女主と悪魔執事達と黒猫。2

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ルカとの約束(2024年12月8日のXmas、執事個人編)

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Xmasが近付く頃。

あたしはルカにコテージに誘われて

そこで二人きりでXmasを過ごして欲しいそうだ…

他の執事達と同じなのは味気無いからとの事だ。

あたしはコテージの中に、あるソファーに座った。

ルカ「主様、今回はXmas専用のティーを作って淹れさせて頂きました」

主サトミ「ありがとう、ルカ」

ルカ「主様…今日はこのコテージで折角二人きりですので…このまま甘い時間を過ごしましょう…あんな事や…こんな事して過ごしましょう」

主サトミ「…!!」

ルカが何時も言う甘い事と言えば…

あたしは…それ以上は言葉に出来ない程の恥ずかしい妄想を…してる…

ルカが悪戯に微笑むから…

あたしは…とんでもない恥ずかしい妄想してしまう…

するとルカは…にっこり笑顔で微笑み…

ルカ「主様と一緒に"甘い"ケーキを食べませんか?」

主サトミ「えっ?ケーキ?」

ルカ「はい、主様と"甘い"ケーキが食べたいですし」

えっ?じゃぁ…あたしが今まで恥ずかしい妄想してたのは全部無駄だったって事?

ルカ「おやおや、主様、顔真っ赤ですよ。期待ですか?それとも、がっかりしましたか?」

何時ものルカのからかいだって分かってた筈なのに…

主サトミ「くっ…!」

ルカ「まぁまぁ、ケーキでも食べて落ち着きましょう」

すると…

ルカ「おや?フォークが1つしかありませんね」

主サトミ「何ですって!?」

ルカ「うーん…参りましたね…」

主サトミ「わざとでしょ!」

ルカ「いやいや、もうしょうがないから1つのフォークを2人で使うしかありませんね」

主サトミ「…!!」

ルカ「良いですね。主様」

主サトミ「じゃぁ、あたしを先にケーキ食べさせて」

ルカ「おねだりですね」

主サトミ「言い直さなくて良いから!」

ルカはケーキをフォークで取って

ルカ「はい、主様お口を、あーんて開けて下さい」

あたしは渋々…口を開けた中にルカはケーキをフォークで救って…あたしの口に入れた…

ルカ「主様ケーキの味はどうですか?美味しいですか?」

主サトミ「甘くて美味い」

ルカ「今度は私に食べさせて下さい」

ルカが口を開けて待ってる…

あたしは無言でケーキをフォークで掬って

開けたまま待ってるルカの口にケーキを入れた…

ルカ「本当甘くて美味しいケーキだね」

するとルカは…

ルカ「主様が使用したフォークが私の口の中に触れて何だか、とっても何時も食べるXmasケーキより甘くて美味しいですね♪これって間接キスみたいですね♪」

主サトミ「…!!」

ルカ「今日はXmasの思い出を沢山作りましょうね」

何時も恥ずかしい事を言うルカに…あたしは…

静かに頷いた…

ルカ「ありがとうございます。主様」

からかい上手のルカに

フォークを1本忘れたり

アクシデントやハプニングも…あって散々だったが…

ルカには絶対…言わないけど…

なんだかんだで結構、楽しかった…

こんな感じで、あたしとルカはXmasを二人きりで過ごした。

─ルカとの約束・END─











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