熱い日

狭山雪菜

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深夜の蜜

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ドアから離れ音を立てずに手を引かれ部屋の真ん中まで歩く
振り返る兄が私を抱きしめると背を摩る
胸板に頬をつけた私は背中に腕を回し抱きしめ返した

ベッドの方へ近寄り、兄が座り私が足の間に座るとギシッとベッドが軋む

「…静かだと音が響くな」
「…そうだね」
小声で話す2人
「…明日…一緒にいれる…?」
「もちろん…ずっとイチャイチャしてよう」
顔を近づけ耳も近づける
「…ねぇ…久しぶりだよ」
「そうだな」
目の前の兄の頬に唇をちゅうと付け、喰む
兄の胸を人差し指指で滑らせ遊ぶ

「…明日…母さんが行く前に一度だけ」
肩を寄せて口を塞ぎ、舌を絡ませる濃厚なキスをする


ベッドの音が響くために、布団を床に敷く兄をベッドから眺めていた
四つん這いで近寄る兄が、私の膝の皿をちゅっとキスを落とし舌を這わす
なぞるように素足を触る兄、太ももの内側に移っていく舌に足を少し上げると付け根にたどり着く
下着の上から喰み、ちゅぅちゅうと吸う
舌で舐めて下着を押すとくちゅっと音がする
「っっ」
声が溢れないように指を噛むと、それに気がついた兄が私の脇に手をやり、抱き上げ床の布団に寝かせる
兄を見つめると私の顔の横に腕をつくと、覆い被され噛み付くキスをされる
何度も何度も久しぶりに深く触れる舌と、口内を味わう
ちゅぅと一度離れると2人の唇に銀の糸が引かれプツリと切れる
首筋に顔を埋める兄が舌を這わし、舐める
ブラを付けていない胸を揉む
腰を揺らし、ぐりぐりと既に昂っている熱が下着に擦り付ける
声が出そうで、どうしようか考えたいのに与えられる愛撫に思考が止まる
布団をぎゅっと握り手繰り寄せ口を隠す
「…ごめん、苦しいよね」
耳元を舐めながら、囁く声は低い小さい
性急に、短パンと下着を取るとあてがわれる昂り

ーーまさかこのままっ?!

目を見開き兄を見ると、既に先端がミチミチと蜜壺を広げ入る
少しずつ侵入する昂りに反応するように溢れて増えていく蜜
中程まで慎重に入ると一気に貫かれた

「ンッ!ンッンッ」
布団である程度声が抑えられるが、出てしまい足がピンっと伸び、身体中にピリピリとした感覚が広がる
それなのに、容赦なく責める兄の腰に足を巻き付け離れないように力を入れる
布団の擦れる音と、ぬちゅぬちゅの音、肌がぶつかる音が静かな部屋に響く

ぐっと押し付けた兄が、蜜壺に熱い証を塗りつけるように注ぐ
熱さに反応するように、美樹も絶頂を迎えた


一度だけのつもりが、もう一度だけとお互い囁き合い声を潜め交わる


さっと綺麗にして、音を立てずに部屋に戻った美樹はベッドに入り、兄にメッセージを送った

『おやすみなさい』
ものの数秒で帰ってきたメッセージには
『おやすみ、好きだよ』
と投げキッスをするスタンプが付いて、ふふふと笑った美樹は幸せな気持ちのまま眠りについた


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