熱い日

狭山雪菜

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家族旅行3

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しばらく余韻を堪能していた2人の結合部から、ズルりと抜けた兄は膝立ちのまま、たぷたぷになったゴムの口を縛りベッドに投げた
またひとつ箱からゴムを取る前に、はぁはぁと息の荒いまま起き上がる私
少し勃ち上がっている兄の昂りに手を伸ばし握り、舌を這わす
「っっ美樹っ」
焦る兄をチラリと上目遣いでみるが、兄の昂りに視線を戻し両手で側面を撫で、先端を口に含み舌で形を確かめる
ちゅうちゅうと吸い、白い証を綺麗に舐めとる
「っそこっ…強く…そうっ」
兄の指示の下、丹念に愛でるとむくむくと固さが戻りうっとりとする


ーー私で気持ちよくなってくれてる



「美樹っ美樹」
側面を親指の背でなぞり、ぎゅっぎゅっと押し握る
私の髪に指を絡めた兄は、我慢が出来なくなったのか腰をスライドさせ、口内の奥まで入れる
歯を立てないように注意して、強く吸ったり、舌でぐりぐりとすると

「っ…っぐっ、」


唸る兄の腰の動きが止まった

顔を押さえつけられ口内いっぱいに注がれる熱い白い証を受け止めた
ゴクンゴクンとゆっくり飲み込むと飲みきれないモノが口元から零れる
証が出なくなった頃にちゅうと吸い、口から離すと顎に着いた証を掬い舐め、目の前の下を向いている兄のモノに残る白い証を一滴残らず舐める
綺麗にしていると、またむくむくと上を向く熱にうっとりとしていると、耳元に顔を近づけた兄が
「いれたい」
と低い囁き、ゴムの袋を破り捨て装着するや否や蜜壺へ埋めた






18時半になり、怠い身体を叱咤し起き上がる
たった2時間濃厚な時間が過ぎ、全然足りなかったのだが食事に行くことにした
ドアの前にある鏡を見ながら軽く服と髪を直す
準備出来た兄は背後から私を抱きしめ、頬に首にキスをする
背後にいる兄を見上げて頬に手を添え濃厚なキスをする


このまま続けたらまた始まっちゃいそうな雰囲気のまま、お互いキスを止めるつもりはない


ピリリリリリリリッ

兄の携帯が鳴り、時間が来たことを知らせる
ベッドにある携帯の通話ボタンを押しスピーカーにした兄は
『義春?お父さんがそろそろ行くって言ってるけど大丈夫?』
母の元気な声が部屋に響く
ドアから離れ兄の方へ向かい兄の胸にくっつくと
腰に兄の腕が回りぺたりと隙間なく密着する
「わかった、行くのは3階でいいかな?」
『そうそう!3階の大広間だよ!バイキングのチケットは母さんが持っているから部屋の鍵だけ忘れないで』
そう言って通話が切れた

兄にぴたりくっついた私を兄が更に強く抱きしめると

「…続きは…夜な」

低い声で私の耳を舐めて囁いた


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