女主と悪魔執事達と黒猫｡

devil･37｡太陽の光を貴方へ･騎士の里･シャル（本編）

あたしがデビルパレスの庭を散歩がてら歩いてると…

執事達の話し声が聞こえて来た…

主サトミ「ん?この話し声はベアだ｡一体何の話してんだろ?」

ムーン「行って見ましょう」

主サトミ「うん､行こう」

あたしとムーンが話し声のする方に行ってみると…

前に立って何か話してるベアと後ろでベンチに座ってるバスティとラムとミヤが居た…

あたしは何時ものように､すかさず間髪入れずに入る｡

主サトミ「ねぇ､皆､何の話してるの?」

執事達は全員あたしの方を向いて立ち上がった｡

ベア「主様､実はですね｡某騎士が天使を倒したと言う絵本の読み聞かせを皆さんに､したんです」

主サトミ「某騎士が天使を倒した絵本の話?」

ミヤ「今度の私の教え子達にベアくんが今の絵本の話を読み聞かせしてくれるんだよ」

主サトミ「そうなんだ､あたしも興味あるな」

ベアの読み聞かせが終わった後…

ベア「次はミヤ先生の読み聞かせが聞きたいです」

主サトミ「あたしも興味あるな｡聞きたい」

ミヤ「分かった｡これは数千年前に私が某騎士､アルに会った話だが」