女主と悪魔執事達と黒猫。2

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バスティとの約束(2024年12月3日のXmas、執事個人編)

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Xmasが近付く頃。

あたしはバスティに誘われて雪山に行った。

バスティ「主様…こんな寒い所迄に連れてきて済まない」

主サトミ「あたしは平気だよ。大丈夫だよ」

バスティ「そうか?なら良かった実は心配だったんだ。主様が楽しんでくれなかったらと思うと俺は心配でしょうがなかったんだ」

主サトミ「そんな事ないよ。誘ってくれてありがとう」

【数分後】

雪山のゲレンデに着いた。

バスティ「主様。いきなりの質問で申し訳無いが」

主サトミ「何…?」

バスティ「主様はスキー滑れるか?」

あたしは…もしもの事もあってバスティの質問を濁した…

主サトミ「バスティはスキー滑れるの?」

バスティ「あぁ、ある程度なら滑れるぞ。何なら今から滑って見せようか?」

主サトミ「バスティのスキー見せてくれるの?」

バスティ「あぁ、主様俺のスキー見ててくれ」

バスティは1番上まで登って華麗に綺麗にスィーッと積もってる雪の上を滑った。

そして滑り終わった後。

バスティ「どうだ?主様」

主サトミ「物凄く上手だっ
たよ」

バスティ「良かった。今度は主様もスキーしてみるか?」

主サトミ「えっ?あたしもスキーするの?」

バスティ「あぁ、一応、主様の分のスキー用意してきた」

やけに馬車に沢山に荷物を詰められたと思ったら…

2人分のスキー用具を入れてたからか。

バスティ「どうする?主様無理強いは言わないが」

主サトミ「うん、あたしにもスキー挑戦させて」

バスティ「分かった俺が教えてやろう」

バスティにスキーの滑り方を教わって徐々に…ゆっくりだが…

あたしスキー用具を使って滑る…

バスティ「うん、主様やるじゃないか。筋が良いぞ」

主サトミ「バスティの教え方が上手いからだよ」

バスティ「さぁ、次は橇に乗るぞ」

主サトミ「次は橇に乗るの?」

バスティ「あぁ、但し1つしか無いから2人乗りになるけどな。割りと、でかめに作ったから2人乗りくらい大丈夫だ」

主サトミ「そういう問題かな?2人乗りの橇か…分かった…」

バスティ「良し!じゃぁ、主様が前で俺が後ろに乗るぞ」

あたしが前でバスティが後ろに乗った。

バスティ「主様準備は良いか?」

バスティは…あたしの後ろから耳元で囁きながら…

あたしの体を後ろから抱いた…

主サトミ「…!!」

バスティ「済まない…主様を守るためだ…申し訳無いが下に着くまで我慢してくれ」 

主サトミ「うん…」

あたしが前でバスティが後ろからあたしの体を抱いたまま橇を操作したが…

主サトミ《…近い…》

あたしとバスティとの身体が密着して身体を抱きながら滑ってるから

あたしの心臓が高鳴った…

気になって橇の操作に集中出来ないが…

あたしは極力意識しない様に極力冷静な言動をした…

主サトミ「急スピードで空気が寒いけど滑ると其れがまた堪んなく気持ち良い!」

バスティ「そうか。主様にも楽しんで貰えて良かった」

バスティの手腕が無意識なのか…あたしの身体の下より段々…上に上がってった…

主サトミ「…………!!!!」

今…あたしの胸にバスティの手が…

バスティだって…わざとじゃないんだから…

今は許してあげる…

バスティ「ん?主様の身体の胸が何か…ふわふわ…もふもふモフモフしてるぞ…?」

主サトミ「あっ…バスティ…そんなに…あたしの胸を触って揉んじゃ…ダメ…」

バスティ「はっ…済まない…つい…」

バスティは咄嗟に手を離してしまったが…

主サトミ「バスティ…あたしの身体から手を離しちゃダメ…」

バスティ「だが…其れじゃ…また主様の胸を触りかねなくぞ…」

主サトミ「…………」

あたしは極力冷静を装って滑りながら考えた…

主サトミ「極力…下の御腹の方を掴んで欲しい…けど…どうしても難しいなら上の方を触っても良いよ…」

バスティ「あぁ、分かった」

バスティは片手は…あたしの下の御腹の方を掴んで…

もう片方の手は上の方を触って来た…

主サトミ《うわっ…本当にあたしの言った通り上の胸の方も触るんだ…確かに難しいなら上の方の胸も触って良いとは言ったけど…自分から言っといて今更ダメとも言えない…》

あたしはバスティに上の胸の方も触られて…

心臓が急スピードで高鳴った…

そして一番下まで滑り終わったが…

主サトミ「バスティ…もう滑り終わったから…もう…そろそろ…」

バスティ「ハッ…!済まない…!滑り終わったのに何時までも主様の胸と御腹を触ってるとか済まない…!」

主サトミ「…………」

バスティは…あたしの胸と御腹から手を離そうとするが…

バスティ「なぁ…主様…」

主サトミ「何…?」

バスティ「主様さえ良ければ…もう少し…このまま主様に触れてたい…ダメか…?」

あたしは数秒間…躊躇して考えて無言で頷いた…

バスティ「ありがとう主様」

バスティは暫く…あたしの身体を抱いた儘だ…

バスティ「なぁ…主様今度は…さっきより…もう少し高い所から滑って見ないか?」

主サトミ「えっ?あそこからか」

バスティ「あぁ、大丈夫だ。もしもの時は…また俺が主様の身体を抱いてやるから…」

主サトミ「…………」

バスティは微かにニヤっとしながら1番…高い所まで登って2人で橇に乗って滑った…

─バスティとの約束・END─







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