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1章 スタートダッシュ
振り返りと称号コレクター
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以上で《フィールドクエスト》《山の歩き方》は終了です。
お疲れ様でした。
そのウィンドウを見て一息つく。
「ふぅ、終わったな」
「にゃ」
「なぁ」
「3人で戦っても思ったより、ギリギリだったな」
「にゃ」
「なぁー」
「何か1つ大きなミスがあったら負けていたな」
「にゃ」
「なぁ」
「ギリギリの戦いと言っていいんじゃないかな」
「なぁ!」
「にゃー」
感想はこんなもんかな。
よく、あの長時間戦えたよな。
歩き方の戦闘が終わるたびに思うんだよな。
何であんなに集中力が続いたんだろうって。
じゃあ、感想はこれぐらいにして次に行くか。
次って何かあったっけ?
あぁ、あれだ。
終了ウィンドウのせいで読み飛ばした、戦闘終了ウィンドウがあったな。
あれを見ておくか。
「とりあえず、流されちゃった、戦闘結果のウィンドウから見ていくか」
「にゃ」
「な」
ダンジョンワーム×62、サンドウルフ×71を討伐しました。
素材は、直接ストレージに入れられました。
獲得素材:ワーム肉×62、砂狼革×71
経験値を得ました。
レベルが上昇しました。
NPを5獲得しました。
SPを10獲得しました。
職業レベルが上がりました。
DEXが1上昇しました。
職業技『サバイバルクラフト』を解放しました。
スキル『疲労耐性』がレベルアップしました。
スキル『テイム』がレベルアップしました。
スキル、『高所攻撃』がレベルアップしました。
なーさんの『疲労耐性』のレベルが上昇しました。
にゃーさんの『魔術』のレベルが上昇しました。
にゃーさんの『魔術の心得』のレベルが上昇しました。
にゃーさんの『INT変換』のレベルが上昇しました。
にゃーさんの『疲労耐性』のレベルが上昇しました
レベルが上がったのか。
これで、レベルは11か。
もう11なのか。
リアル時間、1日でレベルが10も上がるんだな。
まぁ、ゲームの中だと既に3日目なんだけどな。
なーさんとにゃーさんは、レベルが上がらなかったけど、スキルレベルが上がっているな。
これでまた、俺達のパーティーは強くなったんだな。
「俺のレベルが上がっているな」
「にゃ」
「なぁ」
「今回は、2人のレベルは上がらなかったみたいだな」
「にゃ」
「なぁ」
「まぁ、さっき上がったばかりだもんな」
「にゃ」
「なぁ」
「それに、2人とも、かなりレベルも上がってきたし、そう簡単には上がらないよな」
「にゃ!」
「なぁ!」
あ、新しい職業技がついている。
前回は、レベル5に上がったときだったな。
今回は、11なんだな。
10じゃないんだな。
まぁ、そういうもんなんだろうな。
どういう理由かは分からないけれど。
「新しい、職業技が来たな」
「にゃ!」
「なぁー」
「サバイバルクラフトか」
「にゃ」
「なぁ」
「生産系の技なんだな」
「にゃ」
「なぁ」
「サバイバル料理に続いて、サバイバルクラフトか。段々、冒険者って感じがしてきたな」
「にゃ」
「なぁ」
サバイバルクラフトか。
何が作れるんだろうな。
服とか武器とか作れるのかな。
少なくとも、矢に関しては作れそうな雰囲気があるよな。
ということは、サバイバル料理とサバイバルクラフトがあれば、自給自足でやっていけるんじゃないかな。
俺は、目を輝かせて言った。
「これで、理論的には、いつまでもダンジョンに潜っていられるんじゃないかな。サバイバルクラフトで何を作れるのかは知らないけど」
「にゃ」
「なー」
リザルトの確認はこれぐらいで良いかな。
他に見るところもないしな。
そう思いながら言った。
「リザルトの確認はこれぐらいで良いかな。じゃあ、次は、報酬の、称号を見るか」
「にゃー」
「な!」
砂漠の歩き方
砂漠の歩き方を学んだものに与えられる称号。
この称号を持つ者は、砂漠の歩き方を最低限知っている。
条件:《フィールドクエスト》《砂漠の歩き方》を完了させること。
効果1:砂漠フィールドを自分で移動することで、地図を広げていくときに、群生地や採掘地、巣などと言った様々な情報が書き込まれる。
