女主と悪魔執事達と黒猫。

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devil・135。未来を変えるもの(砂漠に消えた湖・ルカ編)

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ルカ「ここの人達が結婚する時は腕にヘナタトゥーを付けるらしいですよ」

主サトミ「ヘナタトゥー?」

ルカ「ですから私も腕にヘナタトゥーを入れて貰ったのです」

主サトミ「そうなんだね」

ルカ「もし宜しければ主様も目立たない場所に腕にヘナタトゥーして見ては如何でしょうか?」

主サトミ「えっ?」

ルカ「大丈夫ですよ。ヘナタトゥーは痛くありません。但し特殊なインクでペイントで入れるので一週間以上は御風呂入って洗っても消えませんけど…如何でしょうか?」

主サトミ「じゃぁ、目立たない所の腕ならヘナタトゥー付けてみたい」

ルカ「はい、畏まりました。私が主様の腕にヘナタトゥー付けましょう」

主サトミ「ルカ、ヘナタトゥー出来るの?」

ルカ「はい、ヘナタトゥーの事、色々、勉強しましたから」

主サトミ「じゃぁ、お言葉に甘えて、ルカにヘナタトゥーやって貰おうかな」

ルカ「はい、お任せ下さい」

【相手側の賓客のテントの中】

ルカ「主様、ヘナタトゥーのやって貰ってる感触は如何ですか?」

主サトミ「思った程…痛くない…」

でもルカの毛の付いた柔らかいペン先が優しく…あたしの腕に…こちょこちょ触れて…くすぐったい…

ルカ「主様?如何なさいましたか?」

急にルカの顔がニコニコしながら近付いた…

主サトミ「何でもない…」

ルカ「おや?そうですか?主様の綺麗で美しい腕にはヘナタトゥーが似合いますね♪」

あたしは無言で照れながら…顔を反らした…

ルカ「主様?ちゃんと私の方を見て下さい」

主サトミ「…っ!」

顔背けられたら流石に気分悪いか…

主サトミ《んっ…んんっ…ルカの柔らかい毛のペン先くすぐったい…》

あたしは…くすぐったいのを声を我慢しながら…

ヘナタトゥーの完成を楽しみにして待った…

─未来を変えるもの・END。別の話に続く─









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