奴隷譲渡!? 勇者パーティを追放される俺は文句を言わない代わりに、勇者が父親の遺産で貰った女奴隷を貰う事にしました。

石のやっさん

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第39話 ヘルムVSリメル 本当の勝者は......

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「あの、もしかしたら剣聖リメル様じゃないですか?」

「僕はリメルだけど、悪いな……忙しい……」

え~と……誰だろう?

線が細くて凄く綺麗。

勇者パーティで剣聖という立場だから王侯貴族にも沢山あった事があるけど、此処まで気品のある人に会った記憶はないよ。

「忙しい所、声を掛けてすみませんでした。 それじゃ僕はこれで......」

「待って! 貴方と僕って面識あるの? 僕会った記憶がないんだけど?」

こんな王子様みたいな気品のある人に会ったなら、忘れる訳ないんだけどなぁ、誰なのかな?

「面識はありませんよ、 私が一方的にリメル様に憧れていただけですから……お会い出来て嬉しかったです……忙しい所、本当にすみませんでした」

え~と、今聞き間違いじゃなければ『僕に憧れている』

そう聞こえたんだけど……

綺麗な金色の髪に透き通るような白い肌。

目は綺麗なブルーで、まるで上級貴族が王子様みたい。

肌なんて色白のマリアーヌより白くて、幻想的な美少年。

まるで、僕の理想がそのまま現れたような美少年じゃない。

そんな人が『僕に憧れている』の?

嫌だ......今の僕、凄くボロボロじゃない。

リヒトに世話されていないから、髪も汚いし、体も臭いかもしれない。

女として終わっているよ......

「はははっ、僕に憧れていたんだ? だけど実際に見てがっかりしたんじゃない? 少し前までならもう少しはカッコよかったんだけどね。今じゃこれだもん」

今の僕は『憧れの剣聖』じゃない。

昔は男の子には余りモテなかったけど、女の子には凄く人気があった。

それが今の僕には『僕に憧れていた女の子』すら寄り付かなくなったし。

当たり前だよね……今の僕は全然輝いて無いもの。

剣聖だけど、凛々しくもカッコ良くも無い。

只の汚くて臭い女だもん。

「良かったら、お酒でも飲みながら少し話しませんか? なにか、困っているみたいだから、話を聞きたいんだ。私で力になれるなら力になるから」

「うん……」

なんでだろう?

初めて会ったのに……こんなにも心惹かれるなんて……

◆◆◆

しかし、此奴女として終わっているな。

服もヨレヨレだし、凄く汗臭い。

髪の手入れも碌にしてないんだろ、フケも薄っすらと浮いている。

近くの酒場に入り、臭いのを我慢してリメルの横に座った。

「飲むのはエールで良い? あとおつまみもお任せで良いかな?」

「うん……」

「そう言えば、まだ名前も名乗っていなかったですね。私の名前はアランと申します」

「アラン様ですか……あの、アラン様は、その貴族ですか?」

「いえ、貴族じゃないですよ? アランと気さくに呼んで下さい!昔は王家に連なる貴族の家柄でしたが、小国でもう亡くなった国ですから……身分と言う事なら、今は平民ですね」