効果2:砂漠フィールドの場合、VITが10上昇し、STRが5上昇する。
おぉ、ザ・歩き方系って感じだな。
普通の歩き方系の称号だな。
この称号と、1層の草原の歩き方の効果が同レベルなの納得がいかないよな。
1層の時は、ダンジョンラビットを倒せば良いだけだったのに、4層では、これだけの敵を倒さないといけなかったのだ。
もう少し、おまけしてくれても良いのにな。
「いつも通りの称号って感じだな」
「にゃ?」
「な?」
「特に変わったところもない称号だな」
「にゃ」
「なぁ」
「まぁ、歩き方ってこういう称号だもんな」
「なー」
「にゃ?」
「これで、歩き方称号が2つになったな」
「にゃ」
「なぁ!」
元の称号が、2つあるということは、それすなわち合成が出来るということ。
砂漠の歩き方と山の歩き方って、両方歩き方系の称号だし、相性は良いんじゃないかな。
じゃあ、早速合成タイムと行こうじゃないか。
「この2つを合成してみるか」
「にゃ」
「なぁ!」
「そういえば、歩き方系の称号同士を直接合成したことはなかったよな。やってみようぜ」
「にゃ」
「な」
とりあえず、山の歩き方がどんな感じだったか、一応確認をしておこう。
そう思い、メニューから山の歩き方の詳細を確認した。
山の歩き方
山の歩き方を学んだものに与えられる称号。
この称号を持つ者は、山の歩き方を最低限知っている。
条件:《フィールドクエスト》《山の歩き方》を完了させること。
効果1:山フィールドを自分で移動することで、地図を広げていくときに、群生地や採掘地、巣などと言った様々な情報が書き込まれる。
効果2:山フィールドの場合、DEXが10上昇し、VITが5上昇する。
うん、やっぱりこれもザ・歩き方系って感じだな。
ほとんどの説明文が砂漠の歩き方と同じだ。
これは、相性が良さそうだな。
俺は自信を持って言った。
「これを、さっきの、砂漠の歩き方に合成してみよう」
「にゃ」
「なぁ」
「まぁ、良い感じになるだろう。良い感じになったところで、2次合成称号があるから、使いはしないんだけどな」
「なぁ」
「にゃ」
砂漠の歩き方に、山の歩き方を合成する形で合成した。
すると、新しい称号が出来た。
1.砂漠・山の歩き方
砂漠と山の歩き方を学んだものに与えられる称号。
この称号を持つ者は、砂漠の歩き方・山の歩き方を最低限知っている。
条件1:《フィールドクエスト》《山の歩き方》を完了させること。
条件2:《フィールドクエスト》《砂漠の歩き方》を完了させること。
条件3:『砂漠の歩き方』に『山の歩き方』を加える形で合成する。
効果1:山フィールドまたは砂漠フィールドを自分で移動することで、地図を広げていくときに、群生地や採掘地、巣などと言った様々な情報が書き込まれる。
効果2:山フィールドまたは砂漠フィールドの場合、DEX・VITが12上昇し、STR・AGIが6上昇する。
何というか、正当な、歩き方系の上位称号って感じだな。
効果1に関しては、単純に、それが出来る領域が倍になった感じかな。
効果に関しては、効果の適応範囲が倍になって、さらに、上昇するステータスも倍以上になった。
これはかなりあたりの合成だったんじゃないかな。
俺は、胸を張って言った。
「良い感じのが出来たな」
「にゃ」
「なぁ」
「歩き方系しか使っていないから、歩き方系だなって感じの称号になったな」
「にゃ」
「なぁ」
「使える幅も広がったし、強化量も増えたし良い合成だったな」
「にゃ」
「なぁ」
称号の合成に満足して、自慢げにしていると、急にウィンドウが出現してきた。
称号『チュートリアル修了者』を解放しています。
称号『森の歩き方』を解放しています。
称号『1.森の歩き方修了者』を解放しています。
称号『草原の歩き方』を解放しています。
称号『猫軍団・軍団員』を解放しています。
称号『1.猫軍団・草原担当軍団員』を解放しています。
称号『2.猫軍団・《草原森林歩方修了》草原森林担当軍団員』を解放しています。
称号『山の歩き方』を解放しています。
称号『砂漠の歩き方』を解放しています。
称号『1.砂漠・山の歩き方』を解放しています。
ワールドで初めて、称号を10種類解放しました。
称号『称号コレクター』を獲得しました。
《ユニーククエスト》《称号コレクト》を開始しますか?
