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第2章 再び現れるライバル、そして試される仲間との絆

運動会 結果発表

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医者「左鎖骨さんの骨折についてはですね、えー大変申し上げにくいんですけれどもですね、まーそのつまりなんと言うか、全治までに時間がかかると言いますかそうでないと言いますか、あー要するにまとめだけ言いますとですね、んーなんか恥ずかしいなぁてへぺろ、なすび、全治70000年という歳月を要するんじゃないですかねぇ??」

7万年後。

左鎖骨さん「お前ら何してたんだよおおおおおおおお!!!!」
僕「すいません」
右鎖骨ちゃん「すいません」
「いやもうまじで。俺がいないだけでこんなストーリー展開とかするか普通?! 神レベルで神だろ」
「すいません」
「すいません」
左鎖骨さん「俺がいない間の話さ、どうなってたの?」
「見てきたら?」
「見てくる」
右鎖骨ちゃん「でさ、どうする?」
「え?」
「あいつすげえ怒ってたぞ」
「だから?」
「これボケなしで言うとさ、言い訳どうする」
「大丈夫僕を信じろ考えあるから」
「任せるわ」
「…………………………」
「…………………………」
「ひまぁ」
「暇だわー…」
「あいつ読むの遅くね?」
「基本あいつ馬鹿だしな」
「そうそう、ツッコミ気取ってる割にカルシウム足りないよね」
「ツッコミ悪いの俺らのせいにするけどさ、お前のせいだっつーの」
「あーうぜー」
「いっそ骨折したままでよかっ
「しっ。帰ってきたっぽい」
左鎖骨さん「ただいま」
「おかえりなさいませご主人様」
「足舐めましょうかいやむしろ舐めさせて」
左鎖骨さん「どゅわああああああああ!!!!」
「足ってか脇むしろ全身」
「骨までもぎ取ってしゃぶりたい」
左鎖骨さん「言いたいことありすぎて頭がパンク、今整理中」
「内臓とかもみもみしたいよね」
「眼球をこりこりしたいわ」
左鎖骨さん「そもそも小説中のボケってさ、ストーリー進めつつの会話でボケる感じじゃん? 何ストーリーでボケてんの天使かよ」
「すみません全部右鎖骨ちゃんの責任です」
「すみません全部僕の責任です」
左鎖骨さん「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

ん。

左鎖骨さん「お前ら五月蝿えええええええええええええええ!!!!!!!!!」

お。

左鎖骨さん「ボケとかそもそもいらねえんだよおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」
僕「左鎖骨さんが壊れた」
右鎖骨ちゃん「仕方ない、やっぱり僕がツッコむ
左鎖骨さん「わけねえだろおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

大丈夫?

左鎖骨さん「おっけ、大丈夫。落ち着いた」

あざす。

左鎖骨さん「これからは真面目にストーリー進めるんで、よろしく」

でも、あれは読者の方々にツッコんでもらうっていう新ジャンルを…。

左鎖骨さん「なんか言った?」
僕「いいえ」
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