女主と悪魔執事達と黒猫。

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devil・137。夜のおつまみ(執事now・フェネ編)

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フェネ「本当にこの量、入れるの!?」

主サトミ「フェネ?どうしたの?」

フェネ「主様、今夜、俺達2階部屋組は夜の飲み会を、することに、なってるんです」

主サトミ「それが今日なんだね」

フェネ「はい…ですが…ハウレ専用の好物の…お摘み用の激辛スープを作らなきゃならないのですが…」

主サトミ「ハウレは激辛、超好きだもんね」

フェネ「はい…ですが…本当に…このペッパーやタバスコやハバネロやジョロキュアの量を入れなきゃなんないのでしょうか?」

主サトミ「殆ど激辛い調味料、全部入れるんだね…」

フェネ「はい…もう匂いだけでも激辛です」

その激辛スープは見てくれも真っ赤で…どろどろだし…

確かに匂いも激辛い匂いがするので…

フェネは激辛調味料を全種類を少しずつ入れて見た…

フェネ「うーん、でも、俺も、ちょっと味見して見ましょう」

主サトミ「フェネ…?無理しないでね…」

フェネは、その激辛スープを少し小皿に注いで舐めて見た…

フェネ「うん、見た目より辛くない」

主サトミ「えっ?本当に?」

フェネ「…っ!!!ゴホゴホ!!!後から激辛さが来ました!!!」

主サトミ「フェネ!水!」

あたしは透明のグラスに水を汲んでフェネに渡した…

フェネ「申し訳ございません…主様…ありがとうございます…」

主サトミ「ハウレは…よくこんな激辛料理を平気で食べられるよね…フェネも大変だね…」

フェネ「はい…そうですね…でも今夜の飲み会は楽しみです」

主サトミ「今日の飲み会…楽しめると良いね…」

あたしは苦渋な顔をしながら微笑むフェネを心配しながら

今夜の飲み会が楽しめる様に心から願った。

─夜のおつまみ・END。別の話に続く─





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