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二十五話
「まあでもこれで乙女ゲームは無くなったか」
「そうだね。ストーリーの最後まで行かず自滅してくれたのは助かったよ」
「フィーが色々対策していたのが功を奏したものね」
うんうんとシスティアを抱き寄せながら思いを馳せる。
4歳の時に前世を思い出し、真っ先に調べたのは国と貴族の名前。もしかしたら前世の小説や漫画の世界かもしれないという可能性を確認したかったからだ。
調べて分かったのはここが前世でいう乙女ゲームの世界っぽいという事。
前世で僕と親友が推しのキャラにそっくりという理由だけでストーカーのごとく付きまとっていた女がやっていた乙女ゲーム。気になって親友とやってみた事があった。
そして何の因果か転生先が乙女ゲームの世界で、しかもそっくりだと言われたクエスフィールになっていて軽く絶望した。だって強制力で自分の意思とは関係なくヒロインに愛を囁くなんて嫌だったし。前世を思い出した瞬間、目の前にいた推しのシスティアに結婚を申し込んだ自分にはヒロインは不要なのだ。
だから強制力が効くかを確認した。ゲームの知識を利用し、課金アイテムの魔法パウダーと魔法香水が本当にあるかを調べた。実際あったけど魔法パウダーは厳重管理されていて貴族でも手に入れる事が出来ないもので、魔法香水は問題を起こしていた。
これは排除できるのではと前世の知識を利用して6歳で資料を持ちプレゼン、危険物として魔法香水を回収・懲罰対象にする事に成功。魔法パウダーの扱いの差異と魔法香水を排除出来た事で強制力は無いと確信。
第二王子であるミハエルにも協力してもらい、学院が管理しているダンジョンのレベルアップなど、乙女ゲームに関係しているものを少しずつ改変。一番の変わり様はクエスフィールとミハエルの婚約者との関係と4人の能力の違いだ。
ゲームでは婚約者との関係はそこそこ又はあまり良くない。実際は溺愛レベルの関わりっぷりに相思相愛。学習、魔法、体術全てにおいて熟し、ゲームで何事も中途半端だったミハエルは魔法より剣術が得意、淑女の中の淑女だったアラベラは鉄扇を駆使する武闘家タイプに。大人しくオドオドしていたシスティアも治療師としてしっかりしているし、僕クエスフィールもゲームと違い剣も使うけど魔法中心の戦い方をする。
要は乙女ゲームそっちのけでイベント『ダンジョン踏破』だけをやるアクションRPGガチ勢の様なキャラになったのだった。
そんな気が合った4人はパーティーを組み、じゃんじゃかとダンジョンに潜り踏破。A級冒険者となり親から「お前達は何処を目指しているんだ」と学院を卒業したら政治の中枢に身を置く身なのにと呆れられている。
そう言われてもレベルが上がってく感じと、ダンジョンを完全踏破する達成感が好きだからやめたくないんだよなぁ。
「アリサもいなくなった事だしこれで学院も落ち着くだろうね」
「平和になりますわね」
疫病神がいなくなった事を実感したからか、生徒会室の空気がほんわかしたものになる。
「じゃあお祝いでどっかダンジョン潜ろうぜ」
「いいね。久々にタイムアタックする?」
「そうですわね、南西にあるトコなんていかが?」
「前より強くなったから突貫でいけそうだね」
「ではポーション系用意しますね」
「戦闘糧食買いに行かないと」
アリサの事で頭を悩まされる必要が無くなった4人はダンジョンへ潜る話で盛り上がるのだった。
「そうだね。ストーリーの最後まで行かず自滅してくれたのは助かったよ」
「フィーが色々対策していたのが功を奏したものね」
うんうんとシスティアを抱き寄せながら思いを馳せる。
4歳の時に前世を思い出し、真っ先に調べたのは国と貴族の名前。もしかしたら前世の小説や漫画の世界かもしれないという可能性を確認したかったからだ。
調べて分かったのはここが前世でいう乙女ゲームの世界っぽいという事。
前世で僕と親友が推しのキャラにそっくりという理由だけでストーカーのごとく付きまとっていた女がやっていた乙女ゲーム。気になって親友とやってみた事があった。
そして何の因果か転生先が乙女ゲームの世界で、しかもそっくりだと言われたクエスフィールになっていて軽く絶望した。だって強制力で自分の意思とは関係なくヒロインに愛を囁くなんて嫌だったし。前世を思い出した瞬間、目の前にいた推しのシスティアに結婚を申し込んだ自分にはヒロインは不要なのだ。
だから強制力が効くかを確認した。ゲームの知識を利用し、課金アイテムの魔法パウダーと魔法香水が本当にあるかを調べた。実際あったけど魔法パウダーは厳重管理されていて貴族でも手に入れる事が出来ないもので、魔法香水は問題を起こしていた。
これは排除できるのではと前世の知識を利用して6歳で資料を持ちプレゼン、危険物として魔法香水を回収・懲罰対象にする事に成功。魔法パウダーの扱いの差異と魔法香水を排除出来た事で強制力は無いと確信。
第二王子であるミハエルにも協力してもらい、学院が管理しているダンジョンのレベルアップなど、乙女ゲームに関係しているものを少しずつ改変。一番の変わり様はクエスフィールとミハエルの婚約者との関係と4人の能力の違いだ。
ゲームでは婚約者との関係はそこそこ又はあまり良くない。実際は溺愛レベルの関わりっぷりに相思相愛。学習、魔法、体術全てにおいて熟し、ゲームで何事も中途半端だったミハエルは魔法より剣術が得意、淑女の中の淑女だったアラベラは鉄扇を駆使する武闘家タイプに。大人しくオドオドしていたシスティアも治療師としてしっかりしているし、僕クエスフィールもゲームと違い剣も使うけど魔法中心の戦い方をする。
要は乙女ゲームそっちのけでイベント『ダンジョン踏破』だけをやるアクションRPGガチ勢の様なキャラになったのだった。
そんな気が合った4人はパーティーを組み、じゃんじゃかとダンジョンに潜り踏破。A級冒険者となり親から「お前達は何処を目指しているんだ」と学院を卒業したら政治の中枢に身を置く身なのにと呆れられている。
そう言われてもレベルが上がってく感じと、ダンジョンを完全踏破する達成感が好きだからやめたくないんだよなぁ。
「アリサもいなくなった事だしこれで学院も落ち着くだろうね」
「平和になりますわね」
疫病神がいなくなった事を実感したからか、生徒会室の空気がほんわかしたものになる。
「じゃあお祝いでどっかダンジョン潜ろうぜ」
「いいね。久々にタイムアタックする?」
「そうですわね、南西にあるトコなんていかが?」
「前より強くなったから突貫でいけそうだね」
「ではポーション系用意しますね」
「戦闘糧食買いに行かないと」
アリサの事で頭を悩まされる必要が無くなった4人はダンジョンへ潜る話で盛り上がるのだった。
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