「そう、なんですか? 僕、てっきり貴族かと思っていました」

「無駄に着飾っているだけで、今の私は裕福な商人。そんな所です」

「そう、なんですね……」

「まず、注文を入れちゃいますね! 取り敢えずエール二つとミノタウルスのワイン蒸し、豆サラダとポテト下さい。あとリメル様食べたい物ありますか?」

「僕もリメルで良いよ!……余りお腹空いて無いから、それで大丈夫だよ」

「そう? 食べたい物があったら遠慮なく言って下さいね。 私が奢りますから」

「そんな悪いよ……僕が……」

「リメル様はカッコ良いけど、女の子です。此処は私に奢らせて下さい」

「女の子!?」

「リメルはカッコ良いけど、それでも綺麗な女の子です! 私の初恋、憧れの! それで、さっきから元気無さそうですが、どうかしたんですか?」

「実は、僕……いや僕たちのパーティは今凄く困っていてね」

リメルはポツリポツリと今の自分の現状を話し始めた。

リヒトが居なくなって、パーティが上手く回らなくなった事。

そして、色仕掛けをしてでもリヒトを連れ戻すように勇者ライトに言われた事。

随分溜まっていたのかも知れない。

吐きだすように話す。

俺は堕天使。

堕ちていく人間は……愛おしい。

ああっ、このまま堕ちていかないかな。

「リメル……それなら私がどうにか出来るかもしれないよ? ちょっとだけつき合って貰えないかな?」

「つき合うって何処へ?」

「宿屋だけど?」

「駄目だよ! アランは、その魅力的だけどあったばかりだし……僕、そんなに軽い女じゃないよ」

そう言いながらも何処にも『剣聖の勇ましさ』は無い。

話し方が只の『女の子』だ。

「リメル違うって! 私は王族に連なった家柄とはいえその中では、まぁ身分が低い存在だったんだ。だから『お世話』は得意だよ! ちょっとだけ試してみないか?」

「あはははっ、そういう事なんだ! 僕、考え違いをしていてみたいだ……そう言う事なら、うん大歓迎だよ!」

幾ら、軽い娘でもこんな簡単に宿屋につき合ったりしない。

これは弱い『魅了』に掛かっているからだ。

人間のスキルの『魅了』じゃない。

種族の違いによる魅了だ。

堕天使とはいえ、元は『天使』

異性であれば、どんなイケメンや美少女でも『その容姿が嫌い』そう言う事がある筈だ。

だが、天使や女神の容姿を嫌う人間は誰も居ない。

それは生まれながらにして『万人に好かれる魅了』を持っているからだ。

人間や魔族が使う魅了は恐らく、四職なら通用はしない。

だが、女神や天使の魅了には寧ろ、普通の人間以上に弱い。

女神に魅力を感じない聖職者は居ないのだから……

「それじゃ、早速、買い物をしてから宿屋に行こうか? まずは、リメルを元の綺麗な剣聖の姿に戻してあげるよ!」

「うん……」

顔を真っ赤にしちゃって……完全なメス顔だ。

もう落ちたも同然だな。

◆◆◆

「随分と沢山買い込んできたね」

「女の子の手入れという事なら、この位は必要だよ! 恐らくリヒトさんもこの位は使っていたんじゃないかな?」

「そう、なのかな……」

「多分、そうだよ! それじゃ、準備するから暫く待っててね」

「うん」

まずは湯を沸かし浸かってもらう。

それからあとは垢すりか……髪の手入れに肌の手入れそんな物か。

さぁ、湯が沸いた。

「リメル、お湯が沸いたよ! 汚れるのは気にしないで良いからそのまま入って!」

「ええっ、まさか僕アランの前で裸にならないと……そのいけないの?」

初々しくていいな。

「当り前じゃないか? 大体大貴族や王族には『洗浄係』と言って体を洗う者がいるんだ。 私はその方法を知っているからね、ほうら綺麗にしてあげるから、早く脱いで」

「そんな……僕、恥ずかしい……アランの前で裸になるなんて……出来ないよ」

めんどくさいな。

「リメル、私は君に憧れた……何時も気高く美しい『剣聖』のね。 だけど、今の君はボロボロじゃ無いか? バラの花より美しくどんな宝石より輝いていた君の姿をもう一度見たいんだ! 美しいリメルの姿を私に見せてくれないか?」

「だけど、僕恥ずかしくて出来ないよ……そんなアランの前で裸になんて」

情報だと随分と勇者とイチャついていた筈なんだけどな……

仕方ない。

魅了の重ね掛けするか。

『魅了』

「リメル……私は君の事を愛している! だから神に誓って私から君には手を出さない……誓うよ! ボロボロの君を癒してあげたい。それだけなんだ……女性の君が恥ずかしがる気持ちは良く解る。だけど、君を愛する気持ちに免じて、今だけ恥ずかしい気持ちを我慢して貰えないかな! この愛に誓って手を出さないから……」

