230 / 257
devil・240。夜のスノードーム(執事now・ボス編)
しおりを挟む
あたしが"ある"執事の、ぶつくさ言ってる声がゴールドリングから聞こえたから
気になって2階に行ってみた。
ボス「珍しい事も、あんだな」
主サトミ「ボス…」
ボス「主様、このスノードームは、あるガキに貰ってな」
ボスはスノードームに視線を移し指差した。
ボス「こないだ天使達から親子を救ったんだが…」
ボスはスノードームを揺らすと
加工された無数の粉雪がハラハラ、ヒラヒラ宙を舞い散った。
ボス「俺にも色々事情があって遅くなったのによその母親は来るのが、おせぇとか、ほざきやがって罵倒しやがったんだ!」
その怒りに…かまけてボスは更にスノードームをブンブン激しく振る…
ボス「そのガキも俺に似合わねぇもん送って来やがって」
ボスの粗暴な口調とは…
ボス「こないだ天使を置いて倒してくれた礼にスノードーム買ったんだとよ」
裏腹に…
ボス「2階部屋に、こんなもん置いたら他の奴らがなんて言うかよ」
ボスは…
ボス「まぁ、でも今のこの冬の季節には雑貨として飾っとくのも良いかも知んねぇな」
本当に…
ボス「自分の小遣いなんて自分の為に使や良いのによ」
心根は優しい。
ボスと言う悪魔執事の新たな1面を改めて垣間見た夜だったのだ。
─夜のスノードーム・END。別の話に続く─
気になって2階に行ってみた。
ボス「珍しい事も、あんだな」
主サトミ「ボス…」
ボス「主様、このスノードームは、あるガキに貰ってな」
ボスはスノードームに視線を移し指差した。
ボス「こないだ天使達から親子を救ったんだが…」
ボスはスノードームを揺らすと
加工された無数の粉雪がハラハラ、ヒラヒラ宙を舞い散った。
ボス「俺にも色々事情があって遅くなったのによその母親は来るのが、おせぇとか、ほざきやがって罵倒しやがったんだ!」
その怒りに…かまけてボスは更にスノードームをブンブン激しく振る…
ボス「そのガキも俺に似合わねぇもん送って来やがって」
ボスの粗暴な口調とは…
ボス「こないだ天使を置いて倒してくれた礼にスノードーム買ったんだとよ」
裏腹に…
ボス「2階部屋に、こんなもん置いたら他の奴らがなんて言うかよ」
ボスは…
ボス「まぁ、でも今のこの冬の季節には雑貨として飾っとくのも良いかも知んねぇな」
本当に…
ボス「自分の小遣いなんて自分の為に使や良いのによ」
心根は優しい。
ボスと言う悪魔執事の新たな1面を改めて垣間見た夜だったのだ。
─夜のスノードーム・END。別の話に続く─
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる