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日ノ本形成
日本征覇史#02 鬼退治が、征覇である
しおりを挟む崇神帝の弟に、彦坐王が居て、四道将軍の一人であった、神功帝の祖でもある。彦坐王は、大和を北に抜け、山城の国造の娘を后として、山城を拠点として、山陰道を征覇していった。
丹の国は、現在の舞鶴を中心に、丹波、丹後、但馬一帯を支配した王国である。彦坐王を迎え撃ったのは、青葉山の御笠と后の蟇女であった。御笠と蟇女は、土蜘蛛を率いて迎え撃ったが、由良川の戦に敗れ、勢力を弱めていった。
前段として、山城に土木治水事業を興し、墾田を拓いて水稲を始めて、米の量産体制を築きます。米の量産体制を確立して、余剰労働力を産み出して、大規模土木治水事業を実行できるようにします。
日本の戦い方は、単純にして明解な、物量作戦であった。山陰道を築く、土木治水事業に大量に労働者を動員し、大量動員した労働者を兵隊にして、物量で叩き潰すことにあります。
吉備津皇子が、難波の墾田を進めて、山陽道を築き、吉備の温羅と呼ばれる鬼を退治します。後の世に、桃太郎の鬼退治として知られる、現在の岡山県における、日本の征覇事業となります。
東海道は、常陸の国風土記に記載される、国樔と呼ばれる土蜘蛛退治が、黒坂命によって実施されています。常陸の国が、後に下総と共に親王任国となるのは、日ノ本の東端に到達したという意味と考えられます。
東山道は、国譲りが行われた諏訪を通り、上野国が親王任国となるのは、対蝦夷の後方支援拠点が、上野であったことを示します。
神功帝が熊襲征伐と三韓征伐で、西海道を確保し、三韓から人質と朝貢を確保することで、日ノ本の体制が確立します。古墳期の日本は、南が薩摩、西が韓、東が常陸、北が上野となります。
北陸道は、越の国があり、勢力圏が越前、加賀、能登、越中、越後となります。越の国が、日本に組み込まれるのは、継体帝の御代となります。
日本各地で、熊襲や蝦夷の征伐、全国の鬼退治が実行されて、日本征覇は進んでいった。国府を築き、国分寺を建立した聖武帝が、日本による統治体制の確立となる。
出雲尊、熊襲尊となるので、同格の相手として、出雲と熊襲は捉えられている。
三韓征伐や蝦夷征伐の場合、相手を同族と認識していたが、鬼退治の場合は、日本が相手を人とは認識していない。敵は、妖怪として、退治されている。結果として、鬼退治は、風土記の中に、封じられる形となる。
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