女主と悪魔執事達と黒猫。

S

文字の大きさ
132 / 257

devil・134。心地良い温度(砂漠に消えた湖・ガモン編)

しおりを挟む
ガモン「主様、両部族の水の戦争も無くなったから、これからは水が使い放題なんすよ」

主サトミ「だから?」

ガモン「砂嵐に身体に付いた砂や汗を落としたく無いすか?」

主サトミ「それは落としたいけど…」

ガモン「ならノープロブレムっすね」

主サトミ「えっ?」

ガモン「主様、早速とある場所まで行きましょう」

ガモンに言われるがまま…とある場所まで行ったら…

ガモン「さ、主様、そこに仰向けになって寝転がって下さいっす♪」

主サトミ「えっ?」

ガモン「俺が主様の髪を洗ってあげるっす♪」

主サトミ「でも…」

ガモン「もう、ほらほら遠慮は無用っすよ♪」

主サトミ「じゃぁ…お願い…ガモン…」

ガモン「へへ、任せて下さいっす♪」

あたしは仰向けに…なって…そこに寝転がった…

ガモン「さぁ、早速、主様の髪を洗うっすよ♪」

ガモンはシャンプーを手に垂らし…

あたしの髪を優しく洗った…

主サトミ「ねぇ…ガモン…目に何か覆うタオルとか無いの?」

ガモン「えっ?何でっすか?」

主サトミ「何か見詰められると集中出来ない…?」

ガモン「俺は全然気にならないっすよ♪寧ろ今まで以上に主様の美しさ綺麗な顔を間近で見られるなんて稀ですからタオルで顔を覆う何て勿体無い事、一切しないっす♪」

主サトミ「えぇーっ!?」

ガモン「ほらほら主様の髪洗い続けるっすよ♪」

ガモンは…あたしの髪を丁寧に優しく洗い上げた…

ガモン「主様の髪は元々、綺麗で美しいっすね♪指通りも良くて、するする洗えるっす♪洗いながら触ってて気持ち良いっす♪」

相変わらずのガモン節に…あたしは何て返事して良いか分からず無言になる…

ガモン「主様、湯加減と洗髪のマッサージ如何っすか」

主様「うん…気持ち良いよ…」

あたしはガモンの洗髪のマッサージが気持ち良くて目を閉じながら…

暫くガモンの…その洗髪の指の感触を味わった…

─心地良い温度・END。別の話に続く─






しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

処理中です...