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ベレーとの約束(2024年12月17日のXmas、執事個人編)
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Xmasが近くある頃。
ベレーとは初のXmasを二人きりで過ごす事に、なる。
Xmasが近付くある頃。
あたしは何時もの様にベッドに入って眠ろうと目を閉じたが…
今日は眠りが浅く中々…
眠れない…
キィ…
主サトミ「…!?」
誰かのドアが開く音がした。
ベレー「フフフ、主様も良く眠ってる。起こさないように、そーっと、そーっと」
本当は空気を呼んで寝た振りした方が良いんだろうけど…
ベレーが何しようとしてるのか気に、なったから…
あたしは…ごめん…ベレー…
主サトミ「ベレー…?」
ベレー「えっ…?主様…?起きてたの…?」
主サトミ「中々…寝れなくて…」
ベレー「そっか…バレちゃったか…なら…しょうがないね…」
主サトミ「何でサンタの帽子、被ってるの?」
ベレー「やっぱり気に、なっちゃうよね」
ベレーはサンタ特有の大きい白い袋を抱えてる。
主サトミ「大きい白い袋だね」
ベレー「うん、実は執事の皆が寝てる深夜にXmasプレゼントを配ろうと思うんだ」
主サトミ「そうなんだ」
ベレー「俺が生きた年齢で言うと俺が1番お兄さんだからさ」
主サトミ「でも何でXmas当日じゃなくて今?」
ベレー「うーん、Xmas当日でも良かったんだけど、ほら、執事の皆の誰かが俺の真似してサンタの格好してプレゼント配ったり中には深夜まで起きて酒飲む執事達も居るから今プレゼントを配ろうと思ったんだ」
主サトミ「ベレーは優しいね」
ベレー「そうかな?別に優しくしてるつもりはないけど執事の皆にもXmasを楽しんで欲しいからさ」
主サトミ《それを優しいって言うんじゃないの?》
あたしは心の中でベレーに突っ込んだ。
主サトミ「執事の皆には何のプレゼントをあげるの?」
ベレー「そうだな。ベリーには暖かい手袋とかシラには綺麗な封筒と便箋等だよ」
主サトミ「そうなんだね」
ベレー「勿論、主様にもXmasプレゼントが、あるよ。もう今直接ここで渡した方が良いね」
ベレーが大きい白い袋を、ごそごそした。
主サトミ《何だろう?あたしのXmasプレゼント気になる》
ベレー「はい、これだよ」
ベレーが、あたしに渡したのは
ベレー「マフラーだよ。主様に似合いそうだと思って本当は手編みに、しようと思ったけど流石にと思って買って来たんだ」
主サトミ「色も柄も素敵なデザインのマフラー…」
ベレー「ねぇ、主様そのマフラー今着けて見せてよ」
主サトミ「えっ?」
ベレー「主様が、そのマフラー着けた姿見たいな」
本当はこんな素敵なデザインのマフラー貰うのも申し訳無い気がしたが…
あたしはベレーに彼に甘えたい気持ちが込み上げて芽生えて来た…
主サトミ「ベレーが…このマフラー着けてくれる…?」
ベレー「うん、勿論、良いよ。ベレー兄さんに任せなさい」
ベレーは…あたしの肩に優しく触れながら…
ベレー「ねぇ…主様…こっち向いて…」
ベレーの優しい声が…
あたしの耳元で優しく囁やかれ…
あたしの頬が熱くなって…
それと同時にあたしの心臓も跳ね上がる程…高鳴った…
ベレーは…あたしの首元に優しくマフラーを巻いてくれた…
ベレー「はい、主様、やっぱり、そのマフラー主様に似合ってるね」
主サトミ「そう?」
ベレー「うん、主様が俺にマフラー着けて欲しいなんて甘えん坊さんだね」
主サトミ「…!!」
ベレー「フフフ、からかい過ぎたかな?」
あたしは照れ隠しに話題を変えた…
主サトミ「このマフラー一生、大切に、するね…」
ベレー「主様…ありがとう…」
ベレーは急に…あたしの頭を撫で撫で…しながら髪も優しく…さきながら…
あたしの身体も優しく抱いた…
ベレーは…あたしの頭と髪と身体を触られて優しい愛撫が気持ち良い…
あたしの頬は…さっきより顔から火が出ちゃうくらい熱くなって…
あたしの心臓も…さっきより急スピードで跳ね上がって高鳴り…
あたしは…どう反応して良いか分からず…
話題を反らした…
主サトミ「…あたしも…お返しがしたいな…」
ベレー「そんなの気にしなくて良いのに」
主サトミ「それでも、お返しがしたい」
ベレー「そうだな。だったら、そのマフラー巻いて俺とデートしてくれる?」
主サトミ「…デート…!?」
ベレー「Xmas当日は主様の事を独り占めさせてよ」
自分から…お返しが…したいと食い下がった手前…
断る理由なんか無かった…
でも当日のデートは心から楽しませて貰うつもりだ。
照れ隠しに勿論それをベレーに言うつもりはないけどね。
