【石のやっさん旧作】ギャルゲーの母親に恋い焦がれて...

石のやっさん

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二次の世界の母親がドストライク!

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俺の名前は田中一郎。

やや引き籠り気味のギャルゲーが好きな男だ。

もう20年以上ギャルゲーをやっているが...最近になって実は熱が冷めている。

最初にギャルゲーを手にしたのは12才の時、今に比べれば粗い画面の少女に恋い焦がれていた。

だが、自分が歳を重ねていくに連れ相手の女性に求める物が違ってきた。

自分の年齢がとうとう38歳になった時に惰性で続けているギャルゲーにも無理を感じるようになった。

《はぁ..流石にもう無理だわ、この歳になって中学生や高校生を口説いても全然面白くないわ(ゲームの世界です!)》


《よく考えたら、此処に最初出てくる母親の方が俺に齢が近いんだよな...》

そんな事を考えてギャルゲーを見ていたら...母親のキャラクターが気になり始めた。

見た目も凄く若く見えるし、巨乳で妖艶だ、しかも主人公が辛い時や苦しい時には必ず助言をくれる。

作品によっては傷ついた主人公を抱きしめるシーンもある。

《ヒロインよりこっちの方がいいわー》

綺麗で包容力があって優しい母親、そしてどう見ても包み込むようなその愛は絶対にヒロインより上だ。

この歳になって俺は「二次限定マザコン」になってしまったようだ。

ちなみに俺の母親は俺が18歳の時に死んでいるが...ただのおばさんだから対象ではない。

勿論、親父が俺が10歳の時に死んだあと育ててくれたから嫌いじゃないが恋愛対象じゃない。

そう、俺は二次限定のマザコンなんだ。

「だったら、エロゲー買えば良いじゃん? 今熟女系のエロゲーってあるんだぜ..」

「そうなのか!」

俺は5万円程のお金を持って秋葉原に行った。

中古品から新品迄合わせて15本買ってきて遊んだ...結果。

駄目だな、これじゃ、ヒロインの女性が肉食だったり、最初は俺の好みだったのに急に変態になる。

作品的に仕方ないと思うが...可愛い女性だったのに一回SEXしたら肉食に早変わり...その後はSEXだけ。

可愛くて好みの女性だったのに服を脱いだら...ぽっちゃりで腋毛がボーボーだったり...

非エロの熟女とは全く違っていた。

確かに絵は好みの物があるけど...綺麗で包容力があって優しい母親とはどこか違う気がする。

それからはどうしても自分の好みの熟女を見つけたくて、エロ漫画から普通の漫画、エロゲーは懲りたからゲームやアニメまで買い漁った。

だが、好みの熟女、主に母親が出てくる作品はその全部が非エロだった。

こんな生活を送っていたら、抜くのが二次の母親だけになった。

しかも、エロの肉食系は駄目なので、非エロの漫画や非エロのエロゲーの母親のエロイ姿を思い浮かべて抜く毎日だった。

そんな事じゃいけない、そう思い熟女系のソープランドで32歳の可愛らしい写真の女の子を指名して遊びに行った。

《なんなんだこの生物は...おばちゃんじゃないか..修正も此処までくるとアートだな》

年下にも関わらず、しかも熟女系の高級店なのに...おばちゃんだった。

どうにか勿体ないから時間内で理想の二次母を思い浮かべて何とか抜いたけど...虚しさしか残らなかった。

落胆しながら...歩いていた。

溜息をついてぼーっとして歩いているのが悪かったんだろう...車が来ているのに気が付かなかった。

車に跳ねられそうなそうな瞬間、俺は光に包まれた。


「私は貴方の命の恩人ですよ? お願いを聞いてくれますね?」

俺の好みとはかけ離れた美幼女が俺の前で腕を組んで立っていた。


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