208 / 214
第十章 ゴンドワルナ大陸(平野艦長)
第207話 ハンスの恋
しおりを挟む
ハンス・ロイドは、竜子に一目惚れしてしまった。もちろんハンスにとっては初めての恋である。
竜子は護衛艦フワデラが異世界に到着したときに、シンイチのスキルによって【幼女化】されている。
【幼女化】は、もとの種族の特徴をどこかに残すことがある。竜子の場合は赤い髪と紅い瞳、ドラゴンに似た角と羽、そして尻尾が幼女の身体に残されている。
あきらかに魔族とわかる外見であるにも拘わらず、ハンスはそんな竜子の姿をとても美しいと感じていた。
スマホを持った竜子が、ハンスに自分のダンス映像をもっとよく見せようと、身体を寄せる。
ドキッ!
肩に竜子の肩が触れた瞬間、ハンスの心臓が激しく鼓動をはじめ、その顔が真っ赤に染まる。
「ハンス、どうしたの? 顔が真っ赤だよ、大丈夫?」
海になれていない者が、船酔いなどで体調を崩すことがあるのを知っていた竜子は、心配そうにハンスの顔を覗き込む。
「!?」
竜子の髪からフワっと花の香りがひろがって、ハンスの鼻をくすぐった。
「だ、大丈夫だよ!」
「そう?」
そう言って顔を近づけてくる竜子に、ハンスはドギマギして顔を紅潮させる。
「あ、あの、竜子ちゃん! 僕、ダンスもっと見たいな!」
ハンスが照れ隠しで言った言葉に、竜子は満面の笑顔になった。
「本当!? なら今から甲板に行って撮影しよっ! 手伝ってくれる?」
「えっ!? あっ、あ、うん……」
竜子の専属アシスタント誕生の瞬間であった。
「じゃ、行こ!」
ダンス動画撮影のために甲板へと向かう二人。竜子に手を引かれて歩くハンスは、幸せのあまりもう何も考えられなくなっていた。
その日に撮影されたダンス動画は、竜子のチャンネルで最大のPVをゲットすることになる。
~ 竜子 ~
結局、ロイド一家が乗艦している間、竜子はずっとハンスの相手をしていた。
ロイド子爵の栗毛と母親のエメラルドの瞳を受け継いだハンスは、屋敷のメイドたちから「将来イケメン確定のショタコン殺し」と陰で呼ばれていた。
実際、護衛艦ヴィルミアーシェの女性乗組員のなかでは、乗艦したハンスを見てショタコンに目覚めた者は少なくなかったという。
一方、竜子と言えば、もともとがワイバーンだということもあり、これまで人間の子供に対しては、特別な感情を抱くことはなかった。
それどころか、ワイバーン視点ならエサでしかなかったりする。
だがシンイチによって【幼女化】され、そのままの姿で護衛艦フワデラでの生活を送るようになってから、竜子は自分が人間に染まっていることに気付いていた。
艦内で乗組員たちと同じ食事を取り、同じ部屋で寝る。同じ敵と戦い、同じ仲間と笑い合う。完全に人間の感覚とライフスタイルが身に沁みている。
ワイバーンだった頃に狩っていた動物や魔物は、もはや食べる気がしない。せめて料理班の人によって、美味しく調理してもらわないと見るのも嫌になっていた。
まして人間を食べるなんて、今の竜子の感覚ではグロ系ホラーになっているのだ。
乗組員たちは、竜子のことをいつだって大切にしてくれる。
ダンスのことも、高津艦長をはじめとして、フワデラやヴィルミアーシェの乗組員は一応ほめてくれる。
そのことについては、嬉しいとは思うものの、竜子の心のなかにはもやもやが付き纏っていた。というのも彼らのほめ言葉はいつもイエス・バット方式なのだ。
「うーん。いいんだけど、ここの動きはもうちょっと手首の返しを弱めにして……」
「前よりよくなってるね。曲を変えた方がいいかも」
「いい感じで踊れてるわ。でもせっかく翼があるんだから、これも使った方がいいわね」
そんなダメだしをしてくる同じ人間が、フワーデのダンスには鼻息を荒くして賞賛しまくるのを竜子は見ていた。フワーデと自分も同じダンスを踊っているというのに、この違いなんだろう。
竜子はいつも心のどこかにむなしさを感じていたのだった。
だがハンスは彼らとは違う。ハンスは竜子のダンスを見て、ただ純粋に感動してくれた。
「竜子ちゃん! すごい! かわいい! キレイ!」
語彙こそ少ないものの、ハンスの言葉からは純粋に賞賛の気持ちが伝わってくる。
竜子を称える熱い気持ちが伝わってくる。
嬉しくてたまらない竜子は、ハンスが乗艦している間、ずっと彼の手を引いて艦内のあちこちを連れ回った。
それをハンスは嫌がることもなく、竜子の手をしっかりと握り返してくる。
「ねぇ、今度はこの船の主砲を見せたげる!」
「しゅ、しゅほう?」
「そう主砲! すっごく大きいんだから!」
竜子は手近にいた乗組員に声をかけて「ハンスに主砲を見せたいの!」と伝えた。乗組員は笑顔でうなずくと、インカムを通じて許可をとり、二人を主砲まで案内した。
「ねぇねぇ、こんどは艦橋に行ってみない?」
「かんきょー!? うん。行ってみたい!」
竜子に手を引かれて、艦内を移動するハンス。
「ヒュー、お熱い事で!」
艦内をちょこちょこ走り回るかわいいカップルに、ときおり乗組員がひやかしを入れてくる。
竜子にはその意味がわからなかったので、ただ笑顔を返すだけだ。しかし、ハンスはといえば、顔をますます赤くして俯いてしまうのだった。
これからずっと後に本当の恋に落ちる二人。
ワイバーンと人間の恋の前に、さまざまな困難が立ちふさがることになるのだが、それはまた別の物語。
今回は、会談を終えたロイド子爵たちが、家に戻ることになった別れ際――
竜子との別れに顔をぐしゃぐしゃに濡らしたハンスに、見送りにきていた平野艦長が声をかける。
ちなみに竜子とハンスの仲良し振りは、すでに艦内の全員に知れ渡っていた。監視カメラや乗組員たちのスマホで盗……こっそり撮影された映像を、山形P砲雷長がフワーデネットでライブ配信していたのだ。
小さな二人の淡い恋物語は、ヴィルミアーシェ全乗組員の胸をキュンキュンさせていた。クールを装っているが平野艦長も、その一人である。
「ハンスくん。私たちとの連絡用にお父様にはこれと同じタブレットをお渡ししています」
「ぐすっ……た、たぶれっとですか?」
「はい。これがあればいつでも竜子のダンスが見れますし、コメント……竜子に言葉を伝えることができますよ」
「竜子ちゃんと話せるの!?」
ハンスの顔がパーッと明るくなりました。
「そうよ! ここに文字を入れたら私はちゃんと読むし、必ず返事を書くから!」
ハンスとの別れに同じく顔をぐしゃぐしゃにしていた竜子が、平野のタブレットを操作して自分のチャンネルを表示してみせました。
「わかった! 竜子ちゃんにいっぱい手紙を書くね!」
こうして――
チャンネル『きゅんきゅん♡ワイバーン』のコメント欄は、竜子とハンスの交換日記で埋め尽くされることになった。
二人のやりとりは、またたくまにヴィルミアーシェ艦内や天上界の甘い物語に飢えた視聴者たちのハートを鷲掴みにしてしまうのだった。
竜子は護衛艦フワデラが異世界に到着したときに、シンイチのスキルによって【幼女化】されている。
【幼女化】は、もとの種族の特徴をどこかに残すことがある。竜子の場合は赤い髪と紅い瞳、ドラゴンに似た角と羽、そして尻尾が幼女の身体に残されている。
あきらかに魔族とわかる外見であるにも拘わらず、ハンスはそんな竜子の姿をとても美しいと感じていた。
スマホを持った竜子が、ハンスに自分のダンス映像をもっとよく見せようと、身体を寄せる。
ドキッ!
肩に竜子の肩が触れた瞬間、ハンスの心臓が激しく鼓動をはじめ、その顔が真っ赤に染まる。
「ハンス、どうしたの? 顔が真っ赤だよ、大丈夫?」
海になれていない者が、船酔いなどで体調を崩すことがあるのを知っていた竜子は、心配そうにハンスの顔を覗き込む。
「!?」
竜子の髪からフワっと花の香りがひろがって、ハンスの鼻をくすぐった。
「だ、大丈夫だよ!」
「そう?」
そう言って顔を近づけてくる竜子に、ハンスはドギマギして顔を紅潮させる。
「あ、あの、竜子ちゃん! 僕、ダンスもっと見たいな!」
ハンスが照れ隠しで言った言葉に、竜子は満面の笑顔になった。
「本当!? なら今から甲板に行って撮影しよっ! 手伝ってくれる?」
「えっ!? あっ、あ、うん……」
竜子の専属アシスタント誕生の瞬間であった。
「じゃ、行こ!」
ダンス動画撮影のために甲板へと向かう二人。竜子に手を引かれて歩くハンスは、幸せのあまりもう何も考えられなくなっていた。
その日に撮影されたダンス動画は、竜子のチャンネルで最大のPVをゲットすることになる。
~ 竜子 ~
結局、ロイド一家が乗艦している間、竜子はずっとハンスの相手をしていた。
ロイド子爵の栗毛と母親のエメラルドの瞳を受け継いだハンスは、屋敷のメイドたちから「将来イケメン確定のショタコン殺し」と陰で呼ばれていた。
実際、護衛艦ヴィルミアーシェの女性乗組員のなかでは、乗艦したハンスを見てショタコンに目覚めた者は少なくなかったという。
一方、竜子と言えば、もともとがワイバーンだということもあり、これまで人間の子供に対しては、特別な感情を抱くことはなかった。
それどころか、ワイバーン視点ならエサでしかなかったりする。
だがシンイチによって【幼女化】され、そのままの姿で護衛艦フワデラでの生活を送るようになってから、竜子は自分が人間に染まっていることに気付いていた。
艦内で乗組員たちと同じ食事を取り、同じ部屋で寝る。同じ敵と戦い、同じ仲間と笑い合う。完全に人間の感覚とライフスタイルが身に沁みている。
ワイバーンだった頃に狩っていた動物や魔物は、もはや食べる気がしない。せめて料理班の人によって、美味しく調理してもらわないと見るのも嫌になっていた。
まして人間を食べるなんて、今の竜子の感覚ではグロ系ホラーになっているのだ。
乗組員たちは、竜子のことをいつだって大切にしてくれる。
ダンスのことも、高津艦長をはじめとして、フワデラやヴィルミアーシェの乗組員は一応ほめてくれる。
そのことについては、嬉しいとは思うものの、竜子の心のなかにはもやもやが付き纏っていた。というのも彼らのほめ言葉はいつもイエス・バット方式なのだ。
「うーん。いいんだけど、ここの動きはもうちょっと手首の返しを弱めにして……」
