セフレはバツイチ上司

狭山雪菜

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初夜

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どうせやるんだから、と携帯と部屋の鍵だけを持ち、備え付けのスリッパを履いてバスローブ姿で隣の部屋をノックしたら、すぐに開けられ腕を引かれた
バスローブ姿の係長の胸に抱きしめられ、背中に手を回した
すると、さわさわと太ももを触る手がお尻へ移動しバスローブの上から揉む
私は背中に回していた腕を引っ込め
係長の腰に巻いてる紐を引っ張り解く
係長の昂りはすでに勃ち上がり天井を向けていた
指先で先端を触れるか触れないかの絶妙なタッチでくるくるとなぞり、先端から出るツユを伸ばした
「っつ」
と小さい声を出す係長は、私の腰に巻いている紐を引っ張り解く
バスローブの下は何にも身につけていない事に、びっくりする係長は一瞬だけ固まったが、すぐに肩にかかるバスローブを外し床にパサリと落とした
同じく自分のもバスローブを脱ぎ、床に落とした
「…裸で来たの?」
「ダメ…でした?」
「いや、最高だよ」
感極まって、いきなり噛み付くキスをしてくる係長の舌に応える

顔の角度を何度も変えては、近づき肌が触れる面積が大きくなる
係長の首に腕を回し、反対に腰に回る腕が私を引き寄せると全身ぴたりとくっつく
くるくる回りながら部屋の奥に進み、ベッドへ
「ンフッんきゃっ」
私のふくらはぎがベッドの側面に当たるとバランスを崩してベッドへダイブする
くっついていたために、釣られて倒れる係長は覆い被さり、全体重が私を潰す
軽く歯が当たったが、視線が絡むと係長の腰の昂りが私の下半身を擦るように動く


軽く足を広げると太ももを持ち上げ、さらに密着した下半身と昂り


下から突き上げるようにズンっズンっと動かしては、私は膝を立てた
ぬちゅぬちゅと微かに聞こえ
「…もう濡れてるね、これならすんなり入りそう」
耳朶を甘噛みしながら囁く
「…んっ、もう入れてっ」
シャワーを浴びる前から気分が高揚していてすでにびしょ濡れだ
強請るように腰を揺らし、潤む目で見上げた
「…ああ」
「んっつ」
短い返事と共に熱い昂りが蜜壺入口にあたり、そのままぐちゅっと入っていく
「っ狭い…っうねって持ってかれそう」
「…っんっ…おお…きいっ…んっ」
腰を掴みズズッと入っていく昂りが蜜壺をいっぱいに広げては奥へ進みきゅうと締め付ける
休む間もなく一気に進む熱い昂りが、半分ほど埋まるとぐんっと力強く蜜壺を貫く

「ぁああぁんぅっ」
あまりの快感に背が仰反り、シーツを蹴る
動く私の蜜壺から抜けないように腰を掴む手が強くなり、ぐっと抑えつける

「っくっ…つ」
絶頂に達している蜜壺の締め付けに耐えきれなくなった、係長の昂りが弾けドクドクと最奥に注がれる
徐々に満たされていく熱い証に敏感になっている奥が反応し、また達する
はぁはぁっと息も苦しく口で息をすると、係長の口で塞がれ貪られる
ちゅうちゅうと唾液の音が聞こえ、係長の首に腕を回すと、
ズンっと腰が動き出した
ちゅうっと音がして離れた口からこぼれた唾液を舐め首筋に顔を埋める係長

「…っ最高っ…熱くて…俺を離さないっ」
突き上げるスピードが速くなる掠れた声が、ピチャピチャと耳を舐めるから余計に喘ぎに紛れよく聞き取れない
足を係長の腰に巻き付け下半身を合わせ2人で快感を追い求める

くっ、と唸る声が聞こえ、蜜壺が膨らんだ昂りを締め付けると弾けた証がまたら注がれ、その熱さに耐えられずに私も達した
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