ぎない。

だが、彼女達からしたら『自分の一番醜い所を男性に押し付けている』そんな風に思っているみたいだ。

『好きな人には醜い場所や汚い場所は無い、君の全てを俺は愛せる』そう言われている気がしてパフパフが止められないらしい。

『俺がかなり無理している』そう思いながらも、申し訳なさそうな顔をしながら動きを止められず行為が止まらない。

俺が頼んでして貰っている訳だが、顔と両腕をいっぺんにして貰える行為は、最高としか言いようが無い。

だが、それが終わると三人は賢者タイムになる。

「僕は一体何をしているんだろう…幾らリヒトが人が良いからって、あんな醜い物を押し付けるなんて…最低だよ…」

「私はなんでリヒトさんにあんな事が出来るのかな…多分同じ事されたら、耐えられない位酷い事なのに…」

「私は本当に酷い女なのですわ…幾ら愛を感じたいからってあのような事を…業の深い女なのですわ」

行為が終わった後は一気に落ち込むんだよな。

俺からしたら天国気分を味わっただけなのに。

そして…

「リヒト、僕何でもしてあげるからね! 僕に何かして欲しいこと無い?」

「私、リヒトさんがして欲しい事、何でもします!」

「私にして欲しい事があったら言って下さいですわ!」

そして、凄く三人は俺に優しくなる。

それが最近の俺の日常だ。

◆◆◆

この日俺達は、冒険者ギルドに来ていた。

新しく仲間になったロザリアを登録する為だ。

「えーと勇者パーティ『希望の翼』はついさっき正式に解散届けを出されて…はい綺麗さっぱり無くなりました」

えーと勇者パーティって解散出来る物なのか?

「詳しい事情を教えて貰えませんか?」

「ギルドの方でも詳しい事情は解りませんが、何でも勇者様と聖女様達が揉めたそうですよ? その結果、聖女様と賢者様が教会に行き『魔王討伐を正式に拒否』…そして、こうなったそうです。それ以上は解りませんが…普通に考えて大変な事だと思いますよ」

「教えてくれてありがとう! それで俺はどうすれば良い?」

「そうですね、リヒト様の場合は、勇者パーティから抜けて、新しいパーティのリーダー扱いになっています。特に何かする必要は無いですね。しいて言うなら『パーティ』の名前を決める位ですね」

「そうですか…」

名前か、どうしようか…

「それなら、簡単『希望の翼』で頼もうよ」

「おい、エルザ幾らなんでも問題あるだろう?」

「なんでさ?! 僕もリヒトも正式メンバーだったし、過去に無くなったパーティの名前を使ったパーティもあるよ?そうだよね?」

「確かに、こう言うのは早い者勝ちですし、縁もゆかりもなければ問題ですがメンバーのうち過半数の3名が在籍していたのですから、問題はありません! それじゃ登録しておきますね」

そうか…アイカも一応メンバーだったな。

「それじゃ、それでお願いします。あとこのロザリアを冒険者登録して新メンバーとして加えて下さい!」

「解りました、それじゃ手続きをさせて頂きます」

「凄いですわ…私があの希望の翼の冒険者メンバーなんて驚きですわ」

「まぁ名前だけしか残ってないけどな」

「そうでもありませんよ! エルザ様とリヒト様には王や貴族階級への予約無しの謁見行為が許されますし、リヒト様には初代オークマン様と同じ複数婚の権利があります。資金的援助は全くありませんが、他にも細々した権利は残っていますね。『在籍したため得られる』その権利は残ります」

「結構な権利が残るんだな」

「そうですね…はい登録も終わりました。ロザリア様もFランクからですが頑張って下さいね」

これで手続きは終わりだな。

◆◆◆

折角だから、簡単な依頼でも受けていくか?

少し位、練習を兼ねて依頼を受けても良いだろう。

アイカとロザリアの練習になりそうな依頼は…これだ。

「すいません、この依頼を受けさせて貰って良いですか?」

「これ…ですか? S級なのに?」

「はいお願いします」

俺達は冒険者ギルドを後にした。






しおりを挟む
感想 129

あなたにおすすめの小説

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

俺が死んでから始まる物語

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。 だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。 余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。 そこからこの話は始まる。 セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕

僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた

黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。 その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。 曖昧なのには理由があった。 『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。 どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。 ※小説家になろうにも随時転載中。 レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。 それでも皆はレンが勇者だと思っていた。 突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。 はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。 ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。 ※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。

レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした

桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。

幼馴染の勇者が一般人の僕をパーティーに入れようとするんですが

空色蜻蛉
ファンタジー
羊飼いの少年リヒトは、ある事件で勇者になってしまった幼馴染みに巻き込まれ、世界を救う旅へ……ではなく世界一周観光旅行に出発する。 「君達、僕は一般人だって何度言ったら分かるんだ?!  人間外の戦闘に巻き込まないでくれ。  魔王討伐の旅じゃなくて観光旅行なら別に良いけど……え? じゃあ観光旅行で良いって本気?」 どこまでもリヒト優先の幼馴染みと共に、人助けそっちのけで愉快な珍道中が始まる。一行のマスコット家畜メリーさんは巨大化するし、リヒト自身も秘密を抱えているがそれはそれとして。 人生は楽しまないと勿体ない!! ◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。

解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る

早見羽流@3/19書籍発売!
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」 解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。 そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。 彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。 (1話2500字程度、1章まで完結保証です)

後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます

なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。 だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。 ……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。 これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。

収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?

木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。 追放される理由はよく分からなかった。 彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。 結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。 しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。 たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。 ケイトは彼らを失いたくなかった。 勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。 しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。 「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」 これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。

処理中です...