あくまで俺からはね。

「元から僕はアランを信じているよ……そうじゃ無くてこんなボロボロの僕の裸を見せるのが恥ずかしいんだよ……また幻滅させちゃうから。だけど、解ったよ…….そこ迄言うなら僕……あはははっ、僕、脱いで湯舟に浸かるね」

一度、決断したら脱ぎっぷりがよいな。

あっと言う間に服を脱いで、そのまま湯舟に浸かっている。

さてと……此処からが本番だな。

堕天使とは言え元は天使。

良く優雅な暮らしをしていると勘違いしているけど、天使とは『天(神)』に『使(仕)える』もの。

神に仕えていた俺の力、存分に味わって貰おうか。

◆◆◆

「リメル、もう充分だよ……さぁ上がって」

「うん……お風呂垢だらけだね! きゃぁっ! アラン裸……」

本当に全然手入れが出来ていないんだな。

「手入れするのに私だって、濡れちゃうから裸にならなくちゃならないでしょう? まずは髪からだね」

そう言うと俺はリメルを仰向けに寝かせ両ひざをついた俺の股で頭を挟み込み頭を浮かせた。

「だけど、タオル越しだけど……アランのが、その……」

「リメルの裸を見てこうならない方が可笑しいでしょう? まぁ我慢してよ、気にしないで」

天使って男の容姿だとかなりデカいんだよな。

「ううっ、解ったよ」

顔を真っ赤にして……まぁいいや。

「それじゃ、髪から洗っていくね」

女神や神に使っている物の劣化版の洗髪液を使い髪を洗浄していく。

「うん、凄く気持ち良い……こんなに細かく洗うんじゃ裸にならないと駄目だね」

「そうでしょう? 髪が終わったら今度は体も洗っていくからね」

そう言いながら俺は手をニギニギした。

「まさか、手でなんて言わないよね……流石にそれは恥ずかしいよ! 今だって顏から火を噴きそうなんだから」

まぁ、見ていれば解るよ。

顏も体も真っ赤だし。

「これを使って垢すりをするから、まだ、大丈夫だよ」

「まだ!?」

「うん、まぁ、その後に特殊な香油を刷り込んで肌の湿気を保たせるんだけど、これは直接手でするから、まぁ触られるのは諦めて」

「え~と何処を?」

「全部だけど?」

「恥ずかしすぎて僕……死んじゃうかも」

「まぁまぁ、頑張って」

この後、体を洗い上げ、性的な興奮剤入りの香油を塗っていく。

俺は堕天使だから『快楽を貪る』事に関しては恐らくサキュバス以上にどん欲だ。

「ちょっと、アラン、そんな所、駄目だって、ああっ、ああんハァハァ……可笑しくなる、僕可笑しくなっちゃう」

約束だから俺からは手を出さない。

頑張って抵抗するんだね。

◆◆◆

お風呂から上がり体を拭きあげ服を着せたけど……

「ハァハァ……アラン、僕……」

おやおや、目が血走っているね。

押し寄せる快楽に頑張って耐えているようだ。

「どうですか? 服の洗濯も出来ますが、今日は新しい物を用意しました! あとは、これから食事も作りますから、瞬く待って下さい」

「ハァハァ……うん、待っているから……」

股間をモジモジさせてもう一息かな。

食事にも媚薬を沢山混ぜてあげるから。

タダでさえ堕『天使』の種族によりかかる魅了。

そこに堕天使のスキルによる魅了の重ね掛け。

興奮剤による催淫効果。

普通の人間が耐えられる訳ない。

この方法なら恐らく死にかけの老人だってフル勃起する。

それを正常で若い健康な女に使ったんだから。

爆発的な効果がある。

「うん? どうしました? リメル……」

「アラン……僕を、お願い……慰めて、体がおかしいの」

「リメル、私は貴方を愛している。そう言いましたよ? 私は貴方が好きです! ですが、貴方はどうなのですか? 私を愛していると言えますか?」

「僕……僕もアランを愛してる……本当に愛しているから、だからお願い……」

「誰よりも?」

「ライトよりもリヒトよりも、貴方を愛している。だから……だからお願い」

「そう嬉しいよ。リメル……」

そう伝えながら股間に手を伸ばした瞬間。

「ああっ……駄目ぇぇぇぇーー」

これだけで絶頂しちゃうのか?

幾らなんでも、効きすぎる気がする。

「リメル……」

「アラン、僕、駄目……ゴメンねぇ! 本当に我慢できないの」

そう言いながら俺を押し倒し、自ら腰を落としてきた。

なんで此処まで効いているのか解らない。

剣聖が堕ちたんだから堕天使的にはOKだ。

堕天使のアレを受け入れたんだから、もう終わりだ。

この快楽からはもう逃げられない。

◆◆◆

此奴、本当に初めてなのか?

散々快楽を貪ったあと、満足したのか俺の腕を無理やり枕にして満足そうにしている。

堕天使的にはOKだが、初めて筈なのに、もう経験して無い事が無い位あらゆる事をしやがった。

まるでサキュバスだ。

「アラン、僕の事が好きだったんだよね? 僕と結ばれて嬉しい?」

「……」

「ちゃんと、嬉しいって言ってよ! まさか遊びとか言わない……うっうっ、言わないよね」

「言わないよ……私もリメルの事好きだよ……」

怖いよ、此奴今一瞬剣を取ろうとしやがった。

「良かった……もし、遊びとか嫌いとか言われたら僕、アランの事殺して死のうと思ったんだ……だけど、アラン駄目だよ! 好きじゃ、ちゃんと僕の事愛しているって言わないと、僕心配になっちゃうよ!」

「愛している……だけど」

「だけど? どうかしたの?」

「リメルは剣聖だから魔王を討伐の旅を続けるんだよね? そうしたら途中でお別れ……」

「うん、僕もう、魔王討伐なんて辞めちゃうよ! アランと一緒の方が楽しそうだもん」

作戦は上手くいったけど……此奴ヤバくないか?

「だけど、剣聖なんだから、そんなの無理なんじゃ……」

「ねぇ、アラン、僕の事好きなんだよね? 僕がどうなっても愛してくれるよね?」

何か嫌な気がする。

この目が怖い。

「ああっ……」

「そう、それなら簡単だよ! ほうらっ」

リメルは近くに立てかけてあった準聖剣を取り左手で持ち、勢いをつけて自分の右腕を切り落とした。

「なっ、何しているんだよーーっ」

「僕の腕が無くなれば、もう剣を振るえないからね! アランは僕の腕が無くなっても愛してくれるよね?」

「馬鹿、本当になにやっているんだよ……」

俺は秘薬を取り出してリメルの腕を繋げ振りかけた。

「嘘……腕が繋がっていく……これ凄く高いんじゃないの? アランゴメン……」

俺は何をしているんだ?

剣聖が腕を無くしたんだ。

そのまま放っておけば、もう終わりじゃないか?

準聖剣を盗んで逃げればもう終わった筈だ。

「なぁ、リメル……そんなに俺が好きなのか?」

「うん、アラン大好き!」

ハァ~仕方ないな。

「もし、俺が言ったら魔王討伐の旅をやめて、その準聖剣を捨ててくれるのか?」

「そうすれば、アランの傍に居られる? 僕とずうっと一緒に居てくれる?」

魔族に比べて人間の寿命は短い。

50年位なら此奴と一緒に居てもいいか……とうしたんだ俺。

「ああっ……」

「それじゃ、準聖剣も捨てるし魔王討伐の旅も辞めちゃう……その代りアランのお嫁さんにしてね」

「ああっ……」

「もう、僕がお嫁さんになるって言うのに嬉しく無いの?」

「嬉しいよ」

「そう、良かったぁ~」

作戦は上手くいった。

だけど、勝った気がしない。

迂闊にも此奴が可愛いとか思ってしまった。

まぁ良いか?

剣聖を堕落させたんだから勝ちだよな?













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