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リッシェンリーダン
四
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「なぁにぼさっとしてんだ鈍間!さっさと支度しろ!飛行船待たせてんだから」
親指を立てて外を示す。え?でもだって、昨日だぞ?昨日手続きしに行ったんだぞ?なのにもう、リッシェンリーダンに行くだって?
「え?ちょっと……状況がよく分かんないんだけど…」
「なぁにすっとぼけたこと言ってんだよ。簡単なことだろ?荷物を纏めてリッシェンリーダンに行くだけだ」
「そんな早く行けるもんなのか?」
「はは~ん。私が口だけだと思ってたのか?生憎、お前一人くらいの席を設けるくらい、片手で捻るくらいで済むさ。片手もいらないな、指一本で済む。リッシェンリーダンに行けるんだぞ?それとも諦めるのか?」
「そりゃ行く。すぐ準備してくる」
まさかこんな早く行けるなんて思ってもみなかった。ハイズが影響力を持ってるのは知ってたけど、リッシェンリーダンの関係者達を一日足らずで動かすなんて。
ハイズってすごかったんだな。ただの変態だと思ってたのに。
「ところで、日ノ本の魔導書とは珍しい奴がいるもんだな」
【わしかて、堕天使を初めて見たわな。未だに地上に留まってる堕天使とは、自分も珍しいわな】
「私の他にも、地上で生を謳歌してる堕天使は結構いるぞ?まぁ私みたいに地位を獲得せずに、自由気ままに流離う奴ばかりだけど」
「なぁ、準備出来たから二人共本に戻ってくれ」
話に割り込んで、本を詰め込んだ鞄を指す。
【なんじゃ。この姿のままでは不満か?】
〈リーガル〉がなぜか不満気に唇を尖らせる。ババアが何やってんだか。
「本の方が連れて行きやすいから言ってるんだよ。それとも置いて行かれたいのか?」
【冗談じゃよ。戻ってやるから、ちゃんと連れて行くんじゃぞ?】
頬杖をつき、にやにやしたまま姿が薄れていき霧のようになると、霧は本に吸い込まれるように消える。啝譚も同じように本に戻った。
〈リーガル〉と啝譚を鞄に詰めて、準備完了。ちなみにワンリアは掌サイズのサメの姿になって、肩に乗ってる。
「終わったよ」
「オッケー。じゃあ行こう!いざ!魔導師育成学院リッシェンリーダンへ!」
バァンッ!と勢いよくドアを開く。物達がいってらっしゃいと言ってくれたから、いってきますと返した。
ドアを閉めて、顔を上げる。しばらく歩いて開けた場所に、翼亀と呼ばれる空を飛べる亀に吊られている、飛行船。
親指を立てて外を示す。え?でもだって、昨日だぞ?昨日手続きしに行ったんだぞ?なのにもう、リッシェンリーダンに行くだって?
「え?ちょっと……状況がよく分かんないんだけど…」
「なぁにすっとぼけたこと言ってんだよ。簡単なことだろ?荷物を纏めてリッシェンリーダンに行くだけだ」
「そんな早く行けるもんなのか?」
「はは~ん。私が口だけだと思ってたのか?生憎、お前一人くらいの席を設けるくらい、片手で捻るくらいで済むさ。片手もいらないな、指一本で済む。リッシェンリーダンに行けるんだぞ?それとも諦めるのか?」
「そりゃ行く。すぐ準備してくる」
まさかこんな早く行けるなんて思ってもみなかった。ハイズが影響力を持ってるのは知ってたけど、リッシェンリーダンの関係者達を一日足らずで動かすなんて。
ハイズってすごかったんだな。ただの変態だと思ってたのに。
「ところで、日ノ本の魔導書とは珍しい奴がいるもんだな」
【わしかて、堕天使を初めて見たわな。未だに地上に留まってる堕天使とは、自分も珍しいわな】
「私の他にも、地上で生を謳歌してる堕天使は結構いるぞ?まぁ私みたいに地位を獲得せずに、自由気ままに流離う奴ばかりだけど」
「なぁ、準備出来たから二人共本に戻ってくれ」
話に割り込んで、本を詰め込んだ鞄を指す。
【なんじゃ。この姿のままでは不満か?】
〈リーガル〉がなぜか不満気に唇を尖らせる。ババアが何やってんだか。
「本の方が連れて行きやすいから言ってるんだよ。それとも置いて行かれたいのか?」
【冗談じゃよ。戻ってやるから、ちゃんと連れて行くんじゃぞ?】
頬杖をつき、にやにやしたまま姿が薄れていき霧のようになると、霧は本に吸い込まれるように消える。啝譚も同じように本に戻った。
〈リーガル〉と啝譚を鞄に詰めて、準備完了。ちなみにワンリアは掌サイズのサメの姿になって、肩に乗ってる。
「終わったよ」
「オッケー。じゃあ行こう!いざ!魔導師育成学院リッシェンリーダンへ!」
バァンッ!と勢いよくドアを開く。物達がいってらっしゃいと言ってくれたから、いってきますと返した。
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