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賢人マーリン・ネ・ベルゼ・マルアハ
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いろいろなことに、なんだかモヤモヤっとしたものを感じる。別にレイミリアさんに良いところがないと思っているわけではない。そこではなく、僕らよりも生の長い人類。それをおそらくは創り出せる存在、そうしたことに不安が広がって胸の中でモヤモヤっとする。でも僕はその気持ちを抑えて、別なことを聞いてみることにした。もうひとつある別のモヤっとしたものが気になっているからだ。
「どうして僕らの、オニ・ハバキ・モリのことを、詳しく知っているの?」
するとヨホは、瞳に明らかな光を輝かせて、僕の目を見て言った。
「私をこの世に生み出し、不死の呪いをかけ、ネ・ベルゼという名を名乗り、自らを聖なる聖霊と宣うものから聞きました。」
ネ・ベルゼ?聖なる精霊は、僕らオニ・ハバキ・モリの一族以外に僕は聞いたことがない。しかしヨホは間違いなく長命だ。僕が物心ついたころには家にいて、城と家の侍従長を兼任していたからだ。それだけでも既に五十年は経過している。どういうことだろうか。
「聖なる聖霊というのは本当?だって父上からは、僕ら以外のそれを聞いたことがないんだけど。」
聞きながら、後でジョジロウさんにも相談してみようと考えた。あの人はもともと聖なる聖霊の復活のために、地上に害を及ぼそうとする魔や邪を滅ぼす一族の出だと聞いている。…とはいえ、父上のことを魔の王だと勘違いして一度は僕や母上まで滅ぼそうとしていたんだけど。
「ネ・ベルゼの話では、もともと人類が聖なる聖霊と崇めていたのは、さまざまな命の集まりから生まれた、多種多様な感情の集合体である精霊。他の無機物や自然の現象に影響されて、生き物が畏怖した後に生まれる精霊とは、そこで一線がひかれるそうです。ネ・ベルゼ自身は、今からおよそ十万年ほど前に滅んだ、ホモ・サピエンス・ネアンデルターレの、悲しみと嘆きから生まれたと言っていました。多種多様な感情の集合体である精霊であるから、自分は聖なる聖霊なのだと。」
正直なところとんでもない話だと思った。話している相手がヨホでなければ、毛の先ほども信じられなかったろう。
「ネ・ベルゼは、その後に誕生したホモ・サピエンス・サピエンスに対してずいぶんと屈折した愛情を抱いていたようです。オウニが彼らを保護・観察していた地から、地上一帯へと広めたのは自分だとずいぶん自慢していました。」
この話は旧約聖書という本を思い出す。父上の書斎にずらっと並んでいた本の最初の方だ。それに突き合わせて考えてみると、人がエデンを追われる原因となった蛇だと言っているんだろうか?ネ・ベルセは?そっちの方が魔物じゃあないか。
そんなことを考えていたら喉が渇いた。自分のカップを口に運んだがすでに中身がない。それを見ていたヨホが席を立ち、テーブルを回って僕の後ろに立つと、僕のカップにお茶をそそいでくれた。ポットの中身が全部なくなる直前でヨホは注ぐのをやめて席へと戻っていく。
「お茶の最後に残った渋み、苦手でしたよね、ミラクール様。」
ヨホはそう言って自分の席に座りなおし、また驚くことをはじめた。
「言葉だけではなかなか伝わりがたいでしょうから、続きは少し工夫をさせていただきます。」
ヨホはそう言うと、手に木の棒のようなものを握りしめていた。今までその手には確かに何もなかったのだが、今はその手にある。その驚きに僕はなんだかモリの道具を見るような気がした。
「先に結論から言います。ミラクーロ様、私も今回の旅に参加させてください。」
さっきまでいたレイミリアさんの家の大広間が、今はどこか知らない山脈の上空に変わっている。僕はその空の上にいる。目の前からはテーブルがなくなり、すぐ横にヨホがいた。空に、だ。
「これは、何かの投影ですか?」
足元にまだ大広間の床の感触があるのを感じとり、僕は落ち着いてそうたずねた。椅子に座る感触もある。
「さすがはミラクーロ様、大正解です。今私達の頭の中に直接、この風景を映し出しています。」
ヨホはそう言うと、右手に持った棒を動かしはじめた。
「この山々は、外界にあるカトゥン山地と呼ばれている場所です。そしてそちらに見える高い山がベルカー山、そこに続く長い峰をアルタイ山脈と呼びます。現在はそのベルカー山の山頂と中腹に、ここ『たそかれの世界』への入り口が確認されています。」
世界が流れていく。まるで僕とヨホをのせた乗り物が動いているかのような感覚だった。
「この辺りですね。ほら、あの白い影が丸くあるあたり。」
ヨホがそう言って、僕から見て左側にうつった山の中腹を指さしてみせた。そこには確かに白い円形の跡みたいなものが見えるような気がする。しかし周辺もところどころ白いため、ハッキリとはわからない。
