ゾンビと戦う僕がボケると、左鎖骨さんがツッコんでくれる

風枝ちよ

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第2章 再び現れるライバル、そして試される仲間との絆

運動会 寝ても覚めても運動会

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左鎖骨さん「タイトルと本文の差がすごい」
回復系の仲間「いつまで運動会ネタ引っ張るの?」
右鎖骨ちゃん「終わるまで」
左鎖骨さん「早く終わって」



それを感じて、みんなは足を止めた。今までの雑魚とは、オーラが圧倒的に違っていた。別に怯んだわけではない、決して。
「みんなは足を止めた」と書いたが、それは誤りである。ただ1人、足を変わらず進めた人がいた。
武力系の仲間である。

知識系の仲間「いやまて、そいつ今までとちが
武力系の仲間「とりゃあ」

ドーン。
撃破。

知識系の仲間「なんでもない」
武力系の仲間「? ならいいが」
僕「あーネタがない……」
右鎖骨ちゃん「中ボスで引っ張ろうとしたのに武力系の仲間が殺してしまうからね~」
左鎖骨さん「メタ視点で責めるのやめろ」
武力系の仲間「すいません」
右鎖骨ちゃん「仕方ない、僕と武力系の仲間で漫才しようか」
左鎖骨さん「無茶振りが非道い」



ー漫才ー



僕「どぉもおおおお!! 僕です!」
武力系の仲間「武力系の仲間です!」
「2人合わせて、んー何にする?」
「2人合わせて、【壊れかけの腕時計~海の底での恋愛小説~】です!」
「お願いしまーす」
「まああのー…」
「なんでしょうか?」
「ゾンビの中ボス的な存在を空気読めずについうっかり倒してしまった時の、謝罪の方法について学ぼうと思う」
「そういうシチュエーションっていうのはあるあるですからね、読者の皆様も参考にしていただけたら」
「じゃあ、俺、謝られる方やるから」
「僕が謝る方ね」
「よーい、はい」
「すみません、お詫びに牛丼あげるんで!」
「許す」
「以上、漫才でした~」
「続いて、次のネタに行きますね~」
「次はね、間違えて焼きソバの液体ソースを先に入れてしまった時の対処法」
「あるあるだな」
「よーい、はい」
「俺、これだけはテクってますから」
「あ、液体ソース後なのに先に入れちゃったー」
「そういう時はだな、焼きソバだからお湯を捨てるだろ?」
「うん」
「だからその時に、捨てるお湯から液体ソースの粒子だけを、」
「うん」
「こうして、こう!」
「うん」
「そしたら相手がこう来るから、こう!」
「うん」
「からの相手がこうして、こう来て、それをこう!」
「うん」
「最後にこう来たやつをこうして、こう!」
「うん」
「あざした~」

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左鎖骨さん「もうお前ら帰れ」
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