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10.勝負の夜
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今夜は勝負の夜だ。
ゼインと結婚して初めての夜を迎える。結婚したアルファとオメガがひとつのベッドをともにしてするべきことは何か、経験のないハルでもおぼろげな知識ならある。
なんとかしてゼインに抱いてもらわなければ、世継ぎもできない。よく知らないが、そういう行為が愛情を育むことにも繋がるらしいと聞いたこともある。
「妃殿下、どちらの服をお召しになられますか?」
湯浴みをして丁寧に身体を清めたあと、ロランに見せられたのは三種類の服だ。
一つ目は上下に分かれている一般的なシルクの室内着、二つ目は袖の長い薄布のローブ。ここまではわかる。三つ目は身体を覆う布地面積の少ない、腕や足を露出している透け透けの布でできた服。まるで襲ってくださいと言わんばかりのセクシーな服だ。
部屋まではこの上から足首まであるガウンを羽織っていく。何を選んでも他の人の目にはつかない。
今日は初夜だ。結婚して初めての夜に、夫に見向きもされなかったら惨めな気持ちになる。
ゼインはハルのことなどなんとも思っていないだろう。だとしたら、アルファとしての欲情を掻き立てるしか手立てはない。
「こ、この服にする」
「えっ? どちらにすると?」
「だ、だからこの透け透けの色気のある服に……」
ロランに聞き返されて、ハルは顔を赤らめながら一番露出の多い服を指さす。そんな服を着るのも恥ずかしいが、どうしてもゼインに手を出してもらいたかった。
ロランはすぐに察してくれて、「初夜にはこちらの服が一番よろしいと思います」となけなしのフォローをしてくれる。
それでもハルは服を受け取りながら恥ずかしくてたまらない。きっとやる気満々だと思われただろう。
素肌の上にささっと服を身に着けて、上からガウンを羽織る。
部屋に帰る道すがら、どうやったらゼインを誘惑できるのか思考を巡らせる。しかし、まったくなんのアイデアも浮かんでこない。
「それでは妃殿下、おやすみなさいませ」
王太子の部屋まで付き添ってくれたあと、ロランは丁寧に挨拶をして、いなくなった。
ここから先は、ゼインとふたりきりだ。
部屋の中を進んでいくが、ゼインは応接間にも居間にもいない。最後の寝室の扉をそっと開けると、窓のそばに立ち、静かに外を眺めているゼインがいた。
月明かりに照らされているゼインは神秘的だった。完璧な容姿だと見惚れてしまうほどだが、その姿はどこか寂しげだった。言葉にするのは難しいが、すべてを失った孤高の狼のような、手を伸ばしてその背中を抱きしめたくなるような、強い孤独をゼインから感じた。
「なにを突っ立っているんだ?」
振り返ったゼインが呆れた顔でハルを見ている。
自分だってさっきからずっとそこに突っ立っていたくせに、とハルは思ったが、ぐっと言葉を飲み込んだ。
「先に寝てろ。俺は少し考えたいことがあるから後から寝る」
先に寝ろということは、ゼインは今夜ハルを抱く気はないのだろう。妃になったからと言って、興味のないオメガに触れるのは嫌なのかもしれない。
でもそれはハルの想定内だ。
ハルは返事をせずに、その場でガウンを脱ぎ、ベッドの上に無造作に置く。
ハルが身に纏っている薄布の服は、胸元が大きく開いている。下半身を覆うのは膝より上の丈の布地で、左右ともに大きく切りこみが入っていて、足を動かすと太腿が露わになる。当然、下着は一切身に付けていない。
ハルは薄布一枚の格好で、ゆっくりとゼインに近づいていく。ゼインはハルの姿を見て、驚き固まっていた。
「ゼインさま」
ハルはゼインの胸板に頬を寄せる。
「私を抱いてください……」
それ以上の言葉は何も思い浮かばなかった。直接的すぎるなと思ったが、ゼインにはっきりと気持ちを伝えたかった。
「な、なにをバカなっ……!」
ゼインは狼狽している。
「俺の前でそんなはしたない格好をするなっ!」
ゼインは慌ててベッドにあったハルのガウンを取り、ハルの身体を覆い隠す。
「はしたない、って……」
恥を忍んでこんな格好をして、「抱いてください」とまで言ったのに、はしたないと言われた。
夫を誘って性交を拒まれるなんて、なんて惨めなのだろう。恥ずかしくて今すぐここからいなくなりたい。