「前よりよくなってるね。曲を変えた方がいいかも」
「いい感じで踊れてるわ。でもせっかく翼があるんだから、これも使った方がいいわね」
そんなダメだしをしてくる同じ人間が、フワーデのダンスには鼻息を荒くして賞賛しまくるのを竜子は見ていた。フワーデと自分も同じダンスを踊っているというのに、この違いなんだろう。
竜子はいつも心のどこかにむなしさを感じていたのだった。
だがハンスは彼らとは違う。ハンスは竜子のダンスを見て、ただ純粋に感動してくれた。
「竜子ちゃん! すごい! かわいい! キレイ!」
語彙こそ少ないものの、ハンスの言葉からは純粋に賞賛の気持ちが伝わってくる。
竜子を称える熱い気持ちが伝わってくる。
嬉しくてたまらない竜子は、ハンスが乗艦している間、ずっと彼の手を引いて艦内のあちこちを連れ回った。
それをハンスは嫌がることもなく、竜子の手をしっかりと握り返してくる。
「ねぇ、今度はこの船の主砲を見せたげる!」
「しゅ、しゅほう?」
「そう主砲! すっごく大きいんだから!」
竜子は手近にいた乗組員に声をかけて「ハンスに主砲を見せたいの!」と伝えた。乗組員は笑顔でうなずくと、インカムを通じて許可をとり、二人を主砲まで案内した。
「ねぇねぇ、こんどは艦橋に行ってみない?」
「かんきょー!? うん。行ってみたい!」
竜子に手を引かれて、艦内を移動するハンス。
「ヒュー、お熱い事で!」
艦内をちょこちょこ走り回るかわいいカップルに、ときおり乗組員がひやかしを入れてくる。
竜子にはその意味がわからなかったので、ただ笑顔を返すだけだ。しかし、ハンスはといえば、顔をますます赤くして俯いてしまうのだった。
これからずっと後に本当の恋に落ちる二人。
ワイバーンと人間の恋の前に、さまざまな困難が立ちふさがることになるのだが、それはまた別の物語。
今回は、会談を終えたロイド子爵たちが、家に戻ることになった別れ際――
竜子との別れに顔をぐしゃぐしゃに濡らしたハンスに、見送りにきていた平野艦長が声をかける。
ちなみに竜子とハンスの仲良し振りは、すでに艦内の全員に知れ渡っていた。監視カメラや乗組員たちのスマホで盗……こっそり撮影された映像を、山形P砲雷長がフワーデネットでライブ配信していたのだ。
小さな二人の淡い恋物語は、ヴィルミアーシェ全乗組員の胸をキュンキュンさせていた。クールを装っているが平野艦長も、その一人である。
「ハンスくん。私たちとの連絡用にお父様にはこれと同じタブレットをお渡ししています」
「ぐすっ……た、たぶれっとですか?」
「はい。これがあればいつでも竜子のダンスが見れますし、コメント……竜子に言葉を伝えることができますよ」
「竜子ちゃんと話せるの!?」
ハンスの顔がパーッと明るくなりました。
「そうよ! ここに文字を入れたら私はちゃんと読むし、必ず返事を書くから!」
ハンスとの別れに同じく顔をぐしゃぐしゃにしていた竜子が、平野のタブレットを操作して自分のチャンネルを表示してみせました。
「わかった! 竜子ちゃんにいっぱい手紙を書くね!」
こうして――
チャンネル『きゅんきゅん♡ワイバーン』のコメント欄は、竜子とハンスの交換日記で埋め尽くされることになった。
二人のやりとりは、またたくまにヴィルミアーシェ艦内や天上界の甘い物語に飢えた視聴者たちのハートを鷲掴みにしてしまうのだった。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。
Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。
現世で惨めなサラリーマンをしていた……
そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。
その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。
それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。
目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて……
現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に……
特殊な能力が当然のように存在するその世界で……
自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。
俺は俺の出来ること……
彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。
だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。
※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※
※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる