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devil・235。夜の切り紙(執事now・マルハナ編)
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マルハナ「うし!こんなもんか」
主サトミ「マルハナ、何してるの?」
マルハナ「おぉ、主様、お帰り」
マルハナの手には鋏で紙に切り込みを入れてる様だ。
主サトミ「切り紙してんの?」
マルハナ「あぁ、教会に居た時ガキどもと一緒に切り紙してたんだ」
結露してる窓を見てみると雪の結晶の切り紙が貼られてた。
マルハナ「まぁ、でも、あいつらも今大人に、なったからな、ハッキリ覚えてなくて良いんだよ」
主サトミ「そうなんだ」
マルハナ「あぁ、何と無く、そんな事も、あったなって思ってくれりゃ良い」
マルハナは結露した窓に貼られた雪の結晶を指で、なぞった。
マルハナは、そう言ってるが…
表情が、どこか淋しそうだ…
主サトミ「マルハナ」
マルハナ「ん?どうした?」
主サトミ「あたしも、ここで遊んで良い?」
マルハナ「ここで遊ぶって言うと?」
主サトミ「あたしも雪の結晶の切り紙したい」
マルハナ「あぁ、勿論、良いぜ。雪の結晶切ったら結露した窓に貼るんだぞ」
あたしもマルハナに雪の結晶の切り紙を教わりながら結露した窓に貼って楽しんだ。
少しでもマルハナの淋しさが紛れる様に。
─夜の切り紙・END。別の話に続く─
主サトミ「マルハナ、何してるの?」
マルハナ「おぉ、主様、お帰り」
マルハナの手には鋏で紙に切り込みを入れてる様だ。
主サトミ「切り紙してんの?」
マルハナ「あぁ、教会に居た時ガキどもと一緒に切り紙してたんだ」
結露してる窓を見てみると雪の結晶の切り紙が貼られてた。
マルハナ「まぁ、でも、あいつらも今大人に、なったからな、ハッキリ覚えてなくて良いんだよ」
主サトミ「そうなんだ」
マルハナ「あぁ、何と無く、そんな事も、あったなって思ってくれりゃ良い」
マルハナは結露した窓に貼られた雪の結晶を指で、なぞった。
マルハナは、そう言ってるが…
表情が、どこか淋しそうだ…
主サトミ「マルハナ」
マルハナ「ん?どうした?」
主サトミ「あたしも、ここで遊んで良い?」
マルハナ「ここで遊ぶって言うと?」
主サトミ「あたしも雪の結晶の切り紙したい」
マルハナ「あぁ、勿論、良いぜ。雪の結晶切ったら結露した窓に貼るんだぞ」
あたしもマルハナに雪の結晶の切り紙を教わりながら結露した窓に貼って楽しんだ。
少しでもマルハナの淋しさが紛れる様に。
─夜の切り紙・END。別の話に続く─
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