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約束
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旅行から帰って次の日生理が来た
それを家の廊下ですれ違いざまに兄に伝えると、そうかと言って触れるキスをして離れ両親のいるリビングへと向かった
私は自分の部屋に戻り荷物を片付けていたら、ピロンと携帯が鳴りメッセージが届いた事を教えてくれた
『ゆっくり休むように、後で温かい飲み物持っていく』
毎回私の生理が重い事を知っている兄が、言葉を掛けてくれた
旅行鞄もしまいベッドに入り横になる
しばらくするとカチャッと静かにドアが開き、湯気が出ている私のマグカップを持って入ってくる兄
音を立てずにドアを閉めると、私は起き上がりマグカップを受け取ると、ちょっといい、と小声で私の背後に身体を入れ抱きしめる
兄に背を預けると、お腹に手のひらを当て円を描き摩る
ホッとして貰った生姜湯を飲む
「…お母さん達は?」
自然と潜めた声に
「母さんはお土産渡しに近所のところ、父さんはリビングで寝てる…だからちょっとだけ、な」
「…うん」
とマグカップをベッドボードに置き、兄に抱きつく
頭を撫でられ静かな時が流れる
「………ちゃんと……ちゃんと考えてる、美樹とのこと、もう中に出しだりしないよ」
離れたくないからとぎゅうと抱きしめる力が強くなる
「…うん…嬉しい」
兄の将来の話に胸がいっぱいになる
「…大学は家より少し遠い所にするけど、美樹の高校に近い所にするから…たまに泊まりに来て欲しい…本当は一緒に住みたいけど…怪しまれるから」
兄の言葉に信じられなくて、顔を上げる
「本当…?行っていいの?」
すると、優しい目で私を見つめ頬に手を添える兄
「もちろん、俺の可愛い彼女だろ」
「うんっ!すごく嬉しい!」
頬に触れる兄の手の上に自分の手を重ねる
近づく顔に瞼を閉じ兄のキスを待った
「…でもね…その…私生理が重いから先週お母さんと婦人科に行ってきてピルを服用してるの、症状が和らぐんだって」
「そうか」
「…だから…その……たまにはゴム無しでして欲しい…です」
顔を真っ赤にして告白すると、兄はつられて赤くなり
「…善処する」
それだけ言ってぽりぽりと頬をかいた
1週間経ち生理も終わり、父の仕事が始まったが母のパート開始は明日となったある夜
明日のお昼過ぎには兄と2人っきりだと思うとドキドキしていた
兄は自室で勉強をして、父はお風呂に入っていた
母はキッチンでお皿を洗っていて、私はテレビを見ていた
ソファーに頭をつけてぼうっと見ていたが
「もう10時よ、寝なさい」
と母に言われたので立ち上がり
「おやすみなさい」
と言って自室へ戻った
部屋に戻り充電中の携帯を取り出し、メッセージチェックする
すると、父が上がってきたのが分かってパタンとドアが閉まる音がした
しばらくネットサーフィンやゲームをしていたら、部屋がシンとしているのに気がついた
携帯の時間を見ると、1時30分になっていた
トイレに行ってから寝ようと、思って廊下に出たら真っ暗だったが、兄の部屋のドアの隙間から光が漏れていた
トイレから出ると、兄の部屋の扉が開いていて、明かりが保安灯になって私を見つけると、手を招く
そろそろと音を立てずに歩き兄の部屋に入るとそっと扉を閉めた兄と向かい合い抱きしめ合う
顎を掴まれ上へ向かせる兄
噛み付くようなキスをされ、久しぶりのキスに溺れた
角度を変え何度も貪るキスに兄の首に腕を回し、引き寄せ更に密着した
永遠とも取れる時間が終わった時、口が離れたが鼻同士がくっつき近くにある口に触れるように、はむはむと空気ごとお互いの口を合わせては離す
「…しばらく一緒にいたい」
兄の言葉に口を開き、踵を上げて美樹は兄の口内へ舌を入れ応えた
それを家の廊下ですれ違いざまに兄に伝えると、そうかと言って触れるキスをして離れ両親のいるリビングへと向かった
私は自分の部屋に戻り荷物を片付けていたら、ピロンと携帯が鳴りメッセージが届いた事を教えてくれた
『ゆっくり休むように、後で温かい飲み物持っていく』
毎回私の生理が重い事を知っている兄が、言葉を掛けてくれた
旅行鞄もしまいベッドに入り横になる
しばらくするとカチャッと静かにドアが開き、湯気が出ている私のマグカップを持って入ってくる兄
音を立てずにドアを閉めると、私は起き上がりマグカップを受け取ると、ちょっといい、と小声で私の背後に身体を入れ抱きしめる
兄に背を預けると、お腹に手のひらを当て円を描き摩る
ホッとして貰った生姜湯を飲む
「…お母さん達は?」
自然と潜めた声に
「母さんはお土産渡しに近所のところ、父さんはリビングで寝てる…だからちょっとだけ、な」
「…うん」
とマグカップをベッドボードに置き、兄に抱きつく
頭を撫でられ静かな時が流れる
「………ちゃんと……ちゃんと考えてる、美樹とのこと、もう中に出しだりしないよ」
離れたくないからとぎゅうと抱きしめる力が強くなる
「…うん…嬉しい」
兄の将来の話に胸がいっぱいになる
「…大学は家より少し遠い所にするけど、美樹の高校に近い所にするから…たまに泊まりに来て欲しい…本当は一緒に住みたいけど…怪しまれるから」
兄の言葉に信じられなくて、顔を上げる
「本当…?行っていいの?」
すると、優しい目で私を見つめ頬に手を添える兄
「もちろん、俺の可愛い彼女だろ」
「うんっ!すごく嬉しい!」
頬に触れる兄の手の上に自分の手を重ねる
近づく顔に瞼を閉じ兄のキスを待った
「…でもね…その…私生理が重いから先週お母さんと婦人科に行ってきてピルを服用してるの、症状が和らぐんだって」
「そうか」
「…だから…その……たまにはゴム無しでして欲しい…です」
顔を真っ赤にして告白すると、兄はつられて赤くなり
「…善処する」
それだけ言ってぽりぽりと頬をかいた
1週間経ち生理も終わり、父の仕事が始まったが母のパート開始は明日となったある夜
明日のお昼過ぎには兄と2人っきりだと思うとドキドキしていた
兄は自室で勉強をして、父はお風呂に入っていた
母はキッチンでお皿を洗っていて、私はテレビを見ていた
ソファーに頭をつけてぼうっと見ていたが
「もう10時よ、寝なさい」
と母に言われたので立ち上がり
「おやすみなさい」
と言って自室へ戻った
部屋に戻り充電中の携帯を取り出し、メッセージチェックする
すると、父が上がってきたのが分かってパタンとドアが閉まる音がした
しばらくネットサーフィンやゲームをしていたら、部屋がシンとしているのに気がついた
携帯の時間を見ると、1時30分になっていた
トイレに行ってから寝ようと、思って廊下に出たら真っ暗だったが、兄の部屋のドアの隙間から光が漏れていた
トイレから出ると、兄の部屋の扉が開いていて、明かりが保安灯になって私を見つけると、手を招く
そろそろと音を立てずに歩き兄の部屋に入るとそっと扉を閉めた兄と向かい合い抱きしめ合う
顎を掴まれ上へ向かせる兄
噛み付くようなキスをされ、久しぶりのキスに溺れた
角度を変え何度も貪るキスに兄の首に腕を回し、引き寄せ更に密着した
永遠とも取れる時間が終わった時、口が離れたが鼻同士がくっつき近くにある口に触れるように、はむはむと空気ごとお互いの口を合わせては離す
「…しばらく一緒にいたい」
兄の言葉に口を開き、踵を上げて美樹は兄の口内へ舌を入れ応えた
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