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第十章 ゴンドワルナ大陸(平野艦長)
第209話 好奇心は威厳をも殺す
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ガラム・キングスレイは、ボルヤーグ連合王国の公認ギルドにおいて、プラチナ冒険者として知られている。
白銀の髪とその大きな身体といかつい顔、その風貌から「白銀の狼」と呼ばれていた。
そろそろ老年に入ろうかという今もなお、その戦闘力は衰えを見せず、王国でもトップクラスの実力を持っている。
王国の吟遊詩人たちのほとんどは、彼の冒険譚をいくつかレパートリーとして持っており、その中でも「白銀の狼と黒い猫」という物語は、特に人気があった。
その物語は、今は亡きタイタス王国で行われていた悪魔勇者召喚の儀式から、黒猫に助けられながら美姫を救いだしたというものである。
もちろん吟遊詩人が唄うのは、彼らの創作によって大いに盛られた話となっている。
実際にガラムが救ったのは美しい姫ではなく、儀式によって生贄にされかけていた貴族とその家臣、囚われていた村人たちであった。
それだと酒場では盛り上がらないということで、吟遊詩人たちは物語の中で、ガラムが助けた人々を美しい姫に変えてしまったのである。
またガラムを助けたとされる黒い猫は、実際には若き日のミライの母親であるアンナ・サンチレイナ嬢のことであった。彼女は、メイド神拳の修行中であり、黒いメイド服を着ていたことから黒猫にされた。
このミライの母親はたいへんな美人であったのだが、物語のなかではすでに美しい姫がいたために、黒い猫ということにされてしまったのである。
とはいえ、ガラムが悪魔勇者召喚の儀式を阻止したことは事実であり、その結果、炎王ウルスの激しい怒りを買ったタイタス王国は滅んだ。
そして、このときの功績によってガラムはプラチナ冒険者としての地位を得たのである。
他にも数々の逸話を持つガラムは、新人冒険者たちにとって憧れの存在であり、中堅冒険者たちの目標である。
自分の実力を勘違いして肩で風を切って歩くような片田舎のイキリ冒険者でさえ、ガラムを見かけると、
「チーッス! ガラムさん、おはよっす!」
と両手を合わせて45度のおじぎをするのである。
そして去って行くガラムの背中を見ながら、
「やっべ、超やっべ、ガラムさんに会っちまった! 挨拶してうなずいてもらった!」
と、その夜の酒場での自慢話ができることにワクワクするほどだ。
そんなガラムの見た目から受ける威圧感は凄い。
大きな体でいかつい顔のガラムに睨まれたら、彼を知らない人なら、それだけで膝がガクガクしてしまうかもしれない。
そんなガラムが、ミライと真九郎を引き連れて、護衛艦ヴィルミアーシェにやって来た。
着艦したヘリから降りたガラムが、ヴィルミアーシェの艦橋を見上げて大声ではしゃぎ出した。
「うぉおおおおお! これが護衛艦ヴィルミアーシェか! すげえ! すげえ!」
まもなく老年になろうとしている男の語彙が、十代の少年のそれになってしまっていた。
「純真な子供のようにはしゃぐガラムさま、素敵!」
ミライはと言えば、両手を胸の前で組み、目をキラキラさせてガラムを見つめていた。
「あはは……とりあえず無事に着いてよかったですん」
ヘリの中で、ガラムから色々と質問攻めされていた真九郎は、疲れた表情を浮かべながら苦笑いする。
「真九郎! 新大陸の悪魔勇者を倒したっていう、”みさいる”というのはどこにあるんだ? 見たい! 見てみたい!」
「あとで見学できるようお願いしますから、とりあえず艦長に挨拶してくださいですん!」
目をキラッキラッさせるガラムに、真九郎は肩を落とす。
