【石のやっさん旧作】卑怯道!!僕は弱いんです。いじめないで下さい。だけどそれ以上いじめるなら...殺すよ。外伝

石のやっさん

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省吾篇 卑怯道炸裂 死ぬのは僕だ

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僕は今、手紙を書いている。複数のマスコミ、警察、そして学校の校長宛にだ。
この手紙こそが、大河の打倒の最後の秘策になる。
これで、準備は終わった。
そして。それらをポストに入れると僕はぐっすりと眠った。
朝がきて今日と言う日が始まる。
歯を磨き、顔を洗い何時ものように朝食を食べて、両親に朝の挨拶をした。
清々しい朝だ、復讐には丁度良い。
これが終わった時にはお前の人生は終わる。
死よりも苦しい地獄が待っているはずだ。
さぁ後はここで大河を待つばかりだ、電車の音を聞きながら僕はホームで大河を待った。
大河は親に守られていると思われるのを嫌がり電車で通学している。
8時05分、目的の大河は現れた。
さぁここからが勝負だ。
僕は静かに大河の前に近づいた。
(あれっ大河くん。今日も僕は生きているよ?所詮ゴミだね。だから女に持てないんだよ? レイプでもしないと女から相手にされないからレイプしてるのかな? ゴミ人間)
周りに聞こえないように挑発する。
「てめぇ絶対殺してやる、殺してやるよ」
こいつやっぱり馬鹿だな。こんなに大勢の前で殺してやるなんて。
(殺せるのかな僕を?レイプ魔野郎がさぁ)
「この野郎絶対に殺す」
ようやく掴みかかってくれたな。あとはタイミングだ。
やっと電車がきたな。このタイミングだ。
「殺される、助けてくれこいつに命を狙われているんだ。頼むから殺さないでくれ」
「何をいって」
僕は足で後ろに飛びそのままホームへと落ちていった。
その時にタイミングよく電車が来て、僕は踏まれた。 体がバラバラになっていく感覚が解る。、、、グチャグチャグチャ、、、僕は死んだ。
「おい、、」
唖然とした大河が最後に間抜けな顔をし、吐きながら、僕を見つめていた。
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