「なんてことをするんだ! 俺だけじゃない、誰に対してもこんな格好を見せるな」
ゼインにきつく言われて、ハルの心はずーんと沈んでいく。王家の一員になったのにアルファをベッドに誘う真似をするなんて、やってはいけないことだったのか。
「……お前がこんなことをするわけがない。わかった。フラデリック家の者に、早く俺との子どもを作れと急かされているんだな?」
「違います……父上たちはそんなことは言いません」
「フン。どうだろうな。どうせ俺たちは政略結婚だしな」
ゼインはハルを見下している。その冷たい視線がハルの胸にグサグサと突き刺さる。
「最初に言っておくが、俺はお前を抱いたりしない」
ハルの不安は的中した。やはりゼインは政略結婚の妃などに愛情を注ぐ気はないらしい。
「お前とはキスもしない。そんなことになったら離婚だな」
これはゼインの警告に違いない。ゼインにキスでもしようものなら、即座にハルを切り捨てるつもりなのだろう。
「はい。承知しました」
ゼインの嫌がることはしたくない。そこまで言われてゼインにすがる気にもなれない。
「ごめんなさい……着替えてきます……」
ハルは自分の引き出しから室内着を取り出した。それを抱えて、隣の部屋に逃げ出そうとしたら、ゼインに止められた。
「ここにいろ。俺が出て行く」
ゼインは有無を言わさずに、寝室から出て行った。バタンと閉じられた扉の音が妙に耳に残る。
ハルは部屋の隅っこで着替えをしながら、泣きたくないのに目に涙がにじんできた。
ゼインの言うとおりだ。
どんな魅惑的な格好をしていようと、嫌いなオメガを抱くアルファがどこにいる? ゼインと心を通わせてもいないのに、なぜこんな安易な真似をしてしまったのだろう。
ゼインに好かれるどころか、余計に嫌われてしまった。
「あーあ……」
着替えを終えたハルは、ベッドに潜り込んだ。大人ふたりが寝ても余裕のあるくらい大きなベッドだ。
そのベッドの端っこに横になる。ゼインの安眠の妨げにならないように、ゼインにこれ以上嫌われないように、できるだけ離れて寝るようにしなければ。
そういえばハルの着替えが終わったのに、ゼインが寝室に戻って来ない。怒ってどこかへ行ってしまったのだろうか。
「どうすればいいんだろう……」
ゼインと仲良くやっていきたい。でもそのための方法がまったく思い浮かばない。
結局あれこれ考えているうちに、ハルはそのまま眠りに落ちた。
ゼインと結婚して初めての夜を迎える。結婚したアルファとオメガがひとつのベッドをともにしてするべきことは何か、経験のないハルでもおぼろげな知識ならある。
なんとかしてゼインに抱いてもらわなければ、世継ぎもできない。よく知らないが、そういう行為が愛情を育むことにも繋がるらしいと聞いたこともある。
「妃殿下、どちらの服をお召しになられますか?」
湯浴みをして丁寧に身体を清めたあと、ロランに見せられたのは三種類の服だ。
一つ目は上下に分かれている一般的なシルクの室内着、二つ目は袖の長い薄布のローブ。ここまではわかる。三つ目は身体を覆う布地面積の少ない、腕や足を露出している透け透けの布でできた服。まるで襲ってくださいと言わんばかりのセクシーな服だ。
部屋まではこの上から足首まであるガウンを羽織っていく。何を選んでも他の人の目にはつかない。
今日は初夜だ。結婚して初めての夜に、夫に見向きもされなかったら惨めな気持ちになる。
ゼインはハルのことなどなんとも思っていないだろう。だとしたら、アルファとしての欲情を掻き立てるしか手立てはない。
「こ、この服にする」
「えっ? どちらにすると?」
「だ、だからこの透け透けの色気のある服に……」
ロランに聞き返されて、ハルは顔を赤らめながら一番露出の多い服を指さす。そんな服を着るのも恥ずかしいが、どうしてもゼインに手を出してもらいたかった。
ロランはすぐに察してくれて、「初夜にはこちらの服が一番よろしいと思います」となけなしのフォローをしてくれる。
それでもハルは服を受け取りながら恥ずかしくてたまらない。きっとやる気満々だと思われただろう。
素肌の上にささっと服を身に着けて、上からガウンを羽織る。
部屋に帰る道すがら、どうやったらゼインを誘惑できるのか思考を巡らせる。しかし、まったくなんのアイデアも浮かんでこない。
「それでは妃殿下、おやすみなさいませ」
王太子の部屋まで付き添ってくれたあと、ロランは丁寧に挨拶をして、いなくなった。