はい/いいえ
情報量が多いな。
まず、俺が今まで獲得してきた称号が並んでいる。
全部見覚えがあるから、それは間違いない。
そして、その後に、称号を10種類解放したから、称号をあげると書いてある。
そして、そこに、ワールドで初めてとも書いてある。
え?
10種類の称号を集めたのって、俺が初めてだったの?!
世界最速ってこと?!
喜び以上に驚きが来ちゃって素直に喜べない。
一旦ここはおいておくとして、次に、ユニーククエストを開始するかって書いてある。
ユニーククエストって、俺だけのクエストってことだよな?
もしくは、ただひたすらにユニークなクエストなのかな。
さすがにそれはないか。
そうだよな。
そういうことだよな。
改めて、ウィンドウの内容を受け止めると、うまく受け止めきることが出来なかった。
俺は、混乱しながら言った。
「なんか新しい称号が手に入ったな」
「にゃ?」
「なぁ?」
「この感じから、合成をしたり、称号を手に入れたりをいっぱいしたから手に入った称号ってことかな」
「なぁ」
「にゃ?」
「それと、それに付随してユニーククエストがあるみたいだな」
「にゃ」
「なぁ」
「ユニーククエストということは、俺だけ特別のクエストということか。これは受けない訳にはいけないよな」
「にゃ!」
「なぁ!」
俺は、勢いで”はい”を押した。
すると、ウィンドウは消え、次のウィンドウが出てきた。
《ユニーククエスト》
《称号コレクト》
《その1 もっと称号を手に入れよう》
称号コレクターとは、この世界でいちばん称号を集めるもののことです。
様々な称号を獲得して、様々な称号を合成して、多くの称号を解放していきましょう。
次の目標は、50の称号を解放することです。
今の称号の解放数は11なので、後39個の称号を解放してください。
称号コレクターとしての活躍を期待しています。
※このクエストは、長期間で行うものです。そのため、他のクエストと平行して行うことも出来ます。クエスト途中にログアウトすることも出来ます。
※このクエストに期限はありません。気長に頑張ってください
あまりユニークさがないから、ただただユニークなクエストという説は完全に消えたな。
ということは、やっぱり、俺だけの特別なクエストということか。
そう思うと、重みを感じてきた。
俺はドキドキしながら言った。
「何か特別なことをするようなクエストではないんだな」
「にゃ」
「なぁ」
「目標みたいな感じなのかな。平行して依頼も受けられるし、ログアウトも出来るなら」
「にゃ」
「なぁ」
「れっきとした、ユニーククエストなんだろうけど、なんか、特別感がないな」
「にゃ」
「なぁ」
「特別なことをしないでもいいからかな」
「にゃー」
「なぁー」
何か、難しいことをする訳でも、命の危険がある訳でも、すごいリスクがある訳でもない。
長々ゆっくり、着実に出来るクエストだ。
そして、意識して何かをしなくても時間をかければ終わりそうなクエストだな。
何というか、わくわく感は薄いけど、こっちの方がありがたいな。
そう思いながら言った。
「まぁ、そっちの方が楽だからありがたいんだけどな」
「にゃ」
「なぁ」
「とりあえず、称号の称号コレクターの方も見てみるか」
「にゃ」
「な」
称号コレクター
称号をたくさん解放したものに与えられる称号。
この称号を獲得した者は、たくさんの称号に触れている。
条件:ワールドで最初に称号を10種類解放する。
効果1:自身の称号の効果が15%アップさせる。
効果2:パーティーメンバーの称号の効果を10%アップさせる。
これは面白い称号だな。
まず、効果の2つ目は、単純にかなり強力な効果だな。
問題は、1つ目の効果だな。
この称号をセットすると、他の称号はセットできない。
だから、効果1で言っている自信の称号の効果アップというのは、何も合成しなければ、効果2にしか、かからないと言うことなんだろう。
これは、多分合成前提の称号なんだろうな。
それってかなり面白いな。
合成前提の称号か。
キメラスキルオンラインの、キメラの部分の要素がふんだんに出た称号ということなのかな。
「良い称号だけど、効果1に関しては、何かと合成しないと意味をなさなさそうだな」
「にゃ?」
「なぁ?」
「だって、称号って1つしかつけられないんだぞ。この称号をつけるということは、他の称号は予備にまわる。そうなると、強化される効果って効果2だけになるだろ? だから、このままだと効果2の補助的な効果にしかならないということだ」
「にゃ!」
「なぁ!」
「合成するべきスキルだけど、今のところ、合成できるような称号がないんだよな」
「にゃ」
「なー」
「まぁ、次の称号が手に入るまで、しばらく、予備で眠ってもらうことになるだろうな」
「にゃ」
「なぁ」
「まぁ、でも、良い称号ではあるよな」
「にゃ」
「なぁ」
お疲れ様でした。
そのウィンドウを見て一息つく。
「ふぅ、終わったな」
「にゃ」
「なぁ」
「3人で戦っても思ったより、ギリギリだったな」
「にゃ」
「なぁー」
「何か1つ大きなミスがあったら負けていたな」
「にゃ」
「なぁ」
「ギリギリの戦いと言っていいんじゃないかな」
「なぁ!」
「にゃー」
感想はこんなもんかな。
よく、あの長時間戦えたよな。
歩き方の戦闘が終わるたびに思うんだよな。
何であんなに集中力が続いたんだろうって。
じゃあ、感想はこれぐらいにして次に行くか。
次って何かあったっけ?
あぁ、あれだ。
終了ウィンドウのせいで読み飛ばした、戦闘終了ウィンドウがあったな。
あれを見ておくか。
「とりあえず、流されちゃった、戦闘結果のウィンドウから見ていくか」
「にゃ」
「な」
ダンジョンワーム×62、サンドウルフ×71を討伐しました。
素材は、直接ストレージに入れられました。
獲得素材:ワーム肉×62、砂狼革×71
経験値を得ました。
レベルが上昇しました。
NPを5獲得しました。
SPを10獲得しました。
職業レベルが上がりました。
DEXが1上昇しました。
職業技『サバイバルクラフト』を解放しました。
スキル『疲労耐性』がレベルアップしました。
スキル『テイム』がレベルアップしました。
スキル、『高所攻撃』がレベルアップしました。
なーさんの『疲労耐性』のレベルが上昇しました。
にゃーさんの『魔術』のレベルが上昇しました。
にゃーさんの『魔術の心得』のレベルが上昇しました。
にゃーさんの『INT変換』のレベルが上昇しました。
にゃーさんの『疲労耐性』のレベルが上昇しました
レベルが上がったのか。
これで、レベルは11か。
もう11なのか。
リアル時間、1日でレベルが10も上がるんだな。
まぁ、ゲームの中だと既に3日目なんだけどな。
なーさんとにゃーさんは、レベルが上がらなかったけど、スキルレベルが上がっているな。
これでまた、俺達のパーティーは強くなったんだな。
「俺のレベルが上がっているな」
「にゃ」
「なぁ」
「今回は、2人のレベルは上がらなかったみたいだな」
「にゃ」
「なぁ」
「まぁ、さっき上がったばかりだもんな」
「にゃ」
「なぁ」
「それに、2人とも、かなりレベルも上がってきたし、そう簡単には上がらないよな」
「にゃ!」
「なぁ!」
あ、新しい職業技がついている。
前回は、レベル5に上がったときだったな。
今回は、11なんだな。
10じゃないんだな。
まぁ、そういうもんなんだろうな。
どういう理由かは分からないけれど。
「新しい、職業技が来たな」
「にゃ!」
「なぁー」
「サバイバルクラフトか」
「にゃ」
「なぁ」
「生産系の技なんだな」
「にゃ」
「なぁ」
「サバイバル料理に続いて、サバイバルクラフトか。段々、冒険者って感じがしてきたな」
「にゃ」
「なぁ」
サバイバルクラフトか。
何が作れるんだろうな。
服とか武器とか作れるのかな。
少なくとも、矢に関しては作れそうな雰囲気があるよな。
ということは、サバイバル料理とサバイバルクラフトがあれば、自給自足でやっていけるんじゃないかな。
俺は、目を輝かせて言った。
「これで、理論的には、いつまでもダンジョンに潜っていられるんじゃないかな。サバイバルクラフトで何を作れるのかは知らないけど」
