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過去の記憶
ロンドニゥム闘技会出場者達
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今は、昔のこと。
俺、ケータ・ユルティウス・カツラギは、闘技会への参加した。二年前は、スコットランドから来た勇者達が参加し、ガルク・ハイランダーが優勝者となった。ガルクは、優勝賞金で、途中に敗れたハイランダーを買い取った。八人のハイランダーは、ロンドニゥムで傭兵となって、ウェールズとの交易路での護衛として雇われた。
スコットランドは、想像以上に生活するのが大変らしく、出稼ぎに来ているのだと言っていた。
ガルク・ハイランダーは、次の年も出場したが、父ラグラティウスに言われて俺が出場し、ガルクを倒して優勝した。優勝者として、ガルクに民会議席を放棄させた。
「坊ちゃん。今年も出るんですかい」
闘技会の受付に来たら、受付を護衛していたガルクに言われた。
「あぁ、今年は自分の意思で出るのさ」
去年は、父に言われて、出た大会であった。スコットランドのハイランダーが、ローマ帝国の植民都市で、民会議員であることには、問題があった。闘技会で敗れたガルクは、俺に従って闘技会には出ないと言ってくれた。以来、坊ちゃんと言われて、側に仕えるようになった。なんでも、ガルク達ハイランダーは、自分より強い者を探して旅に出たと言っていた。
自分達より強い、俺に従ったガルク達を商隊の護衛として使っていた。ガルクは、一昨年の大会で倒したイケニの闘士エスィルトを嫁にしていた。妹のテリッサが今年は出場すると言っていた。
「テリッサに勝ったら、そのまま嫁にして下さいよ。坊ちゃん」
それを聞くと、俺は
「テリッサを倒したら、そのままガルクに預けるよ」
後ろから、エスィルトの声がした。褐色の髪に、白磁の肌をした、大柄なイケニの闘士。女らしいボンキュボンは、自信に満ち溢れるように、色っぽく艶やかで豊かに実っていた。
「ケータ坊ちゃん。妹テリッサに倒されたら、坊ちゃんが、ネッサンの婿で良いんだよね」
エスィルトは、妹のテリッサを連れて、受付に来たようだ。
「勝てたら、良いけど、負けるつもりはないよ、エスィルト」
「負けたら、負けた相手に従うさ、あたしのようにね。だろ、テリッサ」
「あたしは、勝つから大丈夫」
負けることを考えていない、そんな自信に溢れた姿だった。イケニでは珍しい、肩口までの黒髪に白磁の肌が綺麗に映える。胸は、エスィルトほどの未来は望めない感じだけど、ちょっと見していると、テリッサは、頬を赤らめて、エスィルトの後ろに隠れる。
うん。男のちょっと見は、女からは、ジロジロみられているのと同じって、ほんとなんだって思った。
受付の娘に、
「来てくれるかどうかわからないけど、イケニの姫ボゥーディカを誘ったけど、来ているかな」
受付の娘が、調べていて、
「いえ、ボゥーディカ姫は、来られていませんね」
と答えた、残念、来てくれるかなぁ・・・
「へぇ、先月ノリッジで優勝した姫かい。春にはプラスタグス王と結婚じゃなかったのかい」
エスィルトが、疑問を浮かべていると、赤く煌めくような髪をした大柄な姫が、受付会場に現れていた。噂をすれば影、というやつである。
「あぁ、だから闘技会へ参加できるのは、今年くらいだからね、寄せて貰ったよ、参加しても良いのかい」
赤く煌めく髪は、腰まで伸びて、十五歳なれど身の丈は、既に180センチを超えそうだった。体重もかなりありそうだけど、容姿はボンキュボンを描けそうな感じで、幼い分可能性が豊かに広がっているようだった。そして、白い肌が、本当に綺麗だった。
「ボゥーディカ・イケニア。参加だ」
艶やかと言って良いほど、白磁の肌はしなやかに輝くようだった。
夢で見た世界とは、少し違う。だけど、同じになってしまいそうな異世界。
映画で見た記憶だと、ボゥーディカは、ローマに裏切られ、娘達と一緒に犯されて、復讐の鬼となって、ロンドニゥムを焼き尽くし、灰燼に帰してしまう。そんな未来だけは防ぎたいなぁ。
ボゥーディカは、映画見た女優さんよりとっても綺麗で、可愛かった。
倒す。そうすれば、このロンドニゥムが灰燼に帰することもなくなるハズ。
参加者たちは、集まり、闘技祭は、様々な思惑が錯綜するように、始まろうとしていた。
俺、ケータ・ユルティウス・カツラギは、闘技会への参加した。二年前は、スコットランドから来た勇者達が参加し、ガルク・ハイランダーが優勝者となった。ガルクは、優勝賞金で、途中に敗れたハイランダーを買い取った。八人のハイランダーは、ロンドニゥムで傭兵となって、ウェールズとの交易路での護衛として雇われた。
スコットランドは、想像以上に生活するのが大変らしく、出稼ぎに来ているのだと言っていた。
ガルク・ハイランダーは、次の年も出場したが、父ラグラティウスに言われて俺が出場し、ガルクを倒して優勝した。優勝者として、ガルクに民会議席を放棄させた。
「坊ちゃん。今年も出るんですかい」
闘技会の受付に来たら、受付を護衛していたガルクに言われた。
「あぁ、今年は自分の意思で出るのさ」
去年は、父に言われて、出た大会であった。スコットランドのハイランダーが、ローマ帝国の植民都市で、民会議員であることには、問題があった。闘技会で敗れたガルクは、俺に従って闘技会には出ないと言ってくれた。以来、坊ちゃんと言われて、側に仕えるようになった。なんでも、ガルク達ハイランダーは、自分より強い者を探して旅に出たと言っていた。
自分達より強い、俺に従ったガルク達を商隊の護衛として使っていた。ガルクは、一昨年の大会で倒したイケニの闘士エスィルトを嫁にしていた。妹のテリッサが今年は出場すると言っていた。
「テリッサに勝ったら、そのまま嫁にして下さいよ。坊ちゃん」
それを聞くと、俺は
「テリッサを倒したら、そのままガルクに預けるよ」
後ろから、エスィルトの声がした。褐色の髪に、白磁の肌をした、大柄なイケニの闘士。女らしいボンキュボンは、自信に満ち溢れるように、色っぽく艶やかで豊かに実っていた。
「ケータ坊ちゃん。妹テリッサに倒されたら、坊ちゃんが、ネッサンの婿で良いんだよね」
エスィルトは、妹のテリッサを連れて、受付に来たようだ。
「勝てたら、良いけど、負けるつもりはないよ、エスィルト」
「負けたら、負けた相手に従うさ、あたしのようにね。だろ、テリッサ」
「あたしは、勝つから大丈夫」
負けることを考えていない、そんな自信に溢れた姿だった。イケニでは珍しい、肩口までの黒髪に白磁の肌が綺麗に映える。胸は、エスィルトほどの未来は望めない感じだけど、ちょっと見していると、テリッサは、頬を赤らめて、エスィルトの後ろに隠れる。
うん。男のちょっと見は、女からは、ジロジロみられているのと同じって、ほんとなんだって思った。
受付の娘に、
「来てくれるかどうかわからないけど、イケニの姫ボゥーディカを誘ったけど、来ているかな」
受付の娘が、調べていて、
「いえ、ボゥーディカ姫は、来られていませんね」
と答えた、残念、来てくれるかなぁ・・・
「へぇ、先月ノリッジで優勝した姫かい。春にはプラスタグス王と結婚じゃなかったのかい」
エスィルトが、疑問を浮かべていると、赤く煌めくような髪をした大柄な姫が、受付会場に現れていた。噂をすれば影、というやつである。
「あぁ、だから闘技会へ参加できるのは、今年くらいだからね、寄せて貰ったよ、参加しても良いのかい」
赤く煌めく髪は、腰まで伸びて、十五歳なれど身の丈は、既に180センチを超えそうだった。体重もかなりありそうだけど、容姿はボンキュボンを描けそうな感じで、幼い分可能性が豊かに広がっているようだった。そして、白い肌が、本当に綺麗だった。
「ボゥーディカ・イケニア。参加だ」
艶やかと言って良いほど、白磁の肌はしなやかに輝くようだった。
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映画で見た記憶だと、ボゥーディカは、ローマに裏切られ、娘達と一緒に犯されて、復讐の鬼となって、ロンドニゥムを焼き尽くし、灰燼に帰してしまう。そんな未来だけは防ぎたいなぁ。
ボゥーディカは、映画見た女優さんよりとっても綺麗で、可愛かった。
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