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──2──ある国
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グロリエイサ暦3107年。
ドリアルダ国の王城でそれは執り行われた。
『聖女召喚の儀』
なぜ『聖“女”』なのか誰も疑問に思うこともなくなったその時代に、その技術は完成した。
そして全ての国民の『純粋な希望』だけを受けて、それは実行に移された。
美しく描かれた魔法陣。
国選りすぐりの魔法使いたち。
見守る国王夫妻とその息子たち。
全員が期待する。
『きっと美しく心優しい聖女様が現れて、我らを救って下さる』
……と。
そしてその聖女様は王子と結婚して末永くこの国を見守って下さる、と。
そんな期待を一心に受けて、聖女召喚の魔法陣が起動する。
世界の全てを照らすかのような眩い光が一面に広がり、そしてその光が煌めく光の粒となった時。
魔法陣の真ん中に立つ女性の姿があった。
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グロリエイサ暦3107年。
ドリアルダ国の王城でそれは執り行われた。
『聖女召喚の儀』
なぜ『聖“女”』なのか誰も疑問に思うこともなくなったその時代に、その技術は完成した。
そして全ての国民の『純粋な希望』だけを受けて、それは実行に移された。
美しく描かれた魔法陣。
国選りすぐりの魔法使いたち。
見守る国王夫妻とその息子たち。
全員が期待する。
『きっと美しく心優しい聖女様が現れて、我らを救って下さる』
……と。
そしてその聖女様は王子と結婚して末永くこの国を見守って下さる、と。
そんな期待を一心に受けて、聖女召喚の魔法陣が起動する。
世界の全てを照らすかのような眩い光が一面に広がり、そしてその光が煌めく光の粒となった時。
魔法陣の真ん中に立つ女性の姿があった。
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