「ご覧の通り、周囲は常に雪で覆われているため、普通の人間であればまずわからない場所です。しかしあのジョジロウのような者達には、割と有名な場所になってしまっているみたいです。ほら、今もああして入り口を目指している方が…。」
その方向に目を向けると、かなりの大荷物を背負って山を登る一団が見えた。
「少々失礼。彼らには回れ右をして帰ってもらいますね。」
そう言ってヨホが棒を振る。すると、その一団が慌てはじめるのが見えた。見ると彼らがせっかく背負ってきた荷物が、どんどんと先に山を下りて転がっていく。
「これでしばらくは大丈夫でしょう。このように、『たそかれの世界』は現実の世界にその入り口を開けています。多少でも知識さえあれば、あの入り口を通り『たそかれの世界』へと出入りするのは難しいことではありません。レイミリアさんのお父様や、他にも何人かの商人に対し、通行許可証を王室が発行しているのはご存知でしょうか?」
「パスポートのことですか?」
僕の答えを聞いて、ヨホはニッコリと笑った。そうして話を続ける。
「はい、そのとおりです。現在、この国から出る者に王室が発行している通行許可証は、外の世界のパスポートに似せてあります。出口周辺の小国家にはグランスマイル家が尽力した甲斐もあって、アイオリア国としてパスポートが通用しています。大国はさすがに難しいみたいですけどね。」
「確かパスポートを持っていないと、アイオリアまでたどり着けないって聞いているけど、それは本当のことなんですか?あと、たどり着けないとどうなってしまうんですか?」
僕は好奇心から聞いてみた。以前、パスポートも持たずアイオリアに侵入できた賊がいた。どうやって侵入ができたのか本人に聞いてもわからずじまいなため、仕組みがとても気になる。
「外界から、パスポートもなく無理に押し入ろうとすれば、運がよくてどこか外界の別の場所への強制転送、運が悪ければ亜空間の先にある虚数界へと落ちていくと聞いたことがあります。パスポート自体に何か特別な仕掛けでもあるんでしょうか、その辺りの技術的なことは私にはわかりかねます。」
ジョジロウさんが最初にどうやって入り込んだのかは、結局わからずじまいか。二回目の時はグランスマイル家が手助けしたんだものな。でもまあ、いいか。
「少し話が脱線してしまいましたね。元に戻します。」
ヨホはそう言うと、手の棒を振りなおした。すると景色が変わった。今度はどこかわからない、広い海の上だ。
「この海洋に住む水の精霊を見つけようとされているんですよね。」
ヨホの言葉にまた僕は驚いた。いったいどこまでを知っているんだろう。
「私の目的は、『はじまりの聖霊』とネ・ベルゼが言う、オウニのシンを見つけることです。そのためにはみなさまと同じように、水の精霊を探す必要があります。」
はじまりの聖霊という言葉にはちょっとだけひっかかりを覚えたが、目的となるものがほぼ合致しているのはちょうどいい。水の精霊探しについても、僕の知らない情報を沢山持っているみたいだ。同行はこちらからお願いしたいくらいだ。
「どうして僕らの、オニ・ハバキ・モリのことを、詳しく知っているの?」
するとヨホは、瞳に明らかな光を輝かせて、僕の目を見て言った。
「私をこの世に生み出し、不死の呪いをかけ、ネ・ベルゼという名を名乗り、自らを聖なる聖霊と宣うものから聞きました。」
ネ・ベルゼ?聖なる精霊は、僕らオニ・ハバキ・モリの一族以外に僕は聞いたことがない。しかしヨホは間違いなく長命だ。僕が物心ついたころには家にいて、城と家の侍従長を兼任していたからだ。それだけでも既に五十年は経過している。どういうことだろうか。
「聖なる聖霊というのは本当?だって父上からは、僕ら以外のそれを聞いたことがないんだけど。」
聞きながら、後でジョジロウさんにも相談してみようと考えた。あの人はもともと聖なる聖霊の復活のために、地上に害を及ぼそうとする魔や邪を滅ぼす一族の出だと聞いている。…とはいえ、父上のことを魔の王だと勘違いして一度は僕や母上まで滅ぼそうとしていたんだけど。
「ネ・ベルゼの話では、もともと人類が聖なる聖霊と崇めていたのは、さまざまな命の集まりから生まれた、多種多様な感情の集合体である精霊。他の無機物や自然の現象に影響されて、生き物が畏怖した後に生まれる精霊とは、そこで一線がひかれるそうです。ネ・ベルゼ自身は、今からおよそ十万年ほど前に滅んだ、ホモ・サピエンス・ネアンデルターレの、悲しみと嘆きから生まれたと言っていました。多種多様な感情の集合体である精霊であるから、自分は聖なる聖霊なのだと。」
正直なところとんでもない話だと思った。話している相手がヨホでなければ、毛の先ほども信じられなかったろう。
「ネ・ベルゼは、その後に誕生したホモ・サピエンス・サピエンスに対してずいぶんと屈折した愛情を抱いていたようです。オウニが彼らを保護・観察していた地から、地上一帯へと広めたのは自分だとずいぶん自慢していました。」
この話は旧約聖書という本を思い出す。父上の書斎にずらっと並んでいた本の最初の方だ。それに突き合わせて考えてみると、人がエデンを追われる原因となった蛇だと言っているんだろうか?ネ・ベルセは?そっちの方が魔物じゃあないか。
