DT腐男子の妄想録

風枝ちよ

文字の大きさ
56 / 79
美術部

攻め目線

しおりを挟む
「ちわーっす!」
「美術室では静かにしようね?」

美術室に入ると、今日も先輩がカンバスに向かっている。

「わかったっす!」

俺の声に、先輩が少し迷惑そうな顔になる。

「で、先輩にお願いがあるんすけど」
「……何?」

先輩の目を見る。
先輩の目はすごく綺麗で、風景とかはこの人の目にはどう見えているんだろう。
多分俺なんかとは見え方が違うんだろうな。

「ちんこ見せてくださいっす!!」

先輩の顔が歪む。

「何?」
「ちんこっす! ちんこが見たいんすよ」

自分の見ればいいんじゃない? って顔をする。
自分のだと意味ないんすよ。

「自分のだとよくわかんないじゃないすか」
「なんで見たいの?」
「今度の作品で描こうと思うんすよ」

哀れみの視線。
蔑むような、避けるような。
凍るような、凍らせるような。

「だから、見せてくださいっす!」

先輩は色々迷ってたっぽいんだけど、俺が推したせいかわかんないけど、とにかく先輩のちんこが見られることになった。
俺すげえ。

「先輩のちんこって、綺麗っすね……」

先輩の赤い顔を下から覗く。

「早く終わらせてよ……///」
「まだ見てたいっす!」

スケッチブックと4Bの鉛筆を取り出す。
新しいままの紙に、先輩のちんこをなぞる。
鉛筆が紙を削る音が美術室の中に響く。

「ノーマル状態じゃなくて覚醒状態も見ときたいっすね」

何言ってるか自分でもわかってない。

「フェラしたら勃つんすかね?」

舌をチロ、と出す。

「嫌、なんすか……?」
「嫌じゃ、ないけど」
「ならいいじゃないすか!」

先輩のちんこを掴む。
れろ、と舌を這わせる。

「ん……っ///」

先輩の甘い声が鼻から抜ける。

「あれ、気持ちいいんすか?」
「…そんなこと、ないけど……っ!////」

れろれろ、と何度も舌を行き来させると、先輩のちんこが勃ち上がってくる。

「ちんこは気持ちいいって言ってるっすよ?」
「……ぁんっ!////」

クチュ、と先端を舐めると、先輩のちんこが跳ねる。
ちょっと可愛い、と脳が思う。
クチュクチュ、と舐める。

「ぁ……はんっ////」
「こんくらいでいいすかね」

チュパ、と音を立てて唇を離す。
大きくなったちんこを見ながら、スケッチブックに鉛を落としていく。

「裏ってこんななってるんすね……」

裏に出てる血管を視線で辿って、紙に写す。

「後ろも見ていいすか?」
「え?」
「後ろっす、後ろ」

先輩の身体は見た目以上に軽くて、簡単に動く。

「後ろも描くの…?」
「描かないわけないじゃないすか」

後ろも眺めて、スケッチブックに形をなぞる。

「……ひぁんっ!////」

触ると、柔らかく指が沈む。

「意外に柔いんすね」
「ん……ひゃふっ!?////」

舌を這わせるとピチョ、と水音がして。

「なんで、舐めてるの……っ///」
「ん? 参考になるじゃないすか」

何言ってるんだろ。
俺の中の常識的な部分は、変態的で非常識な欲望に掻き消される。

「ぁ…ゃんっ///」

ヌプ……ッ

「あひゃんっ!////」

先輩の中はあったかくて、柔らかく包まれて。

「なんで挿れてるの……///」
「参考っすね」

サンコーって言っておけば大丈夫な気がしていた。
俺は神。
中が絡んでくる。

「ん……ぁん…はぁっ////」

気付いたら入っていて、俺の理性はもう仕事してない。

「ゃっ! …んぁ……ぁっ////」

腰を動かすと先輩の中が吸い付いてくる。
現実味なんてないはずなのに、俺のちんこは先輩の中をきっぱりと感じている。

「ゃ……////」

奥を突く。
何が参考なのかよくわかんなくて、挿れていいのかもわかってなくて、ただ気持ちよくて。
俺のちんこは先輩の中に突き刺さっている。
奥をまた突く。

「ぁんっ!////」

ぐ、と深く入って。
中がきゅっと締め付けて。

「……んぁああっ!//////」

俺と先輩は、同時に絶頂を迎える。
意味わからないままに、俺は頭を白に染める。
俺の白を先輩に注ぐ。



「ちわーっす!」

後日。
また俺の声に先輩がうんざりした顔になる。
今日は大きめの封筒を持っている。

「もうちょっと静かにできないかな?」
「了解っす!!」

眉間の皺。

「つか先輩、聞いてほしいんすけど」
「どうしたの?」
「作品、完成したんすよ」

先輩の顔が少しだけ緩む。

「見せて?」
「でもなんか不完全っていうか、なんかアレなんすよ」

なんかアレって日本語変だな。

「いいから」

先輩が封筒を奪う。
中から紙の束を取り出して眺める。

『んっ…優馬ゆうまダメだってぇ……///』
吹雪ふぶきの肌って綺麗だな……///』
『んっ! ゃあんっ!////』
『吹雪……っ!///』

先輩の顔が、喜ばなきゃいけないのと嫌悪感に挟まれて複雑に歪む。

「どうすか?」
「モザイク入ってるけど?」
「モザイク入れないと消されるんで」

参考のために見た意味はなかった。

「けど、他は結構うまくないすか?」
「他は、ね」

先輩は優しく微笑む。
こういう表情を描いてみたい、と思った。
そのためには参考を見ねば。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

創作BL短編集

さるやま
BL
短編まとめました。 美形×平凡、ヤンデレ、執着・溺愛攻め多め

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
 漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。  漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。  陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。  漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。  漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。  養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。  陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。  漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。  仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。  沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。  日本の漁師の多くがこの形態なのだ。  沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。  遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。  内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。  漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。  出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。  休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。  個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。  漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。  専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。  資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。  漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。  食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。  地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。  この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。  もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。  翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。  この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

壁乳

リリーブルー
BL
ご来店ありがとうございます。ここは、壁越しに、触れ合える店。 最初は乳首から。指名を繰り返すと、徐々に、エリアが拡大していきます。 俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。 じれじれラブコメディー。 4年ぶりに続きを書きました!更新していくのでよろしくお願いします。 (挿絵byリリーブルー)

処理中です...