「にゃ」
「なー」
リザルトの確認はこれぐらいで良いかな。
他に見るところもないしな。
そう思いながら言った。
「リザルトの確認はこれぐらいで良いかな。じゃあ、次は、報酬の、称号を見るか」
「にゃー」
「な!」
砂漠の歩き方
砂漠の歩き方を学んだものに与えられる称号。
この称号を持つ者は、砂漠の歩き方を最低限知っている。
条件:《フィールドクエスト》《砂漠の歩き方》を完了させること。
効果1:砂漠フィールドを自分で移動することで、地図を広げていくときに、群生地や採掘地、巣などと言った様々な情報が書き込まれる。
効果2:砂漠フィールドの場合、VITが10上昇し、STRが5上昇する。
おぉ、ザ・歩き方系って感じだな。
普通の歩き方系の称号だな。
この称号と、1層の草原の歩き方の効果が同レベルなの納得がいかないよな。
1層の時は、ダンジョンラビットを倒せば良いだけだったのに、4層では、これだけの敵を倒さないといけなかったのだ。
もう少し、おまけしてくれても良いのにな。
「いつも通りの称号って感じだな」
「にゃ?」
「な?」
「特に変わったところもない称号だな」
「にゃ」
「なぁ」
「まぁ、歩き方ってこういう称号だもんな」
「なー」
「にゃ?」
「これで、歩き方称号が2つになったな」
「にゃ」
「なぁ!」
元の称号が、2つあるということは、それすなわち合成が出来るということ。
砂漠の歩き方と山の歩き方って、両方歩き方系の称号だし、相性は良いんじゃないかな。
じゃあ、早速合成タイムと行こうじゃないか。
「この2つを合成してみるか」
「にゃ」
「なぁ!」
「そういえば、歩き方系の称号同士を直接合成したことはなかったよな。やってみようぜ」
「にゃ」
「な」
とりあえず、山の歩き方がどんな感じだったか、一応確認をしておこう。
そう思い、メニューから山の歩き方の詳細を確認した。
山の歩き方
山の歩き方を学んだものに与えられる称号。
この称号を持つ者は、山の歩き方を最低限知っている。
条件:《フィールドクエスト》《山の歩き方》を完了させること。
効果1:山フィールドを自分で移動することで、地図を広げていくときに、群生地や採掘地、巣などと言った様々な情報が書き込まれる。
効果2:山フィールドの場合、DEXが10上昇し、VITが5上昇する。
うん、やっぱりこれもザ・歩き方系って感じだな。
ほとんどの説明文が砂漠の歩き方と同じだ。
これは、相性が良さそうだな。
俺は自信を持って言った。
「これを、さっきの、砂漠の歩き方に合成してみよう」
「にゃ」
「なぁ」
「まぁ、良い感じになるだろう。良い感じになったところで、2次合成称号があるから、使いはしないんだけどな」
「なぁ」
「にゃ」
砂漠の歩き方に、山の歩き方を合成する形で合成した。
すると、新しい称号が出来た。
1.砂漠・山の歩き方
砂漠と山の歩き方を学んだものに与えられる称号。
この称号を持つ者は、砂漠の歩き方・山の歩き方を最低限知っている。
条件1:《フィールドクエスト》《山の歩き方》を完了させること。
条件2:《フィールドクエスト》《砂漠の歩き方》を完了させること。
条件3:『砂漠の歩き方』に『山の歩き方』を加える形で合成する。
効果1:山フィールドまたは砂漠フィールドを自分で移動することで、地図を広げていくときに、群生地や採掘地、巣などと言った様々な情報が書き込まれる。
効果2:山フィールドまたは砂漠フィールドの場合、DEX・VITが12上昇し、STR・AGIが6上昇する。
何というか、正当な、歩き方系の上位称号って感じだな。
効果1に関しては、単純に、それが出来る領域が倍になった感じかな。
効果に関しては、効果の適応範囲が倍になって、さらに、上昇するステータスも倍以上になった。
これはかなりあたりの合成だったんじゃないかな。
俺は、胸を張って言った。
「良い感じのが出来たな」
「にゃ」
「なぁ」
「歩き方系しか使っていないから、歩き方系だなって感じの称号になったな」
「にゃ」
「なぁ」
「使える幅も広がったし、強化量も増えたし良い合成だったな」
