追放されたもの同士の冒険者パーティー 

東風谷 六花

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『稲妻の狩人』にて。
魔法使いフロスト。戦士メリア。神官エレナ。
現在のメンバーはこの3人だけだ。最近1人抜けた。というか、追い出した。
「いや~、マジでヴィクターいなくなってせいせいしたよね~。」
「うん。剣士のくせに毒とか使いやがって、気味が悪かったからな。」
「厄介払いできたね。ほんとよかった。」
「てか、あいつ今ごろどうしてると思う?」
エレナからの質問に、あたしは少し考えた。が、そんな必要はないことに気づいた。
「そんなん決まってるじゃん。その辺で路頭に迷ってるって。」
「あはは、確かに~。」
「あのさ。あいつ追い出してから、なんか調子悪くね?」
「えー、なにそれ~?あいつが必要だったとか、言う訳じゃないよねー。」
あたしは不機嫌そうな顔をする。
「んなわけないじゃん。別の人いれね?って言ってんの。」
「おー、名案名案。ちょうどあいつの居場所なくなるし。」
エレナもこえーこと考えんな。やばっ!名案!
「ま、とりま今日の依頼やろ?」
「おけ~。そんじゃ、まずダンジョン行こか。」
「了解。」
しばらく歩くと、スパスラが出てきた。
「あ、スパスラだ。」
「スーパースライムな。」
あきれながらフロストが言う。
「まぁまぁ、細かいことはどうでもよくて、いつものいくよ!」
「どんと来い!フリーズレイン。」
「ホーリーリストレイント。」
エレナが作った光の拘束に、フロストのつらら攻撃。
そこから、あたしのメリアスラッシュをお見舞いするってわけ。
「りゃあああああああ!どーだっ!」
「さすがにやったっしょ。」
あたしは手応えを感じた。いつもとおんなじ感じ。これならダイジョーブだよね?
「ってあれ?やられてない?なんで!?」
「とりあえず下がって。アイシクルアロー!」
氷の矢が降り注ぎ、スライムを射貫く。そしたら、スライムは逃げていった。
「お、やった!?」
しばらくすると、たくさんのスライムが出てきた。なんか真ん中に集まっている。
「ナニコレ!?どーゆーじょーきょー?」
「やばい。これは。まじで。でも、前倒せた。いけるよ。」
「やばいの!?じゃ、あれやるよ!きょーりょくたのむ!」
「「もちろん!」」
「アイシクルソード!」
フロストが氷の剣を作る。
「エンチャントホーリー!」
そこに、光のこうかを付与する。
「ブレイブスラッシュ!」
そして、あたしが斬り込む!
「あれ?」
「どうした、メリア。」
「全然、効かない……。なんで?」
「またまた、ご冗談を。って、やばくね?やっぱ新メンバー必要だったんだよ。逃げんぞ。」
「わかった。メリア、行くよ!」
「え、エレナも?ちょっと、ちょっとおおお!」
スライムが攻撃してきた。もちろん避けるけど。
「やばっ」
てか、なんか息が苦しくなってきたような……。毒ガス!?やば
「フロ、スト!」
返事がない。
「えれ、な…?どっち…か、へんじ…して……てば……」
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