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25.結局いつものメンバーで
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あれから一週間後の放課後。
「今日は購買部に潜入する」
「お前達は何をやってるんだ?」
今日は第25文化部の正式な活動日。
あんぱん売れ残り解決班以外の部員も部室に勢揃いしていた。
そしてこれは、会長の発言に神楽先輩が即座に正しいつっこみを入れた場面である。
「あんぱん売れ残り問題を解決するためだ。だから潜入する」
「潜入してどうする。原因を探るのか?」
「いや、原因は分かっている。スペシャルデラックスゴージャスパンが犯人だ」
「……悪いがお前の言っていることが、いつも以上に理解不能だ」
神楽先輩が平然と、しかし刺さるトーンで切り捨てる。
言い切った。言い切ってしまった。
先輩、その判断は正しいです。同行する私たちも実はよく分かってません!
「分からないか? 敵を深く知ることで、問題解決は確実になるのだ。つまり――」
「……悪いが俺は、今回も関わるつもりはない」
「む」
これ以上は時間の無駄だとでも思ったのだろう。
会長のセリフを分断して、神楽先輩は今回も不参加が決定した。そして。
「私も遠慮しますわ」
そんな感じで、前回に続き他の4名も不参加。
という訳で、結局本日の活動は前回と同じメンバー&四季先輩が参加する形となった。
まあそうなる事は大体予想していましたけどね。
「なってしまったものは仕方ない。我々で頑張ろう」
そう言う会長はどこか晴れやかだ。
確かに、購買部に大人数で押しかけるのも迷惑だし、このくらいが妥当……なのかもしれない。
「では向かおうか」
「はい」
会長の号令で、私達は渋々購買部へと向かって歩き出した、のだが。
「あれ?」
ふと違和感を覚えて足を止めた。
「どうした? こまり君」
「その……購買部に潜入するんですよね?」
「そうだ」
「いきなり購買部に訪ねて行って、中を見せてもらえるものなんですか? 潜入って、こう……警戒されません?」
普通に買い物ならまだしも、今回は潜入だ。
購買部の人たちが快く許してくれる気が全くしない。いや絶対しない。
「その件だけどね」
二千翔君が、やけに自信満々の顔で割り込んでくる。
「きちんと内通者を用意したのさ」
「えっ、そんなドラマみたいな……一体誰を?」
「君もよく知っているだろう。我が部の人間だよ」
まさかと思ったその瞬間。
「お待たせー!」
元気な声と後ろからかけてきた影。
振り返ると、エプロンにバンダナを巻いた、購買部のおばちゃんスタイルで決めた南瓜君が立っていた。
「な、何故、南瓜君!?」
「だって、彼はスーパーアルバイターだからね」
スーパーアルバイター……なんだ、それは。
「今日は購買部に潜入する」
「お前達は何をやってるんだ?」
今日は第25文化部の正式な活動日。
あんぱん売れ残り解決班以外の部員も部室に勢揃いしていた。
そしてこれは、会長の発言に神楽先輩が即座に正しいつっこみを入れた場面である。
「あんぱん売れ残り問題を解決するためだ。だから潜入する」
「潜入してどうする。原因を探るのか?」
「いや、原因は分かっている。スペシャルデラックスゴージャスパンが犯人だ」
「……悪いがお前の言っていることが、いつも以上に理解不能だ」
神楽先輩が平然と、しかし刺さるトーンで切り捨てる。
言い切った。言い切ってしまった。
先輩、その判断は正しいです。同行する私たちも実はよく分かってません!
「分からないか? 敵を深く知ることで、問題解決は確実になるのだ。つまり――」
「……悪いが俺は、今回も関わるつもりはない」
「む」
これ以上は時間の無駄だとでも思ったのだろう。
会長のセリフを分断して、神楽先輩は今回も不参加が決定した。そして。
「私も遠慮しますわ」
そんな感じで、前回に続き他の4名も不参加。
という訳で、結局本日の活動は前回と同じメンバー&四季先輩が参加する形となった。
まあそうなる事は大体予想していましたけどね。
「なってしまったものは仕方ない。我々で頑張ろう」
そう言う会長はどこか晴れやかだ。
確かに、購買部に大人数で押しかけるのも迷惑だし、このくらいが妥当……なのかもしれない。
「では向かおうか」
「はい」
会長の号令で、私達は渋々購買部へと向かって歩き出した、のだが。
「あれ?」
ふと違和感を覚えて足を止めた。
「どうした? こまり君」
「その……購買部に潜入するんですよね?」
「そうだ」
「いきなり購買部に訪ねて行って、中を見せてもらえるものなんですか? 潜入って、こう……警戒されません?」
普通に買い物ならまだしも、今回は潜入だ。
購買部の人たちが快く許してくれる気が全くしない。いや絶対しない。
「その件だけどね」
二千翔君が、やけに自信満々の顔で割り込んでくる。
「きちんと内通者を用意したのさ」
「えっ、そんなドラマみたいな……一体誰を?」
「君もよく知っているだろう。我が部の人間だよ」
まさかと思ったその瞬間。
「お待たせー!」
元気な声と後ろからかけてきた影。
振り返ると、エプロンにバンダナを巻いた、購買部のおばちゃんスタイルで決めた南瓜君が立っていた。
「な、何故、南瓜君!?」
「だって、彼はスーパーアルバイターだからね」
スーパーアルバイター……なんだ、それは。
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