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9、お家デート①〜side 尊〜
⑦
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「じゃあ気を取り直して撮りますよ?」
「これ尊くんへの贈り物だから尊くんが持つべきじゃない?」
「いえ、拓真さんのが似合うので持っていてください。それに僕の手は携帯と拓真さんで塞がってますから」
「本当は俺がそれやりたかったのに…」なんて可愛いことを呟きながら、少し不服そうにこくりと頷いた。ここで突っ込んだら期限を損ねてしまいそうなので僕は聞こえないフリをした。
「拓真さん携帯見てください、はいチーズ」
寄り添いながら花束を持って撮るなんて、すごい写真だ。まるで記念日みたい。実際付き合った記念なんだけど、写真にして客観的に見ると、少しくすぐったい気持ちになった。
「どう?いい感じに撮れた?」
拓真さんが携帯を覗こうとグッと近付いてきた。サラサラの髪が目の前で揺れて、そこからは日焼けしていない白い首筋がしなやかに伸びている。こんな色っぽい後ろ姿目の前に出されて手を出さないなんて、男じゃないよね。なんて僕は何に言い訳しているのかわからないけど、欲望に任せて拓真さんの首筋を強く吸い上げた。
「いっ…え、なに?チクッとしたんだけど」
「…それだけですか」
強く吸いすぎたせいで、拓真さんから可愛い声は引き出せなかった。けれどその代わりに真っ赤な痕がしっかりと白い肌に残っていた。
拓真さんは何をされたのか分かってない様子だ。言ったらまた「変態」とか言われそうなので、僕は黙っておくことにした。
「写真も撮りましたし、サンドウィッチ食べましょう」
「あ、そうだった。もうお腹ペコペコ」
そう言って拓真さんは持っていた花瓶を机の上に置いた。そしてサンドウィッチを眺めながら何か言いたそうにチラチラと僕の方を見てきている。またこれも何か言いたいけど迷っているんだな。だいぶ拓真さんのことが分かってきた気がする。何か言いたくてもなかなか言えない人なんだ。僕には遠慮してほしくないし、いつかなんでも言える関係になれたらと思う。まぁ目下の気掛かりは、今拓真さんは何が言いたいのかだよな。こういうことは直接聞くのが一番だとさっき学んだ。
「気になることがあるなら気にせず言ってください」
「あ、そうだよね。これも写真撮っていい?一応メニュー化前のものっていいのかなって思って、迷ってたんだ」
大体そわそわと言いたそうにしている時は、僕にとっては大したことないことで拓真さんは悩んでいる。
「これは拓真さんのための特別仕様なので大丈夫ですよ」
「そうなの?こんなにオシャレなのに出さないなんて勿体ない」
拓真さんに出したサンドウィッチには断面が綺麗に見えるように色使いにこだわったり、飾り付けに食材で花を作ったものをあしらった。我ながら少し気合いを入れすぎたとは思うけど、さすがにこれを出すのは作るの時間がかかる。
「お店で出すにはちょっと作るのに時間がかかるんですよね」
「そっか、俺だけが独り占めして申し訳ないな」
そう言いながらも拓真さんは嬉しそうに笑った。
「これ尊くんへの贈り物だから尊くんが持つべきじゃない?」
「いえ、拓真さんのが似合うので持っていてください。それに僕の手は携帯と拓真さんで塞がってますから」
「本当は俺がそれやりたかったのに…」なんて可愛いことを呟きながら、少し不服そうにこくりと頷いた。ここで突っ込んだら期限を損ねてしまいそうなので僕は聞こえないフリをした。
「拓真さん携帯見てください、はいチーズ」
寄り添いながら花束を持って撮るなんて、すごい写真だ。まるで記念日みたい。実際付き合った記念なんだけど、写真にして客観的に見ると、少しくすぐったい気持ちになった。
「どう?いい感じに撮れた?」
拓真さんが携帯を覗こうとグッと近付いてきた。サラサラの髪が目の前で揺れて、そこからは日焼けしていない白い首筋がしなやかに伸びている。こんな色っぽい後ろ姿目の前に出されて手を出さないなんて、男じゃないよね。なんて僕は何に言い訳しているのかわからないけど、欲望に任せて拓真さんの首筋を強く吸い上げた。
「いっ…え、なに?チクッとしたんだけど」
「…それだけですか」
強く吸いすぎたせいで、拓真さんから可愛い声は引き出せなかった。けれどその代わりに真っ赤な痕がしっかりと白い肌に残っていた。
拓真さんは何をされたのか分かってない様子だ。言ったらまた「変態」とか言われそうなので、僕は黙っておくことにした。
「写真も撮りましたし、サンドウィッチ食べましょう」
「あ、そうだった。もうお腹ペコペコ」
そう言って拓真さんは持っていた花瓶を机の上に置いた。そしてサンドウィッチを眺めながら何か言いたそうにチラチラと僕の方を見てきている。またこれも何か言いたいけど迷っているんだな。だいぶ拓真さんのことが分かってきた気がする。何か言いたくてもなかなか言えない人なんだ。僕には遠慮してほしくないし、いつかなんでも言える関係になれたらと思う。まぁ目下の気掛かりは、今拓真さんは何が言いたいのかだよな。こういうことは直接聞くのが一番だとさっき学んだ。
「気になることがあるなら気にせず言ってください」
「あ、そうだよね。これも写真撮っていい?一応メニュー化前のものっていいのかなって思って、迷ってたんだ」
大体そわそわと言いたそうにしている時は、僕にとっては大したことないことで拓真さんは悩んでいる。
「これは拓真さんのための特別仕様なので大丈夫ですよ」
「そうなの?こんなにオシャレなのに出さないなんて勿体ない」
拓真さんに出したサンドウィッチには断面が綺麗に見えるように色使いにこだわったり、飾り付けに食材で花を作ったものをあしらった。我ながら少し気合いを入れすぎたとは思うけど、さすがにこれを出すのは作るの時間がかかる。
「お店で出すにはちょっと作るのに時間がかかるんですよね」
「そっか、俺だけが独り占めして申し訳ないな」
そう言いながらも拓真さんは嬉しそうに笑った。
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