ガラムが冒険者となったのは、因縁とも思える出来事があってのことだった。だが他の冒険者ならとっくに引退しているだろう年齢を過ぎても、ガラムが冒険者を続けている理由は、まさにこの「好奇心」の故である。
見知らぬ土地を見てみたい、珍しいものを見てみたい、触れてみたい。そんな無限湧きの好奇心こそが、冒険者としての彼の核であったのだ。
いまではプラチナ冒険者となり、それなりの重要な立場に就いているガラムは、多くの冒険者たちから「師匠」と呼ばれ、尊敬を集めている。
普通にしているだけで威厳が周囲に圧を与えるようなガラムだが、いったん好奇心に火がつくと、その威厳は一瞬で消えてしまうのだ。
甲板上ではしゃぐのを止めようとしないガラムに、いいかげんイライラしてきた真九郎は、その肩をつかんで体の向きを変えた。
「ほら、あちらで平野艦長がお待ちですん!」
「あっ、あぁ、そ、そうだったな。すまん。つい物珍しさに我を失っていた」
真九郎に押されるようにガラムは、格納庫の前で待っている平野艦長のもとへ向かった。
「艦長の平野です。はじめましてキングスレイさま、護衛艦ヴィルミアーシェへようこそ」
平野が手を差し伸べる。
「お招きいただき、まことに恐れ入る。それにしても素晴らしい艦だ。ここから見えるだけでも、技術と芸術の粋が詰まっているのがよくわかる」
ガラムの褒め言葉に平野艦長は微笑み、軽く頭を下げる。
「お褒めいただき光栄です。この艦は、帝国の誇りである護衛艦フワデラの姉妹艦です。まずは艦内でお食事でも、後ほどゆっくりと案内させていただきます」
そう言って艦内へ案内しようとする平野に、真九郎が声をかける。
「艦長、先に艦を案内した方がいいと思いますん。そうしないと、このおじさんは落ち着いて話を聞かないと思いますよん」
おじさん呼ばわりされたガラムは、気分を損なった様子もなく、それどころか真九郎の言葉にウンウンとうなずいていた。
「真九郎の言う通りだと思う。まずこの好奇心をなんとかしないと、集中して話はできなさそうだ」
平野は、ガラムの言葉に苦笑いを浮かべながら、まずは彼に艦内の案内をすることにしたのであった。
白銀の髪とその大きな身体といかつい顔、その風貌から「白銀の狼」と呼ばれていた。
そろそろ老年に入ろうかという今もなお、その戦闘力は衰えを見せず、王国でもトップクラスの実力を持っている。
王国の吟遊詩人たちのほとんどは、彼の冒険譚をいくつかレパートリーとして持っており、その中でも「白銀の狼と黒い猫」という物語は、特に人気があった。
その物語は、今は亡きタイタス王国で行われていた悪魔勇者召喚の儀式から、黒猫に助けられながら美姫を救いだしたというものである。
もちろん吟遊詩人が唄うのは、彼らの創作によって大いに盛られた話となっている。
実際にガラムが救ったのは美しい姫ではなく、儀式によって生贄にされかけていた貴族とその家臣、囚われていた村人たちであった。
それだと酒場では盛り上がらないということで、吟遊詩人たちは物語の中で、ガラムが助けた人々を美しい姫に変えてしまったのである。
またガラムを助けたとされる黒い猫は、実際には若き日のミライの母親であるアンナ・サンチレイナ嬢のことであった。彼女は、メイド神拳の修行中であり、黒いメイド服を着ていたことから黒猫にされた。
このミライの母親はたいへんな美人であったのだが、物語のなかではすでに美しい姫がいたために、黒い猫ということにされてしまったのである。
とはいえ、ガラムが悪魔勇者召喚の儀式を阻止したことは事実であり、その結果、炎王ウルスの激しい怒りを買ったタイタス王国は滅んだ。
そして、このときの功績によってガラムはプラチナ冒険者としての地位を得たのである。
他にも数々の逸話を持つガラムは、新人冒険者たちにとって憧れの存在であり、中堅冒険者たちの目標である。
自分の実力を勘違いして肩で風を切って歩くような片田舎のイキリ冒険者でさえ、ガラムを見かけると、
