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1章 スタートダッシュ
振り返って飯食って
しおりを挟む《フィールドクエスト》《山の歩き方》をクリアしました。
クリア報酬の称号『山の歩き方』を手に入れました。
以上で《フィールドクエスト》《山の歩き方》は終了です。
お疲れ様でした。
クエストが終わった。
これで、新たな称号を獲得できた。
まぁ、今の称号から移す気はないけどな。
何というか、このクエストをクリアすると、この層を攻略したという気分になるな。
俺はそう思いながらしみじみと言った。
「終わったな」
「にゃ」
「なぁ」
「2人は、歩き方クエスト、初めてだったけどどうだった?」
「にゃ! にゃー」
「なー、なぁ!」
2人ともうれしそうに鳴いている。
楽しかったみたいだ。
それはよかった。
2人も楽しんで、俺も楽しんで、それで強くなるというのが一番だからな。
俺は、2,3度頷いた後に行った。
「楽しかったみたいだな。それはよかった」
「にゃ」
「なぁ」
「でも、次の、4層での歩き方クエストはこううまくは行かないと思うぞ」
「にゃ?」
「なぁ?」
「4層のモンスター達は、3層より遙かに強い。そして、多分だけど、砂漠で戦闘を行うことになるから、木に登るという作戦がとれない。そんな中で戦闘をしていかないといけないんだ」
「にゃ?!」
「なぁー」
そうなの?! と驚いている。
よかった。
ちゃんと釘を刺しておいて正解だったな。
このままのテンションで行っていたら、大軍にひき殺されていたかもしれないな。
2層で、木の上でやった後に、1層で草原になってやるだけでも大変だったのだ。
3層で木の上でやった、4層は多分砂漠の上。
そうなると、かなりキツい戦いになるのは間違いない。
木の上からの攻撃なら、攻防の攻だけをやれば良いが、地面に立つと、防もやらないといけない。
その大変さを2人はまだ体感していないから、気楽に思っていたんだろうな。
そうやって考えながら言った。
「だから、この戦闘と同じぐらいのテンションで行くと、4層の歩き方クエストでは痛い目を見るかもしれないな」
「にゃ」
「なぁ!」
「4層の歩き方クエストでは、気合いを入れていこう」
「にゃ!」
「なぁ!」
「じゃあ、クエストの報酬でもらった、称号でも見てみるか」
山の歩き方
山の歩き方を学んだものに与えられる称号。
この称号を持つ者は、山の歩き方を最低限知っている。
条件:《フィールドクエスト》《山の歩き方》を完了させること。
効果1:山フィールドを自分で移動することで、地図を広げていくときに、群生地や採掘地、巣などと言った様々な情報が書き込まれる。
効果2:山フィールドの場合、DEXが10上昇し、VITが5上昇する。
これは、何というか、まぁ、普通の歩き方の称号だな。
何か変わったところがある訳ではない。
ただただ、歩き方の称号だ。
この山の歩き方の称号と、森の歩き方の称号を合成したら、山の森に入るとすごい上昇率になるのかな。
それはありそうだな。
称号が余っていたらやったんだけどな。
森の歩き方は、既に合成しちゃったからな。
そう思いながら言った。
「うん、普通の歩き方系の称号だな」
「にゃ?」
「なぁ?」
「補正値とかも高い訳じゃない。敵が強いからと言って、称号も強くなっていく訳じゃないんだな」
「にゃ」
「な」
まぁ、これならさすがに、今の称号と付け替えようとはならないな
そもそも、合成数が違うのだから、これぐらいの性能差が出ても仕方がないだろう。
軍団員称号みたいに使いたいという要素もないし、こういうもんなんじゃないかな。
取っておいて、しばらく使う機会がないのは申し訳ないけど、楽しく戦いながら取るのは、今しかタイミングがなかったのだ。
しょうがない、しょうがない。
俺は自分に言い訳をしながら言った。
「まぁ、これに関しては、今の称号から付け替えるようなものではないな」
「にゃ」
「なぁ」
「そもそも、こちらは何の加工もない称号で、今つけているのは2次合成を済ませた称号だからな。パワーが全然違う」
「にゃ」
「なぁ?」
「一応、比較してみるか」
2.猫軍団・《草原森林歩方修了》草原森林担当軍団員
チュートリアルを最後まで完遂し、草原の歩き方と森の歩き方を学んだ、草原森林担当の猫軍団の軍団員に与えられる称号
