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不都合な真実
不都合な真実・03 日本国の確立、「制覇」と「継承抗争」
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<<弥生期から行われたのは、日本の国家権力が実行した、日本制覇>>
縄文期に戦争が少なく、個人戦闘程度で収まっていたとされるが、弥生期に入ると戦争が急増する。この戦争の急増は、崇神陛下の御代に起きた、パンデミックの結果である。紀元前数世紀あたりから、海外との交流が始まったことで、疫病が渡来するようになり、パンデミックが生じたのが、崇神陛下の御代であったとされる。神社で水を確保して衛生環境を確立し、疫病への対応が進むには、地域格差が大きかったのも事実である。
疫病によるパンデミックは、多くの人々を病で失うと共に、労働人口を失うことでもあった。
記録が残っている世界史の中で、疫病によるパンデミックで同様に壊滅的な打撃を受けたのは、南北アメリカ大陸であった。「虐殺者」が疫病を持ち込んだことで、数十%から酷い地域では80%の人口が失われたと、ラス・カサス「インディアスの破壊における簡潔な報告」に記されている。
パンデミックが収束する中、失われた労働力を補うために、周辺地域から人員確保を必要として、戦が起きるようになった。パンデミックの影響は、海外との交流が盛んで、発達した地域に大きく、畿内のように、交流が少ない地域では、労働人口の減少も少なかったとされる。つまりは、海外との交流が盛んで、発展していた地域ほど、被害は大きく「出雲」「美」「丹」といった強国や、「筑紫」も国力を低下させていった。
強国の国力低下は、治安維持能力の低下となり、戦争が始まるきっかけともなった。
四道将軍を派遣し、日本制覇を開始したのが、崇神陛下であり、崇神陛下の御代から数世代に渡って、日本征覇が戦乱を呼び、日本の戦国時代が発生したのである。崇神陛下の御代から、垂仁陛下、景行陛下、成務陛下の四代に渡り、全国制覇が進められ、最終的に日ノ本を征覇を達成したのが、景行陛下の頃から神功陛下の御代であった。神功陛下の御代から安定した平和な時期が続いたが、武烈陛下の御代に継承の大乱が生じて、手白香陛下の御代に平和が戻ったと記される。
陸奥を北限で薩摩を南限として、西を任那に東を日立として、古代の大道建設という大規模土木工事を拡大して、全国各地に国府と国衙領を築き上げていくと共に、国の一宮から神社の系列化を図っていった。天下制覇の流れによって、「まつろわぬ民」は鬼や土蜘蛛と呼ばれ、退治されるとともに、「まつろう民」へと組み込まれていった。
日本国の形成は、崇神陛下より始まり、神功陛下の三韓征伐で完了したとなる。
パンデミックで失われた、人口の拡大を目指し、墾田を拡大させて水稲を強制し、墾田の労働力として、「国民」すべてを「兵」として、強大な戦力を組み上げていった。
崇神陛下より始まる、抗争に継ぐ抗争は、暗殺や騙し打ちをも肯定し、「国民」を「皆兵」とすることで、大量動員体制を構築していった。国衙領が拡大すれば、余剰労働力を「皆兵」として大規模な土木治水工事で大道を築きながら、もっと遠くへ墾田を拡大し、余剰労働力を「皆兵」としていったのである。
このシステムは、土木治水工事で墾田が拡大する限り、止まることの無い強大なシステムとして、全国制覇の原動力となった。
各地に「まつろわぬ民」として、鬼退治や土蜘蛛退治の伝承が残り、「風土記」に記録されることで封印されていく。
時期的なお話としては、継体陛下が手白香陛下に婿入りしたのが、507年3月3日のことであり、姫祭りの始まりの年でもある。魏志倭人伝で、倭国大乱から卑弥呼による統一と魏への朝貢が西暦238年とすると、170年程前のことになるので、垂仁陛下の皇女倭姫や神功陛下が、卑弥呼に推定される結果となる。
神功陛下は、彦坐王の血族であり、直系の流れからの逸脱を避けるため、仲哀陛下を迎えている。
日ノ本の場合、皇位継承は、兄達がサポートすることで、末子に継承する相続に始まっている。山幸海幸の関係にしても、神武陛下が第四子であると記録される結果からも、末子への継承優先が、基本であったことが窺える。父を起点として、血族が勢力圏を築き上げた時、一緒に築き上げる嫡子は、成人していて年齢を重ね、継承の時に嫡子は高齢となっていることから、後見人の立場として、一族の末子へ継承する形をとっていた。
末子相続を利用して、継承位を確保したのが、神功陛下であり、自分の子を即位させるための画策をおこなっている。これは、手白香陛下も同じであり、欽明陛下への継承と繋がっている。末子への継承を嫡子継承へ変化するのが、天平期の継承である。
戦乱期には、日本制覇を追い求めている国が、能力の低い者を長にできるわけもなく、継承そのものが淘汰の基本となっていた。また、皇族同士の婚姻である限り、継承の性別についても、特に問題は生じなかった。継承が男系となり、嫡子相続となったきっかけは、皇族ではない臣下が、光明皇后となったことにある。聖武陛下と光明皇后の嫡子が、孝謙陛下であり、孝謙陛下に配偶者を見つけられなかったことで、光仁陛下の即位に繋がり、光明皇后の娘である井上内親王が皇后となったのである。