「にゃ」
「なぁ」
称号の合成に満足して、自慢げにしていると、急にウィンドウが出現してきた。
称号『チュートリアル修了者』を解放しています。
称号『森の歩き方』を解放しています。
称号『1.森の歩き方修了者』を解放しています。
称号『草原の歩き方』を解放しています。
称号『猫軍団・軍団員』を解放しています。
称号『1.猫軍団・草原担当軍団員』を解放しています。
称号『2.猫軍団・《草原森林歩方修了》草原森林担当軍団員』を解放しています。
称号『山の歩き方』を解放しています。
称号『砂漠の歩き方』を解放しています。
称号『1.砂漠・山の歩き方』を解放しています。
ワールドで初めて、称号を10種類解放しました。
称号『称号コレクター』を獲得しました。
《ユニーククエスト》《称号コレクト》を開始しますか?
はい/いいえ
情報量が多いな。
まず、俺が今まで獲得してきた称号が並んでいる。
全部見覚えがあるから、それは間違いない。
そして、その後に、称号を10種類解放したから、称号をあげると書いてある。
そして、そこに、ワールドで初めてとも書いてある。
え?
10種類の称号を集めたのって、俺が初めてだったの?!
世界最速ってこと?!
喜び以上に驚きが来ちゃって素直に喜べない。
一旦ここはおいておくとして、次に、ユニーククエストを開始するかって書いてある。
ユニーククエストって、俺だけのクエストってことだよな?
もしくは、ただひたすらにユニークなクエストなのかな。
さすがにそれはないか。
そうだよな。
そういうことだよな。
改めて、ウィンドウの内容を受け止めると、うまく受け止めきることが出来なかった。
俺は、混乱しながら言った。
「なんか新しい称号が手に入ったな」
「にゃ?」
「なぁ?」
「この感じから、合成をしたり、称号を手に入れたりをいっぱいしたから手に入った称号ってことかな」
「なぁ」
「にゃ?」
「それと、それに付随してユニーククエストがあるみたいだな」
「にゃ」
「なぁ」
「ユニーククエストということは、俺だけ特別のクエストということか。これは受けない訳にはいけないよな」
「にゃ!」
「なぁ!」
俺は、勢いで”はい”を押した。
すると、ウィンドウは消え、次のウィンドウが出てきた。
《ユニーククエスト》
《称号コレクト》
《その1 もっと称号を手に入れよう》
称号コレクターとは、この世界でいちばん称号を集めるもののことです。
様々な称号を獲得して、様々な称号を合成して、多くの称号を解放していきましょう。
次の目標は、50の称号を解放することです。
今の称号の解放数は11なので、後39個の称号を解放してください。
称号コレクターとしての活躍を期待しています。
※このクエストは、長期間で行うものです。そのため、他のクエストと平行して行うことも出来ます。クエスト途中にログアウトすることも出来ます。
※このクエストに期限はありません。気長に頑張ってください
あまりユニークさがないから、ただただユニークなクエストという説は完全に消えたな。
ということは、やっぱり、俺だけの特別なクエストということか。
そう思うと、重みを感じてきた。
俺はドキドキしながら言った。
「何か特別なことをするようなクエストではないんだな」
「にゃ」
「なぁ」
「目標みたいな感じなのかな。平行して依頼も受けられるし、ログアウトも出来るなら」
「にゃ」
「なぁ」
「れっきとした、ユニーククエストなんだろうけど、なんか、特別感がないな」
「にゃ」
「なぁ」
「特別なことをしないでもいいからかな」
「にゃー」
「なぁー」
何か、難しいことをする訳でも、命の危険がある訳でも、すごいリスクがある訳でもない。
長々ゆっくり、着実に出来るクエストだ。
そして、意識して何かをしなくても時間をかければ終わりそうなクエストだな。
何というか、わくわく感は薄いけど、こっちの方がありがたいな。
そう思いながら言った。
「まぁ、そっちの方が楽だからありがたいんだけどな」
「にゃ」
「なぁ」
「とりあえず、称号の称号コレクターの方も見てみるか」