恥ずかしいから直接ベレーには言葉には出さないけど
ベレー、当日のデートは御願いね。
─ベレーとの約束・END─
ベレーとは初のXmasを二人きりで過ごす事に、なる。
Xmasが近付くある頃。
あたしは何時もの様にベッドに入って眠ろうと目を閉じたが…
今日は眠りが浅く中々…
眠れない…
キィ…
主サトミ「…!?」
誰かのドアが開く音がした。
ベレー「フフフ、主様も良く眠ってる。起こさないように、そーっと、そーっと」
本当は空気を呼んで寝た振りした方が良いんだろうけど…
ベレーが何しようとしてるのか気に、なったから…
あたしは…ごめん…ベレー…
主サトミ「ベレー…?」
ベレー「えっ…?主様…?起きてたの…?」
主サトミ「中々…寝れなくて…」
ベレー「そっか…バレちゃったか…なら…しょうがないね…」
主サトミ「何でサンタの帽子、被ってるの?」
ベレー「やっぱり気に、なっちゃうよね」
ベレーはサンタ特有の大きい白い袋を抱えてる。
主サトミ「大きい白い袋だね」
ベレー「うん、実は執事の皆が寝てる深夜にXmasプレゼントを配ろうと思うんだ」
主サトミ「そうなんだ」
ベレー「俺が生きた年齢で言うと俺が1番お兄さんだからさ」
主サトミ「でも何でXmas当日じゃなくて今?」
ベレー「うーん、Xmas当日でも良かったんだけど、ほら、執事の皆の誰かが俺の真似してサンタの格好してプレゼント配ったり中には深夜まで起きて酒飲む執事達も居るから今プレゼントを配ろうと思ったんだ」
主サトミ「ベレーは優しいね」
ベレー「そうかな?別に優しくしてるつもりはないけど執事の皆にもXmasを楽しんで欲しいからさ」
主サトミ《それを優しいって言うんじゃないの?》
あたしは心の中でベレーに突っ込んだ。
主サトミ「執事の皆には何のプレゼントをあげるの?」
ベレー「そうだな。ベリーには暖かい手袋とかシラには綺麗な封筒と便箋等だよ」
主サトミ「そうなんだね」
ベレー「勿論、主様にもXmasプレゼントが、あるよ。もう今直接ここで渡した方が良いね」
ベレーが大きい白い袋を、ごそごそした。
主サトミ《何だろう?あたしのXmasプレゼント気になる》
ベレー「はい、これだよ」
ベレーが、あたしに渡したのは
ベレー「マフラーだよ。主様に似合いそうだと思って本当は手編みに、しようと思ったけど流石にと思って買って来たんだ」
主サトミ「色も柄も素敵なデザインのマフラー…」
ベレー「ねぇ、主様そのマフラー今着けて見せてよ」
主サトミ「えっ?」
ベレー「主様が、そのマフラー着けた姿見たいな」
本当はこんな素敵なデザインのマフラー貰うのも申し訳無い気がしたが…
あたしはベレーに彼に甘えたい気持ちが込み上げて芽生えて来た…
主サトミ「ベレーが…このマフラー着けてくれる…?」
ベレー「うん、勿論、良いよ。ベレー兄さんに任せなさい」
ベレーは…あたしの肩に優しく触れながら…
ベレー「ねぇ…主様…こっち向いて…」
ベレーの優しい声が…
あたしの耳元で優しく囁やかれ…
あたしの頬が熱くなって…
それと同時にあたしの心臓も跳ね上がる程…高鳴った…
ベレーは…あたしの首元に優しくマフラーを巻いてくれた…
ベレー「はい、主様、やっぱり、そのマフラー主様に似合ってるね」
主サトミ「そう?」
ベレー「うん、主様が俺にマフラー着けて欲しいなんて甘えん坊さんだね」
主サトミ「…!!」
ベレー「フフフ、からかい過ぎたかな?」
あたしは照れ隠しに話題を変えた…
主サトミ「このマフラー一生、大切に、するね…」
ベレー「主様…ありがとう…」
ベレーは急に…あたしの頭を撫で撫で…しながら髪も優しく…さきながら…
あたしの身体も優しく抱いた…
ベレーは…あたしの頭と髪と身体を触られて優しい愛撫が気持ち良い…
あたしの頬は…さっきより顔から火が出ちゃうくらい熱くなって…
あたしの心臓も…さっきより急スピードで跳ね上がって高鳴り…
あたしは…どう反応して良いか分からず…
話題を反らした…
主サトミ「…あたしも…お返しがしたいな…」
ベレー「そんなの気にしなくて良いのに」
主サトミ「それでも、お返しがしたい」
ベレー「そうだな。だったら、そのマフラー巻いて俺とデートしてくれる?」
主サトミ「…デート…!?」
ベレー「Xmas当日は主様の事を独り占めさせてよ」
自分から…お返しが…したいと食い下がった手前…
断る理由なんか無かった…
でも当日のデートは心から楽しませて貰うつもりだ。
照れ隠しに勿論それをベレーに言うつもりはないけどね。
恥ずかしいから直接ベレーには言葉には出さないけど
ベレー、当日のデートは御願いね。
─ベレーとの約束・END─
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