琉球お爺いの綺談

Ittoh

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権威と権力、軍事力

権威と権力、軍事力 インテリジェンスを鍛えた人たち -日ノ本を支える想い-

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 敵を知り、己を知れば、百戦して危うからず。
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 コミュ障克服のために活動した人達。有名無名に関係なく、非常に多くの人達が努力する中で、世界中の文物を日本文化へと取り込んでいく流れが生まれたのです。戦前戦後に関係なく、日ノ本では多くの支えようとする人達の努力の上に、日本の文化が構築されていったのです。

 江戸末期、欧州に負けまくった日本は、勝つために、必死の努力をします。江戸時代から、蘭学を学び、解体新書を書き上げ、海外情報の分析を行っていたのです。日本と交易していたオランダが、フランスに占領されているという事実も、分析され推測されていました。

 戦後インテリジェンスが無くなったというのは、学問として消えたとの話ですが、これは、日本の基礎学力が高い結果でもあります。インテリジェンスが無くなったのではなく、特別に教えなくても、日々の遊びの中で探求し、理解できる人たちがいて、態々、教わる必要が無かっただけだとお爺ぃは考えています。
 人口に対して、囲碁や将棋をプレイする人口が多く、オセロやトランプもたくさんの人達が遊びます。「大富豪」というトランプゲームは、地方地方でルールが変化するくらいにたくさん遊ばれています。遊びで、様々にルールを考えて、実際にプレイして試すという意味では、日本という国は、世界でもトップクラスなのです。

 インドのチャトランガが西へ伝わってチェスとなり、東に伝わって日本で将棋となる。ひとつの地域では、ひとつの将棋が作られ遊ばれますが、日本では非常に多くの工夫が組み込まれ、様々な将棋が開発され遊ばれています。記録の中で有った804枚の駒を使う大局将棋が、大阪商業大学のアミューズメント研究所に、復元され対極を記録に残しています。

 インテリジェンスということで言えば、日本人は、インテリジェンスが無いのではなく、子供がインテリジェンスを高めるように、自分自身を育てなくなっただけだと思います。

 ソロバンから電卓への変化は、暗算能力を低下させます。答えを正確に計算結果で出すことへの執着が強くなりすぎて、概算計算する能力を低下させます。電子マネーで払うことで、小銭を手元からいかに少なくするかという計算をしなくなります。

 逆に、ソロバンを使って計算し、概算での演算で答えを出して、小銭を使って支払うを実行するだけでも、論理演算能力の低下を防ぐことができます。

 確かに、答えだけを追い求める、教育方針にも問題はありますが、子供が、自分から頭を使って考えるということをしない事から、能力低下が起きているという事実から目を背けてはいけません。子供というのは、楽に済むのであれあば、楽に済む方向に動いてしまうものです。モチベーションを上げる努力の前に、選択する権利が子供にあっても良いかなと思います。
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