「にゃ」
「な」
称号コレクター
称号をたくさん解放したものに与えられる称号。
この称号を獲得した者は、たくさんの称号に触れている。
条件:ワールドで最初に称号を10種類解放する。
効果1:自身の称号の効果が15%アップさせる。
効果2:パーティーメンバーの称号の効果を10%アップさせる。
これは面白い称号だな。
まず、効果の2つ目は、単純にかなり強力な効果だな。
問題は、1つ目の効果だな。
この称号をセットすると、他の称号はセットできない。
だから、効果1で言っている自信の称号の効果アップというのは、何も合成しなければ、効果2にしか、かからないと言うことなんだろう。
これは、多分合成前提の称号なんだろうな。
それってかなり面白いな。
合成前提の称号か。
キメラスキルオンラインの、キメラの部分の要素がふんだんに出た称号ということなのかな。
「良い称号だけど、効果1に関しては、何かと合成しないと意味をなさなさそうだな」
「にゃ?」
「なぁ?」
「だって、称号って1つしかつけられないんだぞ。この称号をつけるということは、他の称号は予備にまわる。そうなると、強化される効果って効果2だけになるだろ? だから、このままだと効果2の補助的な効果にしかならないということだ」
「にゃ!」
「なぁ!」
「合成するべきスキルだけど、今のところ、合成できるような称号がないんだよな」
「にゃ」
「なー」
「まぁ、次の称号が手に入るまで、しばらく、予備で眠ってもらうことになるだろうな」
「にゃ」
「なぁ」
「まぁ、でも、良い称号ではあるよな」
「にゃ」
「なぁ」
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周囲の冷笑をよそに、蓮はプログラミング知識を応用してトラップを自動連携させる画期的な戦術を開発。さらに誰も見向きもしないダンジョンを丸ごと買い取り、24時間稼働の「全自動経験値工場」へと作り変えてしまう。
結果、彼のレベルと資産は異常な速度で膨れ上がり、サーバーの経済とランキングをたった一人で崩壊させた。この事態を危険視した最強ギルドは、彼のダンジョンに狙いを定める。これは、知恵と工夫で世界の常識を覆す、一人の男の伝説の始まり。
【完結】VRMMOでスライム100万匹倒して最強になった僕は経験値で殴るゲームやってます
鳥山正人
ファンタジー
検証が大好きな主人公、三上ハヤト。
このゲームではブロンズ称号、シルバー称号、ゴールド称号が確認されている。
それ以上の称号があるかもしれないと思い、スライムを100万匹倒したらプラチナ称号を手に入れた主人公。
その称号効果はスライム種族特効効果。
そこからは定番の経験値スライムを倒して最強への道かと思ったら・・・
このゲームは経験値を分け与える事が出来て、売買出来るゲーム。
主人公は経験値でモンスターを殴ります。
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自筆です。
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
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自筆です。
ダンジョン菌にまみれた、様々なクエストが提示されるこの現実世界で、【クエスト簡略化】スキルを手にした俺は最強のスレイヤーを目指す
名無し
ファンタジー
ダンジョン菌が人間や物をダンジョン化させてしまう世界。ワクチンを打てば誰もがスレイヤーになる権利を与えられ、強化用のクエストを受けられるようになる。
しかし、ワクチン接種で稀に発生する、最初から能力の高いエリート種でなければクエストの攻略は難しく、一般人の佐嶋康介はスレイヤーになることを諦めていたが、仕事の帰りにコンビニエンスストアに立ち寄ったことで運命が変わることになる。
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