「チーッス! ガラムさん、おはよっす!」
と両手を合わせて45度のおじぎをするのである。
そして去って行くガラムの背中を見ながら、
「やっべ、超やっべ、ガラムさんに会っちまった! 挨拶してうなずいてもらった!」
と、その夜の酒場での自慢話ができることにワクワクするほどだ。
そんなガラムの見た目から受ける威圧感は凄い。
大きな体でいかつい顔のガラムに睨まれたら、彼を知らない人なら、それだけで膝がガクガクしてしまうかもしれない。
そんなガラムが、ミライと真九郎を引き連れて、護衛艦ヴィルミアーシェにやって来た。
着艦したヘリから降りたガラムが、ヴィルミアーシェの艦橋を見上げて大声ではしゃぎ出した。
「うぉおおおおお! これが護衛艦ヴィルミアーシェか! すげえ! すげえ!」
まもなく老年になろうとしている男の語彙が、十代の少年のそれになってしまっていた。
「純真な子供のようにはしゃぐガラムさま、素敵!」
ミライはと言えば、両手を胸の前で組み、目をキラキラさせてガラムを見つめていた。
「あはは……とりあえず無事に着いてよかったですん」
ヘリの中で、ガラムから色々と質問攻めされていた真九郎は、疲れた表情を浮かべながら苦笑いする。
「真九郎! 新大陸の悪魔勇者を倒したっていう、”みさいる”というのはどこにあるんだ? 見たい! 見てみたい!」
「あとで見学できるようお願いしますから、とりあえず艦長に挨拶してくださいですん!」
目をキラッキラッさせるガラムに、真九郎は肩を落とす。
ガラムが冒険者となったのは、因縁とも思える出来事があってのことだった。だが他の冒険者ならとっくに引退しているだろう年齢を過ぎても、ガラムが冒険者を続けている理由は、まさにこの「好奇心」の故である。
見知らぬ土地を見てみたい、珍しいものを見てみたい、触れてみたい。そんな無限湧きの好奇心こそが、冒険者としての彼の核であったのだ。
いまではプラチナ冒険者となり、それなりの重要な立場に就いているガラムは、多くの冒険者たちから「師匠」と呼ばれ、尊敬を集めている。
普通にしているだけで威厳が周囲に圧を与えるようなガラムだが、いったん好奇心に火がつくと、その威厳は一瞬で消えてしまうのだ。
甲板上ではしゃぐのを止めようとしないガラムに、いいかげんイライラしてきた真九郎は、その肩をつかんで体の向きを変えた。
「ほら、あちらで平野艦長がお待ちですん!」
「あっ、あぁ、そ、そうだったな。すまん。つい物珍しさに我を失っていた」
真九郎に押されるようにガラムは、格納庫の前で待っている平野艦長のもとへ向かった。
「艦長の平野です。はじめましてキングスレイさま、護衛艦ヴィルミアーシェへようこそ」
平野が手を差し伸べる。
「お招きいただき、まことに恐れ入る。それにしても素晴らしい艦だ。ここから見えるだけでも、技術と芸術の粋が詰まっているのがよくわかる」
ガラムの褒め言葉に平野艦長は微笑み、軽く頭を下げる。
「お褒めいただき光栄です。この艦は、帝国の誇りである護衛艦フワデラの姉妹艦です。まずは艦内でお食事でも、後ほどゆっくりと案内させていただきます」
そう言って艦内へ案内しようとする平野に、真九郎が声をかける。
「艦長、先に艦を案内した方がいいと思いますん。そうしないと、このおじさんは落ち着いて話を聞かないと思いますよん」
おじさん呼ばわりされたガラムは、気分を損なった様子もなく、それどころか真九郎の言葉にウンウンとうなずいていた。
「真九郎の言う通りだと思う。まずこの好奇心をなんとかしないと、集中して話はできなさそうだ」
平野は、ガラムの言葉に苦笑いを浮かべながら、まずは彼に艦内の案内をすることにしたのであった。
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