この称号を持つものは、草原の歩き方と、森の歩き方、この世界での動き方を最低限知っていて、猫軍団として軍団員の多くに認められている。
条件1:猫軍団と一定期間ともにいたこと
条件2:多くの他の猫軍団員から入団の許可を得たこと
条件3:チュートリアルを最後まで行うこと。チュートリアル用のウィンドウが出たときに、その指示に従って行動する。
条件4:《フィールドクエスト》《森の歩き方》を完了させること。
条件5:《フィールドクエスト》《草原の歩き方》を完了させること。
条件6:『チュートリアル修了者』に『森の歩き方』を加える形で合成した『1.森の歩き方修了者』を、『猫軍団・軍団員』に『草原の歩き方』を加える形で合成した『1.猫軍団・草原担当軍団員』に加える形で合成すること。
効果1:軍団の招集の合図を聞くことができる。
効果2:招集した、軍団幹部の指揮下に入ることができる。
効果3:指揮下に入ると、指揮官の一部の能力が共有され、指揮官から付与されるバフは増大する。
効果4:指揮下に入ると、各能力値、各消費値に3の補正が入る。AGIとDEX更に2の補正が入る。
効果5:指揮下にいるときに、草原フィールドや、森林フィールドを自分で移動することで、地図を広げていくときに、群生地や採掘地、巣などと言った様々な情報が書き込まれる。
効果6:指揮下にいるときに、草原フィールドもしくは、森林フィールドで活動している場合、AGIが21上昇し、STRが11上昇する。
この称号を持つ者は、猫軍団に所属することができる。
この称号を持つ者は、草原の歩き方を最低限知っている。
この称号を持つ者は、森の歩き方を最低限知っている。
この称号を持つ者は、チュートリアルを完全に終了している。
うん、そもそも、詳細の文章量からして違うな。
効果の量や条件の量も違う。
これはさすがにこっちを使うしかないよな。
あっちを使う要素が本当にみじんもないんだもんな。
こんなに違うもんなんだな。
この称号にしてから、他の称号をもっていなかったから、並べて比較するみたいなことが出来なかったな。
それにしても、元の称号と、2次称号ではこんなに違うんだな。
スキルも多分これぐらい違うんだろうな。
スキルも良い感じの2次スキルで固めないとダメだな。
装備とかが埋まってきて、良い感じに1人前になった木でいたけど、まだまだ目の前に伸びしろがあったんだな。
これは、スキルも積極的に狙っていかないとだなぁ。
やることいっぱいで大変だな。
まぁ、これはこれで、充実していて楽しいんだけどな。
おれは、充実感を覚えながら言った。
「うん、やっぱりこっちだな」
「にゃ」
「な」
「あっちを使うのはさすがにないな」
「にゃ」
「なー」
「あっちを使ったら、猫軍団の軍団員ではなくなってしまうしな」
「にゃ」
「なぁ」
「さっき流し見しちゃったから、もう一回ちゃんと、今回の戦闘の結果リザルトを見るか」
「にゃ」
「なー!」
ダンジョンウルフ×63匹、ダンジョンディア×42匹を討伐しました。
獲得素材:狼牙×63、鹿角×42
経験値を獲得しました。
スキル、『簡易鑑定』がレベルアップしました。
スキル、『高所攻撃』がレベルアップしました。
なーさんのレベルが上昇しました。
なーさんは、SPを10、NPを5獲得しました。
なーさんが獲得したSPは、MPに10割り振られました。
なーさんが獲得したNPは、INTに5割り振られました。
なーさんのAGIが1上昇しました。
なーさんのDEXが1上昇しました。
なーさんのINTが1上昇しました。
なーさんの『魔術』のレベルが上昇しました。
なーさんの『爪術』のレベルが上昇しました。
なーさんの『体術』のレベルが上昇しました。
なーさんの『疲労耐性』のレベルが上昇しました
にゃーさんのレベルが上昇しました。
にゃーさんは、SPを10、NPを5獲得しました。
にゃーさんが獲得したSPは、MPに10割り振られました。
にゃーさんが獲得したNPは、INTに5割り振られました。
にゃーさんのMPが1上昇しました。
にゃーさんのINTが1上昇しました。
にゃーさんのAGIが1上昇しました。
にゃーさんのDEXが1上昇しました。
にゃーさんの『魔術』のレベルが上昇しました。
にゃーさんの『魔術の心得』のレベルが上昇しました。
にゃーさんの『INT変換』のレベルが上昇しました。
にゃーさんの『疲労耐性』のレベルが上昇しました
改めてみると、すごいな。
ダンジョンウルフが63匹に、ダンジョンディアが42匹か。
すごい数倒しているな。
そんなに敵がいたんだな。
必死にその場その場で敵を倒していったから、そんな数の敵を倒した気がしないな。
これだけの数の敵を倒せばレベルアップもするよな。
体感的に、どちらかというと、モンスターの方がレベルアップしやすいみたいだし。
にゃーさんに関しては、称号の影響で多めに経験値が入ってくる訳だし。
そりゃ、レベルアップの1つもするよな。
新しく買ったスキル達がレベルアップしているということは、きちんと活躍したということなんだろうな。
良い買い物が出来ているということなんだろう。
これは、誇らしいな。
選んだのは、にゃーさん本人だけどな。
そんなことを考えながらしみじみと言った。
「全体で100匹を超えたんだな」
「にゃ」
「な」
「1層2層の時って、100匹超えなかったんじゃなかったっけ?」
「にゃ」
「な」
「敵も増えて、敵も強くなってと、大変になってきたんだな」
「にゃ」
「なぁ」
「まぁ、こんだけ敵を倒したら、レベルアップもするよな」
「にゃ」
「なーなぁ」
「なーさんは、物理系により戻されていくのかと思ったけど、また1つ魔法よりになったな」
「な」
「にゃーさんの方は、新しいスキルのレベルが上がったのもよかったな。これでますます強くなるな」
「にゃ」
俺から褒められて、にゃーさんもなーさんもうれしそうにしている。
その前まで、大して興味なさそうにしていたのに、現金な奴らだな。
振り返りというか、感想戦はこれぐらいで良いかな。
これからどうしようかな。
このまま続けて、勢いに乗って4層の歩き方クエストに行こうかな。
それが一番良いよな。
ここで行かなかったら、何か他にやることがあるかというとないしな。
俺は意を決して言った。
「3層でのやることも終わったし、4層に向かうか」
「にゃ」
「な」
2人とも賛成のようだ。
じゃあ、早速行こうかな。
そう思い腰を上げようと上げようとしたところで思った。
そういえば、今の空腹値と疲労値ってどんなもんなんだろうと。
結構な長時間の戦闘をこなしたし、移動もこなした。
そろそろ、どっちかの数値が限界に来ていても不思議じゃない。
そう思い、ステータスから確認してみた。
まず疲労値の方は新しい元気玉と疲労耐性の活躍のおかげで、全然数値が増えていない。
空腹値の方は、かなりギリギリのところまで来ていた。
よかったここで気づいて。
ここで気づかなかったら、限界が来るまでに食べる場所がなかっただろうな。
俺は、慌てて方向転換して、再び木の幹に座り直して言った。
「いや、その前に、ご飯を食べておくか。さっきの戦闘もかなりの長期戦だったし、空腹値がそこそこ溜まっているだろう?」
「にゃ」
「なぁ」
「昼に、宿屋でもらった弁当を食べちゃおう」
「にゃ」
「なぁ」
「安全なときにご飯を食べておかないと、この後安全なときがないかもしれないし」
「にゃ」
「なー」
「じゃあ、サンドイッチを食べよう」
「にゃ」
「な」
「えっと、これが、なーさんの分、これが、にゃーさんの分だな」
「いただきます」
「にゃ!」
「なぁ!」
俺達は、サンドイッチを食べ出した。
サンドイッチは、ベーコンレタスサンド。
シンプルで、おいしそうな見た目をしている。
そのサンドイッチを一口頬張る。
俺は、一口食べ終えたところで、口から言葉がこぼれた。
「これはうまいな」
「にゃ!」
「なぁ!」
「肉も入っていて力がみなぎる感じがあるな」
「にゃ」
「なぁ」
俺達は、夢中でサンドイッチを食べ進めた。
にゃーさんもなーさんも喜んで食べている。
にゃーさんとなーさんって、もしかして雑食なのかな。
何でも食べるしな。
そうやって食べ進めていったら、すぐにサンドイッチはなくなった。
食べ終えた俺達は、手を合わせて言った。
「ご馳走様でした」
「にゃ!」
「なぁ!」
「空腹値も回復したことだし、早速4層に行って、歩き方クエストにチャレンジしよう」
「にゃ」
「なー」
「じゃあ、移動開始!」
「にゃ!」
「なぁ!」
俺達は、ようやく立ち上がり、とりあえず、4層へと向かうゲートに向かって歩き出した。
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