24 / 57
効率より大事な事(ボス編、2024年、執事個人の思い出)
しおりを挟む
12月が近付くある日。
執事達はXmasに向けて準備を進めてる。
あたしはボスと屋敷の中のXmasの飾り付けを手伝ってた。
ボス「よし!こんなもんか。て思ったが、まだ何か寂しいんだよな」
主サトミ「確かに少し淋しい」
ボス「そうだ」
ボスはXmasの飾り付けが入ってる箱を物色し始めた。
その他の場所にも
Xmasの飾り付けが入ってる箱が、ある。
主サトミ「あたしは、あっちの箱を見て持って来る」
タッタッタ
あたしは別の場所にあるXmasの飾り付けが入ってる箱を見て持ってこうとするが…
想定外に…
主サトミ《っしょ!…重い…!》
ボス「主様、その箱は重いらしいな。俺が半分、持ってやるよ」
主サトミ「良いよ。大丈夫だよ。あたし1人で持てるよ」
ボス「全然、大丈夫じゃねぇだろ!無理すんなよ!良いから半分、持たせろよ!」
ボスは半ば強引に、あたしとは反対側の方の箱を向かい合って持った…
ボスの指が少しだけ触れる…
ボスが半分箱を持ってくれたから
半分、軽くなった。
ボス「な?2人で持ちゃ楽だろ?」
主サトミ「…うん…」
あたしが前に進み
ボスが後ろに下がる進みに、なる。
ボス「主様、下には色々設置してたり、やりかけの道具、置いてたりすっからな。気を付けてくれよ」
主サトミ「…分かった…」
ボスと…あたしは細心の注意を払いながらは下に気を付けて歩く…あたしに気遣って歩くペースを…ゆっくりに…してくれるが…
主サトミ《ボス1人で持った方が良くない…?何か…あたしボスの足手まといに…なってる気がするんだけど…》
ボスが不思議そうな顔をしながら…
ボス「主様?どうした?」
主サトミ「ボス1人で持った方が良くないかなって思ってさ…」
ボス「ん?何で、そう思うんだ?」
主サトミ「ボス1人で持った方が早いかなと思ってさ…」
ボス「別に俺は急いでるわけじゃねぇし、それに俺は、ゆっくりの方が性に合ってんだよ」
主サトミ「そうなんだ」
ボス「別に主様は何でもして、やらねぇと、なんねぇ程弱かねぇだろ。まぁ、主様が俺に荷物、預けてぇなら話、別だが」
主サトミ「別にボス1人で持たせたい訳じゃない」
ボス「だろ?じゃぁ、このまま2人で持ってこうぜ。主様も、そっちの方が良いだろ?」
ボスはニヤリと笑いながら…あたしの顔をジーっと見詰めながら…あたしの指に触れてるボスの指がギュッと握られ少し重くなり…
あたしの頬が…じわじわ熱が集まってく事に気付きながら…
あたしとボスは…
Xmasの飾り付けが入ってる重い箱を最後の目的地まで運び続けた…
─効率より大事な事・END─
執事達はXmasに向けて準備を進めてる。
あたしはボスと屋敷の中のXmasの飾り付けを手伝ってた。
ボス「よし!こんなもんか。て思ったが、まだ何か寂しいんだよな」
主サトミ「確かに少し淋しい」
ボス「そうだ」
ボスはXmasの飾り付けが入ってる箱を物色し始めた。
その他の場所にも
Xmasの飾り付けが入ってる箱が、ある。
主サトミ「あたしは、あっちの箱を見て持って来る」
タッタッタ
あたしは別の場所にあるXmasの飾り付けが入ってる箱を見て持ってこうとするが…
想定外に…
主サトミ《っしょ!…重い…!》
ボス「主様、その箱は重いらしいな。俺が半分、持ってやるよ」
主サトミ「良いよ。大丈夫だよ。あたし1人で持てるよ」
ボス「全然、大丈夫じゃねぇだろ!無理すんなよ!良いから半分、持たせろよ!」
ボスは半ば強引に、あたしとは反対側の方の箱を向かい合って持った…
ボスの指が少しだけ触れる…
ボスが半分箱を持ってくれたから
半分、軽くなった。
ボス「な?2人で持ちゃ楽だろ?」
主サトミ「…うん…」
あたしが前に進み
ボスが後ろに下がる進みに、なる。
ボス「主様、下には色々設置してたり、やりかけの道具、置いてたりすっからな。気を付けてくれよ」
主サトミ「…分かった…」
ボスと…あたしは細心の注意を払いながらは下に気を付けて歩く…あたしに気遣って歩くペースを…ゆっくりに…してくれるが…
主サトミ《ボス1人で持った方が良くない…?何か…あたしボスの足手まといに…なってる気がするんだけど…》
ボスが不思議そうな顔をしながら…
ボス「主様?どうした?」
主サトミ「ボス1人で持った方が良くないかなって思ってさ…」
ボス「ん?何で、そう思うんだ?」
主サトミ「ボス1人で持った方が早いかなと思ってさ…」
ボス「別に俺は急いでるわけじゃねぇし、それに俺は、ゆっくりの方が性に合ってんだよ」
主サトミ「そうなんだ」
ボス「別に主様は何でもして、やらねぇと、なんねぇ程弱かねぇだろ。まぁ、主様が俺に荷物、預けてぇなら話、別だが」
主サトミ「別にボス1人で持たせたい訳じゃない」
ボス「だろ?じゃぁ、このまま2人で持ってこうぜ。主様も、そっちの方が良いだろ?」
ボスはニヤリと笑いながら…あたしの顔をジーっと見詰めながら…あたしの指に触れてるボスの指がギュッと握られ少し重くなり…
あたしの頬が…じわじわ熱が集まってく事に気付きながら…
あたしとボスは…
Xmasの飾り付けが入ってる重い箱を最後の目的地まで運び続けた…
─効率より大事な事・END─
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる