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devil・8。船旅・マスカレード・ジュエル(本編)
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ベリーから新しい依頼が来た。
「今回の依頼は船の中です」
同行する悪魔執事は
ベリーとハウレと
そして別邸、悪魔執事の
気だるげな酒豪の執事のマルハナ・カミキと
元副隊長の剣士のベア・ブランと黒猫執事のムーン。
マルハナ「宜しく~主様~」
ベア「主様。宜しく、お願いします。マルハナさん、やる気、出して下さい」
マルハナ「わーってるって~。ベアちゃん」
ベア「本当に分かってますか?」
ベリー「まぁまぁマルハナさんもベアさんも」
すると近くで見てたラムが
ラム「良いなー、ベリーさんとハウさんとハナっちと熊(ベア)さんは僕も主様と行きたかったな」
自分「うん、御免ね。ラム」
ラム「いえ、行ってらっしゃい、主様」
自分「うん、行って来るね」
そしてマスカレード豪華客船当日。
あたしとベリーとハウレとマルハナとベアが今回の代表で、それに相応しい衣装に着替えて正体がバレない様に仮面着けてから豪華客船の仮面舞踏会に来た。
仮面貴族の女1「そうそう、そう言えば、こんな噂が、あるのよ」
仮面貴族の男「あぁ、悪魔執事が3匹も増えたらしいな」
《なっ!"匹"ですって!?》
仮面貴族の女2「特に、あのクローバー家の兵士の元副隊長が目の前で仲間が天使にやられてん之に手足も出なかったんですって」
仮面貴族の男2「こっちが、あいつらに給料払ってやってん之に、いざって時に全然木偶の坊だよな」
仮面貴族の女1「本当よ、正に給料払いの無駄よ。丸で、お金を捨ててる様なもんよ」
仮面貴族の男1「役に立たねぇ駒や道具より役に立つ駒や道具の方が、よっぽど増しだけどな」
遠慮のない仮面貴族達の技と、あたし達に聞こえる様な容赦ない悪い噂話が耳を刺す…
ベア「くっ!」
自分「ベア、大丈夫?」
ベア「はい…俺は大丈夫です…」
仮面貴族の男1「ったく天使だけじゃなくて、あいつら悪魔執事も、いなくなりゃ良いのによ!何で居なくなる、どころか3匹も増えてんだよ13人でも多すぎるのに何で更に3匹も無駄な道具や駒、増やして16人も増やしてんだよ!俺達に、とっちゃ大迷惑だよな!」
主サトミ《なっ!酷い!彼らは何も悪い事してないのに!》
ムーン「僕達…酷い言われようですね…」
あたしは、また以前の薔薇園の時みたいに、その悪魔執事に対する悪い噂をする貴族達にズカズカ歩み寄ってもう1人の二重人格の、あたしで暴言を吐いて成敗してやりたい程ムカついた!
ベア「主様…俺は大丈夫ですよ…」
自分「うん…」
ローズタウンの時みたいな失態は…もう2度と金輪際…出来ない…
ムカつくけど…ここは我慢するしかない…
仮面貴族の女1「それも、これも、あの主が現れてからだよね」
ピクッ!
あたしの噂まで…
仮面貴族の男1「あの主が現れてから悪魔執事の力が増大して天使の力も増大したんだよな」
仮面貴族の女1「あの女が現れてから天使の襲撃だけで済んだのに更に悪魔執事の力を増大させるとか余計な事するわよね」
仮面舞踏会の女2「あの主も序でに居なくなれば良いのよ!」
ベア「主様…俺もう我慢出来ません…」
主サトミ「ベア…?」
見た目はギリギリ笑顔だけど火山爆発寸前で両拳をギュウと握り締めながら
ベア「俺の悪い噂は大概、我慢出来るけど主様の事を悪く言われるのだけは、どうしても許せません!その為にも誤解を解いて、おかないといけません!」
主サトミ「ちょっと…ベア…?」
ベアは悪い暴言を吐く仮面貴族達にズカズカ早歩きで近付いた
ムーン「ベアさんを止めた方が良いですよね?あのまま行ったら間違いなくヤバいですよね?」
主サトミ「うん、そうだね」
ベアは悪い暴言を吐く仮面貴族達に言おうとした所
ベリー「……」
ベア「えっ?ベリーさん?」
ベリー?
仮面貴族の男1「何だ?」
ベリー「申し訳ございません。どうしても我慢出来なくなったので一言、言わせて下さい」
仮面貴族の男2「一言、言わせろだ?何の事だ?」
するとベリーは真剣な眼差しで仮面貴族の見ながら
ベリー「その七色の宝石とても御美しくて綺麗ですね」
仮面貴族の男2「そうだろ。この宝石綺麗だろ。この宝石の価値が分かる奴には分かるんだな」
ベリー「えぇ、とても、あまりの御美しくて思わず惚れてしまいそうです」
仮面貴族の男1「一般庶民には手に入らない品物だ。良く目に焼き付けとけよ」
ベリー「えぇ、そうですね」
するとベリーは小声でするとベアも小声で
ベリー「(ほら、ベアさんも)」
ベア「(えっ?はい)」
ベリーが丸く納めてくれた、お陰でベアの心の怒りの炎も何とか収まった様だ。
ベア「すいません…ベリーさん…俺…」
ベリー「大丈夫ですよ。私もベアさんの気持ちは分かりますから」
ベア「えっ?本当はベリーさんもですか?」
ベリー「えぇ、私達の事は、ともかく主様の事の悪口を言われて怒りを覚えない筈が、ありません。ですが幾ら大切な人の悪く言われたからと言って、そのまま感情を出すのは良い結果を生むとは思えません」
ベア「ベリーさん、俺、悪魔執事としてまだまだ未熟ですね。この間ハウレさんとの模擬戦をしてる最中にマナーより戦闘の事が大事だと思ってました。ですが、マナーマナーも必要だと、今のベリーさんを見てて、その事を今回、改めて今一度、実感しました」
ベリー「大丈夫ですよ。ベアさん」
ベア「ですが、ベリーさん宝石大好きだったのですね。紅茶以外にも興味あったのですね」
主サトミ「そういえば初耳かも」
ベリー「いえ、好きと言う程、嗜んでません」
ベア「えっ?じゃぁ、どうして?」
ベリー「本とかで勉強して、いざと言う時に貴族達に教えてあげられる程には、なろうとは思いました」
ベア「もし宜しければ俺にも宝石の事に関して教えて頂けませんか?」
ベリー「はい、それではベアさんにも、もし宜しければ主様とムーンちゃんにも宝石人関して共有しましょう」
そして数分後、あたしとベリーとベアとムーンは船の外の甲板にいるハウレとマルハナの所に行った。
そして船の外の甲板
マルハナ「よっ、サトミちゃん」
主サトミ「"ちゃん"?」
マルハナ「いや、サトミ」
主サトミ「幾ら仮面貴族達に正体バレない様にする為にとはいえ…」
ハウレ「マルハナさん、"ちゃん"付けも呼び捨ても良くない気がするので"様"か若しくは"さん"付けして下さい」
マルハナ「ったくハウレは固いんだよ。なぁ、サトミ」
ハウレ「はぁ、マルハナさん、全然、分かってませんね」
ベア「マルハナさん主様に失礼ですよ、ユウハさんに報告しますよ」
ユウハとは元サルデ家の元主に裏切られ唯一の韓国人の超真面目過ぎる冷静沈着なキャラ、お堅い言葉と言動が特徴的なマルハナとベアと同期で同室の別邸トリオの1人悪魔執事シノメ・ユウハ。
マルハナとは正反対で真逆なキャラだ。
「今回の依頼は船の中です」
同行する悪魔執事は
ベリーとハウレと
そして別邸、悪魔執事の
気だるげな酒豪の執事のマルハナ・カミキと
元副隊長の剣士のベア・ブランと黒猫執事のムーン。
マルハナ「宜しく~主様~」
ベア「主様。宜しく、お願いします。マルハナさん、やる気、出して下さい」
マルハナ「わーってるって~。ベアちゃん」
ベア「本当に分かってますか?」
ベリー「まぁまぁマルハナさんもベアさんも」
すると近くで見てたラムが
ラム「良いなー、ベリーさんとハウさんとハナっちと熊(ベア)さんは僕も主様と行きたかったな」
自分「うん、御免ね。ラム」
ラム「いえ、行ってらっしゃい、主様」
自分「うん、行って来るね」
そしてマスカレード豪華客船当日。
あたしとベリーとハウレとマルハナとベアが今回の代表で、それに相応しい衣装に着替えて正体がバレない様に仮面着けてから豪華客船の仮面舞踏会に来た。
仮面貴族の女1「そうそう、そう言えば、こんな噂が、あるのよ」
仮面貴族の男「あぁ、悪魔執事が3匹も増えたらしいな」
《なっ!"匹"ですって!?》
仮面貴族の女2「特に、あのクローバー家の兵士の元副隊長が目の前で仲間が天使にやられてん之に手足も出なかったんですって」
仮面貴族の男2「こっちが、あいつらに給料払ってやってん之に、いざって時に全然木偶の坊だよな」
仮面貴族の女1「本当よ、正に給料払いの無駄よ。丸で、お金を捨ててる様なもんよ」
仮面貴族の男1「役に立たねぇ駒や道具より役に立つ駒や道具の方が、よっぽど増しだけどな」
遠慮のない仮面貴族達の技と、あたし達に聞こえる様な容赦ない悪い噂話が耳を刺す…
ベア「くっ!」
自分「ベア、大丈夫?」
ベア「はい…俺は大丈夫です…」
仮面貴族の男1「ったく天使だけじゃなくて、あいつら悪魔執事も、いなくなりゃ良いのによ!何で居なくなる、どころか3匹も増えてんだよ13人でも多すぎるのに何で更に3匹も無駄な道具や駒、増やして16人も増やしてんだよ!俺達に、とっちゃ大迷惑だよな!」
主サトミ《なっ!酷い!彼らは何も悪い事してないのに!》
ムーン「僕達…酷い言われようですね…」
あたしは、また以前の薔薇園の時みたいに、その悪魔執事に対する悪い噂をする貴族達にズカズカ歩み寄ってもう1人の二重人格の、あたしで暴言を吐いて成敗してやりたい程ムカついた!