先例を基本として、男系を優先し、できれば直系という、継承の流れは、聖武陛下から光仁陛下までの流れによって、決定されたのである。
縄文期に戦争が少なく、個人戦闘程度で収まっていたとされるが、弥生期に入ると戦争が急増する。この戦争の急増は、崇神陛下の御代に起きた、パンデミックの結果である。紀元前数世紀あたりから、海外との交流が始まったことで、疫病が渡来するようになり、パンデミックが生じたのが、崇神陛下の御代であったとされる。神社で水を確保して衛生環境を確立し、疫病への対応が進むには、地域格差が大きかったのも事実である。
疫病によるパンデミックは、多くの人々を病で失うと共に、労働人口を失うことでもあった。
記録が残っている世界史の中で、疫病によるパンデミックで同様に壊滅的な打撃を受けたのは、南北アメリカ大陸であった。「虐殺者」が疫病を持ち込んだことで、数十%から酷い地域では80%の人口が失われたと、ラス・カサス「インディアスの破壊における簡潔な報告」に記されている。
パンデミックが収束する中、失われた労働力を補うために、周辺地域から人員確保を必要として、戦が起きるようになった。パンデミックの影響は、海外との交流が盛んで、発達した地域に大きく、畿内のように、交流が少ない地域では、労働人口の減少も少なかったとされる。つまりは、海外との交流が盛んで、発展していた地域ほど、被害は大きく「出雲」「美」「丹」といった強国や、「筑紫」も国力を低下させていった。
強国の国力低下は、治安維持能力の低下となり、戦争が始まるきっかけともなった。
四道将軍を派遣し、日本制覇を開始したのが、崇神陛下であり、崇神陛下の御代から数世代に渡って、日本征覇が戦乱を呼び、日本の戦国時代が発生したのである。崇神陛下の御代から、垂仁陛下、景行陛下、成務陛下の四代に渡り、全国制覇が進められ、最終的に日ノ本を征覇を達成したのが、景行陛下の頃から神功陛下の御代であった。神功陛下の御代から安定した平和な時期が続いたが、武烈陛下の御代に継承の大乱が生じて、手白香陛下の御代に平和が戻ったと記される。
陸奥を北限で薩摩を南限として、西を任那に東を日立として、古代の大道建設という大規模土木工事を拡大して、全国各地に国府と国衙領を築き上げていくと共に、国の一宮から神社の系列化を図っていった。天下制覇の流れによって、「まつろわぬ民」は鬼や土蜘蛛と呼ばれ、退治されるとともに、「まつろう民」へと組み込まれていった。
日本国の形成は、崇神陛下より始まり、神功陛下の三韓征伐で完了したとなる。
パンデミックで失われた、人口の拡大を目指し、墾田を拡大させて水稲を強制し、墾田の労働力として、「国民」すべてを「兵」として、強大な戦力を組み上げていった。
崇神陛下より始まる、抗争に継ぐ抗争は、暗殺や騙し打ちをも肯定し、「国民」を「皆兵」とすることで、大量動員体制を構築していった。国衙領が拡大すれば、余剰労働力を「皆兵」として大規模な土木治水工事で大道を築きながら、もっと遠くへ墾田を拡大し、余剰労働力を「皆兵」としていったのである。
このシステムは、土木治水工事で墾田が拡大する限り、止まることの無い強大なシステムとして、全国制覇の原動力となった。
各地に「まつろわぬ民」として、鬼退治や土蜘蛛退治の伝承が残り、「風土記」に記録されることで封印されていく。
時期的なお話としては、継体陛下が手白香陛下に婿入りしたのが、507年3月3日のことであり、姫祭りの始まりの年でもある。魏志倭人伝で、倭国大乱から卑弥呼による統一と魏への朝貢が西暦238年とすると、170年程前のことになるので、垂仁陛下の皇女倭姫や神功陛下が、卑弥呼に推定される結果となる。
神功陛下は、彦坐王の血族であり、直系の流れからの逸脱を避けるため、仲哀陛下を迎えている。
日ノ本の場合、皇位継承は、兄達がサポートすることで、末子に継承する相続に始まっている。山幸海幸の関係にしても、神武陛下が第四子であると記録される結果からも、末子への継承優先が、基本であったことが窺える。父を起点として、血族が勢力圏を築き上げた時、一緒に築き上げる嫡子は、成人していて年齢を重ね、継承の時に嫡子は高齢となっていることから、後見人の立場として、一族の末子へ継承する形をとっていた。
末子相続を利用して、継承位を確保したのが、神功陛下であり、自分の子を即位させるための画策をおこなっている。これは、手白香陛下も同じであり、欽明陛下への継承と繋がっている。末子への継承を嫡子継承へ変化するのが、天平期の継承である。
戦乱期には、日本制覇を追い求めている国が、能力の低い者を長にできるわけもなく、継承そのものが淘汰の基本となっていた。また、皇族同士の婚姻である限り、継承の性別についても、特に問題は生じなかった。継承が男系となり、嫡子相続となったきっかけは、皇族ではない臣下が、光明皇后となったことにある。聖武陛下と光明皇后の嫡子が、孝謙陛下であり、孝謙陛下に配偶者を見つけられなかったことで、光仁陛下の即位に繋がり、光明皇后の娘である井上内親王が皇后となったのである。
先例を基本として、男系を優先し、できれば直系という、継承の流れは、聖武陛下から光仁陛下までの流れによって、決定されたのである。
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