【石のやっさん旧作】卑怯道!!僕は弱いんです。いじめないで下さい。だけどそれ以上いじめるなら...殺すよ。外伝

石のやっさん

文字の大きさ
28 / 44

聖来篇 よくあるテンプレを悪用する。

しおりを挟む
わざと人通りの少ない路地を歩いていた。
「お前羽振りが良さそうだな?その銀貨をこっちに寄こせ」
「何で?」
「うるせぇ、痛い目会いたく無けりゃ有り金全部寄こしやがれ」

はい強盗確定。僕は首筋にナイフを当てるとそのまま首を掻き切った。
そして、冒険者証と財布を抜き取った。財布の中には銅貨しかない、しけている。
近くのごみ箱にそのまま死体は捨てた。

「ここを通りたければ有り金全部寄こしやがれ」
「何で?」
「有り金全部置いて行かないなら命の保証はしない」
はいギルティ。
今度は僕は喉にナイフを刺してそのまま殺した。
そして同じ様に冒険者証と財布を貰った。

「俺は銀級冒険者のコンロンだ、貴様は生意気だ死にたくないなら有り金全部、、」
はいギルティ。
心臓にナイフを突き立てると殺した。
そして同じ様に冒険者証と財布を貰った。

「貴様、良くも俺たちのパーティのメンバーを殺したな、殺してやる」
相手は5人居たが、僕はレベルが上がっているのだろう簡単に殺せた。
そして同じ様に冒険者証と財布を貰った。

「よくも、あたしの、、恋人を殺してくれたわね。地獄を見せてあげるわ」
女だ、可哀想だから余り傷がつかないように首筋を斬って殺した。
そして同じ様に冒険者証と財布を貰った。

半日で70人程の冒険者を殺したらもう襲ってくる者は居なくなった。

聖来
LV 70
HP 5600 (98000)
MP 2800 (121240)
クラス 一般人(卑怯者)(運命と戦う一族) 暗殺者 ナイフ使い
スキル:鑑定.異世界言語(隠ぺい)風魔法 解体 

今回の殺しで随分レベルも上がった。
そしてこれからは換金タイムである。

僕は再び、冒険者ギルドを訪れていた。
「どうしました。もしかして依頼を受けに来られたのですか?」
「いえ、違います。 これを換金しに来たのです」
「こ、これは冒険者証、、、70枚も どうされたのですか? まさかドラゴンにでも襲われていたのでしょうか? それにしても多すぎます」
「いえ、全員、僕に対して強盗をしてきたので返り討ちにして持ってきました」
「なな70人も?、、すいません。ギルドマスター室まで来て頂けますか?」
「解りました」
「どうかしたのか?ミーシャ」
「実は、この新しく冒険者登録をされた聖来様が70人冒険者を殺してしまいまして」
「ななな70人!こいつは何をしたんだ。話を聞かせてくれないか?」

僕は事細かに話した。
ギルマスも受付嬢のミーシャも頭を抱えた。
確かに筋は通っている。
ギルドでも強盗を殺しても問題がないと説明している。
そして、聞く限り此奴の言う事は正しい。
だが、異常だ。
確かに、お金を出せと脅したら強盗だ。
だが、普通はだからと言って殺さない。
精々が衛兵に突き出して終わりだ。
そしてその後は降格させて暫く奉仕活動をさせる。
つまり、殺しても良いが普通はこの程度で済む事なのだ。
そしてプレートの買取だ。
もってこられた以上買い取らなくてはいけない。
こいつはギルドのシステムを完全に悪用した。
だが、何一つ間違ってはいないから追及できない。
ただ、此奴が残酷なだけなのだ、
この街から70人の冒険者が死んだ。
此奴は70人の冒険者を殺して経験を積んで尚且つお金迄手に入る。
正に一石二鳥だ。
ただ70人と言えばこの街の冒険者の半分だ。
此奴はお金も手に入り、経験を積んだが、ギルドは貴重な冒険者が死んで尚且つお金が取られる。
理不尽だ。
だが、ルール上咎められる問題は無いので頭を抱えながらも支払うしかない。
ギルマスとミーシャの苦悩は続いた。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話

家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。 高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。 全く勝ち目がないこの恋。 潔く諦めることにした。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。

true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。 それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。 これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。 日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。 彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。 ※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。 ※内部進行完結済みです。毎日連載です。

プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?

九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。 で、パンツを持っていくのを忘れる。 というのはよくある笑い話。

魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな

七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」 「そうそう」  茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。  無理だと思うけど。

処理中です...