そんなことを考えていたら喉が渇いた。自分のカップを口に運んだがすでに中身がない。それを見ていたヨホが席を立ち、テーブルを回って僕の後ろに立つと、僕のカップにお茶をそそいでくれた。ポットの中身が全部なくなる直前でヨホは注ぐのをやめて席へと戻っていく。
「お茶の最後に残った渋み、苦手でしたよね、ミラクール様。」
ヨホはそう言って自分の席に座りなおし、また驚くことをはじめた。
「言葉だけではなかなか伝わりがたいでしょうから、続きは少し工夫をさせていただきます。」
ヨホはそう言うと、手に木の棒のようなものを握りしめていた。今までその手には確かに何もなかったのだが、今はその手にある。その驚きに僕はなんだかモリの道具を見るような気がした。
「先に結論から言います。ミラクーロ様、私も今回の旅に参加させてください。」
さっきまでいたレイミリアさんの家の大広間が、今はどこか知らない山脈の上空に変わっている。僕はその空の上にいる。目の前からはテーブルがなくなり、すぐ横にヨホがいた。空に、だ。
「これは、何かの投影ですか?」
足元にまだ大広間の床の感触があるのを感じとり、僕は落ち着いてそうたずねた。椅子に座る感触もある。
「さすがはミラクーロ様、大正解です。今私達の頭の中に直接、この風景を映し出しています。」
ヨホはそう言うと、右手に持った棒を動かしはじめた。
「この山々は、外界にあるカトゥン山地と呼ばれている場所です。そしてそちらに見える高い山がベルカー山、そこに続く長い峰をアルタイ山脈と呼びます。現在はそのベルカー山の山頂と中腹に、ここ『たそかれの世界』への入り口が確認されています。」
世界が流れていく。まるで僕とヨホをのせた乗り物が動いているかのような感覚だった。
「この辺りですね。ほら、あの白い影が丸くあるあたり。」
ヨホがそう言って、僕から見て左側にうつった山の中腹を指さしてみせた。そこには確かに白い円形の跡みたいなものが見えるような気がする。しかし周辺もところどころ白いため、ハッキリとはわからない。
「ご覧の通り、周囲は常に雪で覆われているため、普通の人間であればまずわからない場所です。しかしあのジョジロウのような者達には、割と有名な場所になってしまっているみたいです。ほら、今もああして入り口を目指している方が…。」
その方向に目を向けると、かなりの大荷物を背負って山を登る一団が見えた。
「少々失礼。彼らには回れ右をして帰ってもらいますね。」
そう言ってヨホが棒を振る。すると、その一団が慌てはじめるのが見えた。見ると彼らがせっかく背負ってきた荷物が、どんどんと先に山を下りて転がっていく。
「これでしばらくは大丈夫でしょう。このように、『たそかれの世界』は現実の世界にその入り口を開けています。多少でも知識さえあれば、あの入り口を通り『たそかれの世界』へと出入りするのは難しいことではありません。レイミリアさんのお父様や、他にも何人かの商人に対し、通行許可証を王室が発行しているのはご存知でしょうか?」
「パスポートのことですか?」
僕の答えを聞いて、ヨホはニッコリと笑った。そうして話を続ける。
「はい、そのとおりです。現在、この国から出る者に王室が発行している通行許可証は、外の世界のパスポートに似せてあります。出口周辺の小国家にはグランスマイル家が尽力した甲斐もあって、アイオリア国としてパスポートが通用しています。大国はさすがに難しいみたいですけどね。」
「確かパスポートを持っていないと、アイオリアまでたどり着けないって聞いているけど、それは本当のことなんですか?あと、たどり着けないとどうなってしまうんですか?」
僕は好奇心から聞いてみた。以前、パスポートも持たずアイオリアに侵入できた賊がいた。どうやって侵入ができたのか本人に聞いてもわからずじまいなため、仕組みがとても気になる。
「外界から、パスポートもなく無理に押し入ろうとすれば、運がよくてどこか外界の別の場所への強制転送、運が悪ければ亜空間の先にある虚数界へと落ちていくと聞いたことがあります。パスポート自体に何か特別な仕掛けでもあるんでしょうか、その辺りの技術的なことは私にはわかりかねます。」
ジョジロウさんが最初にどうやって入り込んだのかは、結局わからずじまいか。二回目の時はグランスマイル家が手助けしたんだものな。でもまあ、いいか。
「少し話が脱線してしまいましたね。元に戻します。」
ヨホはそう言うと、手の棒を振りなおした。すると景色が変わった。今度はどこかわからない、広い海の上だ。
「この海洋に住む水の精霊を見つけようとされているんですよね。」
ヨホの言葉にまた僕は驚いた。いったいどこまでを知っているんだろう。
「私の目的は、『はじまりの聖霊』とネ・ベルゼが言う、オウニのシンを見つけることです。そのためにはみなさまと同じように、水の精霊を探す必要があります。」
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