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歴史記述「宵闇史」
宵闇史05 血族抗争と倭国大乱
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日ノ本の戦では、縄文の息吹が強く、倭国大乱と言っても、虐殺や殺戮が行われたわけではない。万単位の軍を動員することで、戦は開始前に終わっていたため、死合いではあっても、勝敗を納得するための戦であった。つまりは万の軍に百の軍が挑むのではなく、万の軍が、百を出して死合いを挑むモノであった。
日ノ本の兵法書「闘戦経」は、「孫子」や「呉子」が描く陽の兵法ではなく、陰の兵法書であるのは、日ノ本の戦が持つ、戦の前に戦を終わらせる、基本的な性質からである。
アカホヤの灰が、日向の白洲を埋めて、瓊瓊杵尊は海民を伴って、北へと移住して筑紫を開いた。筑紫から西道を進み、建御雷神が「国譲り」を為して、東山道を東に征した。
神武帝が東に出でて、畿内を開き、日ノ本の始まりとなった。
大丹波を征伐し、四道への道を開き、国造りを為したのが、崇神帝の日本征覇であった。
日本征覇を達成した。崇神帝の御代は、権力を巡る血族抗争を生み出した。
血族抗争の根幹は、筑紫と畿内の抗争であり、同族抗争であった。
垂仁帝の御代は、血族抗争の始まりであった。
倭姫が、伊勢斎宮を開いて、抗争を鎮め、景行帝が、従いて乱を治めた。始まりの女王の時代である。
倭姫が崩御されると、成務帝の御代に倭国は乱れ、倭建は、東奔西走して乱を治めようとしたが、志半ばで斃れた。
乱を治めたのが、神功陛下であり、畿内から筑紫を征して、三韓征伐を果たし新羅再征伐を経て、半島を含めた日本征覇を完遂した。
応神帝、仁徳帝、履中帝の下で平安を迎えたが、血族抗争は、反正帝、允恭帝、安康帝と続き、雄略帝の下で、収束の兆しを見せたが、清寧帝、顕宗帝と仁賢帝と争いが続き、武烈帝の死後激化の一途を辿った。
血族抗争の拡大は、大規模土木治水事業の行き詰まりでもあり、墾田開発の限界から拡大から内治への転換が求められた時代でもあった。内治の確立を推し進めて、日ノ本を築く形を造ったのが、手白香陛下であり、乱を征したのが、「越」の継体陛下であった。
手白香陛下の御代が、日ノ本の歴史が始まり、安閑帝、宣化帝を介し、欽明帝の御代に、歴史の流れとして確立した。
日ノ本は、男女の別はなく、皇尊であり、陛下となる。
何代目という意味合いは、宵闇では用いていないのは、神功陛下と手白香陛下が、帝ではなく皇后で扱われるからである。卑弥呼と壹與の関係を、神功帝は女帝であり、仲哀帝が婿であった。宵闇では、倭姫と神功帝を卑弥呼として、倭姫の崩御後、大乱の流れを鎮めた帝として扱った。壹與は武烈帝崩御後、倭国動乱を治めた手白香陛下である。
皇族の抗争は、本人達というよりも、周囲の煽りから生じることが多く、「こんなはずじゃなかった」抗争であった。大規模な抗争が起きても、死者の数が少ないのは、圧倒的多数と少数派の戦いという流れからである。圧倒的な多数を率い、少数派を、真正面から相手を叩き潰して、勝利を勝ち取ることが、「闘戦経」に記される戦いであった。
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大義と名分を持ち、天下に号令を発して、万の軍を動員して、千の逆賊を征伐する。
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日ノ本の兵法書「闘戦経」は、「孫子」や「呉子」が描く陽の兵法ではなく、陰の兵法書であるのは、日ノ本の戦が持つ、戦の前に戦を終わらせる、基本的な性質からである。
アカホヤの灰が、日向の白洲を埋めて、瓊瓊杵尊は海民を伴って、北へと移住して筑紫を開いた。筑紫から西道を進み、建御雷神が「国譲り」を為して、東山道を東に征した。
神武帝が東に出でて、畿内を開き、日ノ本の始まりとなった。
大丹波を征伐し、四道への道を開き、国造りを為したのが、崇神帝の日本征覇であった。
日本征覇を達成した。崇神帝の御代は、権力を巡る血族抗争を生み出した。
血族抗争の根幹は、筑紫と畿内の抗争であり、同族抗争であった。
垂仁帝の御代は、血族抗争の始まりであった。
倭姫が、伊勢斎宮を開いて、抗争を鎮め、景行帝が、従いて乱を治めた。始まりの女王の時代である。
倭姫が崩御されると、成務帝の御代に倭国は乱れ、倭建は、東奔西走して乱を治めようとしたが、志半ばで斃れた。
乱を治めたのが、神功陛下であり、畿内から筑紫を征して、三韓征伐を果たし新羅再征伐を経て、半島を含めた日本征覇を完遂した。
応神帝、仁徳帝、履中帝の下で平安を迎えたが、血族抗争は、反正帝、允恭帝、安康帝と続き、雄略帝の下で、収束の兆しを見せたが、清寧帝、顕宗帝と仁賢帝と争いが続き、武烈帝の死後激化の一途を辿った。
血族抗争の拡大は、大規模土木治水事業の行き詰まりでもあり、墾田開発の限界から拡大から内治への転換が求められた時代でもあった。内治の確立を推し進めて、日ノ本を築く形を造ったのが、手白香陛下であり、乱を征したのが、「越」の継体陛下であった。
手白香陛下の御代が、日ノ本の歴史が始まり、安閑帝、宣化帝を介し、欽明帝の御代に、歴史の流れとして確立した。
日ノ本は、男女の別はなく、皇尊であり、陛下となる。
何代目という意味合いは、宵闇では用いていないのは、神功陛下と手白香陛下が、帝ではなく皇后で扱われるからである。卑弥呼と壹與の関係を、神功帝は女帝であり、仲哀帝が婿であった。宵闇では、倭姫と神功帝を卑弥呼として、倭姫の崩御後、大乱の流れを鎮めた帝として扱った。壹與は武烈帝崩御後、倭国動乱を治めた手白香陛下である。
皇族の抗争は、本人達というよりも、周囲の煽りから生じることが多く、「こんなはずじゃなかった」抗争であった。大規模な抗争が起きても、死者の数が少ないのは、圧倒的多数と少数派の戦いという流れからである。圧倒的な多数を率い、少数派を、真正面から相手を叩き潰して、勝利を勝ち取ることが、「闘戦経」に記される戦いであった。
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大義と名分を持ち、天下に号令を発して、万の軍を動員して、千の逆賊を征伐する。
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