ここから先は、ゼインとふたりきりだ。
部屋の中を進んでいくが、ゼインは応接間にも居間にもいない。最後の寝室の扉をそっと開けると、窓のそばに立ち、静かに外を眺めているゼインがいた。
月明かりに照らされているゼインは神秘的だった。完璧な容姿だと見惚れてしまうほどだが、その姿はどこか寂しげだった。言葉にするのは難しいが、すべてを失った孤高の狼のような、手を伸ばしてその背中を抱きしめたくなるような、強い孤独をゼインから感じた。
「なにを突っ立っているんだ?」
振り返ったゼインが呆れた顔でハルを見ている。
自分だってさっきからずっとそこに突っ立っていたくせに、とハルは思ったが、ぐっと言葉を飲み込んだ。
「先に寝てろ。俺は少し考えたいことがあるから後から寝る」
先に寝ろということは、ゼインは今夜ハルを抱く気はないのだろう。妃になったからと言って、興味のないオメガに触れるのは嫌なのかもしれない。
でもそれはハルの想定内だ。
ハルは返事をせずに、その場でガウンを脱ぎ、ベッドの上に無造作に置く。
ハルが身に纏っている薄布の服は、胸元が大きく開いている。下半身を覆うのは膝より上の丈の布地で、左右ともに大きく切りこみが入っていて、足を動かすと太腿が露わになる。当然、下着は一切身に付けていない。
ハルは薄布一枚の格好で、ゆっくりとゼインに近づいていく。ゼインはハルの姿を見て、驚き固まっていた。
「ゼインさま」
ハルはゼインの胸板に頬を寄せる。
「私を抱いてください……」
それ以上の言葉は何も思い浮かばなかった。直接的すぎるなと思ったが、ゼインにはっきりと気持ちを伝えたかった。
「な、なにをバカなっ……!」
ゼインは狼狽している。
「俺の前でそんなはしたない格好をするなっ!」
ゼインは慌ててベッドにあったハルのガウンを取り、ハルの身体を覆い隠す。
「はしたない、って……」
恥を忍んでこんな格好をして、「抱いてください」とまで言ったのに、はしたないと言われた。
夫を誘って性交を拒まれるなんて、なんて惨めなのだろう。恥ずかしくて今すぐここからいなくなりたい。
「なんてことをするんだ! 俺だけじゃない、誰に対してもこんな格好を見せるな」
ゼインにきつく言われて、ハルの心はずーんと沈んでいく。王家の一員になったのにアルファをベッドに誘う真似をするなんて、やってはいけないことだったのか。
「……お前がこんなことをするわけがない。わかった。フラデリック家の者に、早く俺との子どもを作れと急かされているんだな?」
「違います……父上たちはそんなことは言いません」
「フン。どうだろうな。どうせ俺たちは政略結婚だしな」
ゼインはハルを見下している。その冷たい視線がハルの胸にグサグサと突き刺さる。
「最初に言っておくが、俺はお前を抱いたりしない」
ハルの不安は的中した。やはりゼインは政略結婚の妃などに愛情を注ぐ気はないらしい。
「お前とはキスもしない。そんなことになったら離婚だな」
これはゼインの警告に違いない。ゼインにキスでもしようものなら、即座にハルを切り捨てるつもりなのだろう。
「はい。承知しました」
ゼインの嫌がることはしたくない。そこまで言われてゼインにすがる気にもなれない。
「ごめんなさい……着替えてきます……」
ハルは自分の引き出しから室内着を取り出した。それを抱えて、隣の部屋に逃げ出そうとしたら、ゼインに止められた。
「ここにいろ。俺が出て行く」
ゼインは有無を言わさずに、寝室から出て行った。バタンと閉じられた扉の音が妙に耳に残る。
ハルは部屋の隅っこで着替えをしながら、泣きたくないのに目に涙がにじんできた。
ゼインの言うとおりだ。
どんな魅惑的な格好をしていようと、嫌いなオメガを抱くアルファがどこにいる? ゼインと心を通わせてもいないのに、なぜこんな安易な真似をしてしまったのだろう。
ゼインに好かれるどころか、余計に嫌われてしまった。
「あーあ……」
着替えを終えたハルは、ベッドに潜り込んだ。大人ふたりが寝ても余裕のあるくらい大きなベッドだ。
そのベッドの端っこに横になる。ゼインの安眠の妨げにならないように、ゼインにこれ以上嫌われないように、できるだけ離れて寝るようにしなければ。
そういえばハルの着替えが終わったのに、ゼインが寝室に戻って来ない。怒ってどこかへ行ってしまったのだろうか。
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