僕の兄上マジチート ~いや、お前のが凄いよ~

SHIN

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王道?邪道?乙女なアレ

私の聖女の集い 迷宮トライアル

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 この世界には転生者、異世界人などが結構いて文化が発展しているが、その中にはスマホという物も存在する。私達ご通う学園にはいざというときのスマホが生徒全員に配布されている。
 まあ、学年の連絡網や予定表、緊急連絡など限られたものしか出来ないものだけど。

 そのスマホの機能の一つに解析アプリがある。
 
 学園の卒業生の一人が創ったもので、これを起動して解析するものを写せば簡単なものなら解析してくれるという。一年は、これで自分の解析があっているか確認したりしているものだ。更には、自分自身の文章を暗号化出来たりする。
 これは、とある起業家に目を付けられて本格的に作成する事になったようだ。


 今回の白いカードには炭粉を吹き付けると、複雑な模様が出てきた。それを解析アプリに読ませることで色々な情報を得る事が出来ると言うことのよう。

 そのために複雑な模様はちゃんと綺麗な状態がを維持しないと正確な情報が入らない。鉛筆で擦るのはちょっと危険かと思って炭の粉にしたけど正解でした。


 そこに載っていた情報は簡単に纏めるとこんな感じ。


 身一つで来られたし。
 何日何月何時までに王宮管理の迷宮に集合。
 武器は自分に合った物を1つだけ許可します。
 迷宮にはモンスターもいますので怪我や命の危険もあるかも知れませんが学園こちらは保証しません。
 空間魔法の使用は禁止します。
 食事は現地調達となりますが、調味料の持参は許可します。
 ルールは当日に説明させてもらいます。

 
 以上のことを認め参加の意思がある場合はサインをお願いします。



 ここでもう一度カードを見るとサインする場所が見えてくる。その部分に自分の名前を書き込めばカードが文字を吸い取りまた変哲もないカードへと変化した。



 そして内容的にあまり準備は要らなそうなのでのんびりと過ごし、いよいよ当日。



「皆さん良く集まりました。おやおや、一人程メンバーは変わっているようですけど。」


 カードにあったようにほぼほぼ身一つで集合場所に来ると学園長が歓迎してくれた。そして、先程の言葉である。

 カードを配られた日の言葉を思い出せば分かると思うが、あの調理勝負は上位5名を決めるものだった。カードが渡され今日、ちゃんと集合すること。上位5名と言われていたが5位までとは言われて無いのだ。そう、三日目の参加条件は料理勝負に参加していること、カードを持っていることの2つだ。どうやってカードを手に入れたかわからないが、一人だけあのとき配られた人と変わっているのです。


「まあ、サインも本人の様ですし良いでしょう。それより、そこの君。」
「え、はい。」
「確かカードには身一つでとなっていたと思いますが。その大荷物はなんですか?」
「えっと、そんなこと書かれては‥…。」
「カードを拝見しても?」 


 集まった5人の中で明らかに大荷物を持っていた少女のカードを見た学園長はあれまと目を見開いている。
 彼女のカードには折目がついていたのだ。
 その折り目が解析アプリで影響してしまったのだろう。


「ちゃんとハードケースにいれて渡したのですけどね。まあ、カードを持って現れたので資格はありますね。荷物はこちらで預かりますよ。」
「えっ。待って中にはサバイバルの‥…。」
「皆さんほぼほぼ身一つですから。」


 そう言って学園長は少女の武器らしき短剣と小さなポーチを残して荷物を回収してしまった。大荷物に何が入っているのか気になたので密かに鑑定をかけていたら中には食材とテントとかキャンプかって感じの内容のようでした。


「さて、準備は完了しましたし、ルールの説明ですね。まず、この三日目は3日かけて行われます。」



 かつて、学園の危機を防いだ少女はとうとう皇帝陛下に謁見できると言うところまできた。しかし、学園に隠れていた組織はそれに気づき、少女を消し去ろうとした。

 少女は日中でも暗いモンスターの居る森に逃げ込んだ。謁見まであと3日ある。少女は森の中でナイフ一本と守護獣の助けを借りて3日生き残った。謁見の日、学園から組織の者の息がかかった教師が少女の行方が知れないことを皇帝陛下に伝えようとした所、彼の前にボロボロの少女の姿が現れたのでした。


「と言うことで3日間、この迷宮でサバイバルをしてもらいます。しかも迷宮にはお題が有りまして印を3つ集めてもらう予定です。」
「じゃあ、一つの場所に居られないということだね。」
「ユーラシア嬢、正解です。をかいくぐりモンスターとナイフ一本で凌いだ少女を目標にしているのです。‥…まあ、元々一箇所に居れないと思いますけど。」
「ん?」
 「いえいえ。何でもありません。あ、安心してください。命の危険が迫ると私の使い魔が助けますので。その時点で失格になりますが。」


 ちょっと、意味深な事を聞いた気がするけど、まあ、やっていけばわかるでしょう。

 それよりも迷宮で課題をこなしつつ3日過ごすと言うことでいいのかしら?

 それでどうやって勝敗を決めるのか。


「三日目、皆さんには迷宮を抜けて王城に来て貰います。そこで皇帝陛下に願いを言うのです。」


 なるほど、かつての事を再現するのか。
 そこで印の有無やちゃんとお題をクリアしたか等を調べてくれて、先にゴールしたのが優勝って事か。そしてかつての少女の様にボロボロで願いを伝えると。へえ。面白そうかも。


「それでは皆さん。検討を祈りますよ。」






 
 

________

皆さんいつも読んでいただき有難うございます。

 この度、ちょっと発熱が有りまして、数日お休みします。
 再開は22日には出来たら思っております。
 
 また再開時お読みいただけたら僕は嬉しいです。


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