ベア「主様…俺は大丈夫ですよ…」
自分「うん…」
ローズタウンの時みたいな失態は…もう2度と金輪際…出来ない…
ムカつくけど…ここは我慢するしかない…
仮面貴族の女1「それも、これも、あの主が現れてからだよね」
ピクッ!
あたしの噂まで…
仮面貴族の男1「あの主が現れてから悪魔執事の力が増大して天使の力も増大したんだよな」
仮面貴族の女1「あの女が現れてから天使の襲撃だけで済んだのに更に悪魔執事の力を増大させるとか余計な事するわよね」
仮面舞踏会の女2「あの主も序でに居なくなれば良いのよ!」
ベア「主様…俺もう我慢出来ません…」
主サトミ「ベア…?」
見た目はギリギリ笑顔だけど火山爆発寸前で両拳をギュウと握り締めながら
ベア「俺の悪い噂は大概、我慢出来るけど主様の事を悪く言われるのだけは、どうしても許せません!その為にも誤解を解いて、おかないといけません!」
主サトミ「ちょっと…ベア…?」
ベアは悪い暴言を吐く仮面貴族達にズカズカ早歩きで近付いた
ムーン「ベアさんを止めた方が良いですよね?あのまま行ったら間違いなくヤバいですよね?」
主サトミ「うん、そうだね」
ベアは悪い暴言を吐く仮面貴族達に言おうとした所
ベリー「……」
ベア「えっ?ベリーさん?」
ベリー?
仮面貴族の男1「何だ?」
ベリー「申し訳ございません。どうしても我慢出来なくなったので一言、言わせて下さい」
仮面貴族の男2「一言、言わせろだ?何の事だ?」
するとベリーは真剣な眼差しで仮面貴族の見ながら
ベリー「その七色の宝石とても御美しくて綺麗ですね」
仮面貴族の男2「そうだろ。この宝石綺麗だろ。この宝石の価値が分かる奴には分かるんだな」
ベリー「えぇ、とても、あまりの御美しくて思わず惚れてしまいそうです」
仮面貴族の男1「一般庶民には手に入らない品物だ。良く目に焼き付けとけよ」
ベリー「えぇ、そうですね」
するとベリーは小声でするとベアも小声で
ベリー「(ほら、ベアさんも)」
ベア「(えっ?はい)」
ベリーが丸く納めてくれた、お陰でベアの心の怒りの炎も何とか収まった様だ。
ベア「すいません…ベリーさん…俺…」
ベリー「大丈夫ですよ。私もベアさんの気持ちは分かりますから」
ベア「えっ?本当はベリーさんもですか?」
ベリー「えぇ、私達の事は、ともかく主様の事の悪口を言われて怒りを覚えない筈が、ありません。ですが幾ら大切な人の悪く言われたからと言って、そのまま感情を出すのは良い結果を生むとは思えません」
ベア「ベリーさん、俺、悪魔執事としてまだまだ未熟ですね。この間ハウレさんとの模擬戦をしてる最中にマナーより戦闘の事が大事だと思ってました。ですが、マナーマナーも必要だと、今のベリーさんを見てて、その事を今回、改めて今一度、実感しました」
ベリー「大丈夫ですよ。ベアさん」
ベア「ですが、ベリーさん宝石大好きだったのですね。紅茶以外にも興味あったのですね」
主サトミ「そういえば初耳かも」
ベリー「いえ、好きと言う程、嗜んでません」
ベア「えっ?じゃぁ、どうして?」
ベリー「本とかで勉強して、いざと言う時に貴族達に教えてあげられる程には、なろうとは思いました」
ベア「もし宜しければ俺にも宝石の事に関して教えて頂けませんか?」
ベリー「はい、それではベアさんにも、もし宜しければ主様とムーンちゃんにも宝石人関して共有しましょう」
そして数分後、あたしとベリーとベアとムーンは船の外の甲板にいるハウレとマルハナの所に行った。
そして船の外の甲板
マルハナ「よっ、サトミちゃん」
主サトミ「"ちゃん"?」
マルハナ「いや、サトミ」
主サトミ「幾ら仮面貴族達に正体バレない様にする為にとはいえ…」
ハウレ「マルハナさん、"ちゃん"付けも呼び捨ても良くない気がするので"様"か若しくは"さん"付けして下さい」
マルハナ「ったくハウレは固いんだよ。なぁ、サトミ」
ハウレ「はぁ、マルハナさん、全然、分かってませんね」
ベア「マルハナさん主様に失礼ですよ、ユウハさんに報告しますよ」
ユウハとは元サルデ家の元主に裏切られ唯一の韓国人の超真面目過ぎる冷静沈着なキャラ、お堅い言葉と言動が特徴的なマルハナとベアと同期で同室の別邸トリオの1人悪魔執事シノメ・ユウハ。
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